
院長:高木お気軽にご相談ください!
こんにちは、湘南カイロ平塚整体院の高木です。寝ている最中に、すねの前側が突然キューッとつって、痛みで目が覚めてしまう、そんな経験はありませんか。
とっさにふくらはぎがつった時と同じように伸ばしてみても、なぜか痛みが引かない、そんな戸惑いを感じた方も多いと思います。今回は、夜間に起こりやすいすねの痛みへの正しい対処法について、詳しくお伝えしていきます。




ふくらはぎとすねでは、伸ばす方向がまったく逆になることを知っておいてください
夜中に起こる足のつりといえば、ふくらはぎを思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、すねの前側がつることも決して珍しくありません。ここでは、その仕組みについて見ていきましょう。
すねの前側には、前脛骨筋という筋肉があります。この筋肉は、つま先を上に持ち上げる動きを担っています。日中に長時間歩いたり、立ち仕事が続いたりすると、この筋肉が使いすぎの状態になり、疲労が蓄積していきます。
加えて、就寝中は体が冷えやすく、血流が悪くなりがちです。疲労した筋肉に冷えが重なることで、寝ている間に突然、筋肉が痙攣を起こしてしまうのです。
汗をかいた後に水分補給が不十分だったり、体内のミネラルバランスが崩れていたりすることも、筋肉の異常な収縮に関わっているとされています。日中の活動量が多かった日ほど、こうした要因が重なりやすくなります。
ここが最も大切なポイントです。ふくらはぎがつった時、多くの方はつま先を手前に引く伸ばし方を思い浮かべると思います。しかし、すねの場合はこれが逆効果になってしまうのです。
すねの前側の筋肉は、ふくらはぎとは反対の働きをする筋肉です。ふくらはぎのつりと同じように、つま先を天井方向へ反らせる伸ばし方をしてしまうと、すでに痙攣している前脛骨筋をさらに収縮させてしまい、痛みが強まる可能性があります。
すねがつった時は、つま先を下に向ける方向へ、ゆっくりと足首を動かすことが正しい対処法です。この違いを知らずに間違った方向へ伸ばしてしまう方が、実は少なくありません。
足の指でグーを作るように足指を握り込むのも効果が期待できます。この動きも、すねの筋肉を伸ばす方法になります。
夜中に急につった場合、無理に立ち上がろうとせず、まずは布団の中で対応することをおすすめします。仰向けやあぐらのような姿勢で、つった側の足首を、つま先が下を向くようにゆっくりと動かしてみてください。
手で足の甲を軽く支えながら、じんわりと前側が伸びる感覚を確認しましょう。痛みのない範囲で10秒から20秒ほど、その姿勢を保ってみてください。呼吸を止めず、ゆっくりとした呼吸を続けることも大切なポイントです。
少し落ち着いてから試せる方法として、正座に似た姿勢も効果的とされています。膝を立てて座り、足の甲を床につけるようにすると、前脛骨筋が自然と伸びていきます。ただし、痛みが強い場合はこの姿勢を無理に行わず、まずは仰向けでの方法から始めてください。
一度すねがつる経験をすると、また同じことが起きるのではないかと不安になりますよね。ここでは、日頃から取り入れやすい予防のポイントをまとめます。
| タイミング | 意識したい習慣 |
|---|---|
| 入浴時 | 湯船にしっかり浸かり、すねまわりを温める |
| 就寝前 | 軽くすねを伸ばすストレッチを習慣にする |
| 日中 | こまめな水分補給とミネラルの摂取を意識する |
特に、就寝前の軽いストレッチは、夜間の痙攣を予防する上で効果的だとされています。足元が冷えやすい方は、レッグウォーマーなどで冷え対策をすることも大切です。
ここまでお伝えしたストレッチや予防習慣は、その場の対処として大切なものです。しかし、当院の立場からもう一つお伝えしたいことがあります。それは、すねがつる背景に、体の使い方そのものの問題が隠れている場合があるという点です。
すねの前側にある筋肉は、歩く時の衝撃を吸収したり、足首を安定させたりする重要な役割を担っています。足のアライメントの乱れや、扁平足、あるいは日常的な姿勢の崩れがあると、この筋肉に一方的に負担が集中しやすくなります。
すねが繰り返しつる背景には、筋肉だけでなく足の使い方や姿勢の崩れが関わっていることがあります。ストレッチや水分補給だけでは、この根本的な負担の集中を解消できない場合があるのです。
すねの痛みを軽視して同じ負担をかけ続けると、症状が慢性化し、日常生活の歩行時にも痛みが現れるようになることがあります。最悪の場合、脛骨に疲労骨折が起こる可能性もあるため、早めの対処が大切です。
夜間にすねがつる経験を繰り返している場合、その場のストレッチだけでなく、なぜその筋肉に負担が集中しているのかを見極める必要があります。
すねの痛みの原因は一つではなく、足のアライメントや筋力バランス、日常の姿勢など、複数の要因が複雑に絡み合っていることがほとんどです。湿布や痛み止めで一時的にやり過ごしても、原因が残ったままでは同じ症状を繰り返してしまいます。
当院では、独自の検査によって一人ひとりの原因を丁寧に見極め、根本からの改善を目指した施術を行っています。夜中の痛みに悩まされる毎日から抜け出したいと考える方は、どうか一人で悩まずにご相談ください。

