
院長:高木お気軽にご相談ください!
こんにちは。湘南カイロ平塚整体院の高木です。手が痺れて病院へ行ったのに、「CTやMRIでは異常ありません」と言われて困っていませんか?異常がないと言われても、実際には指がジンジンする。仕事をすると前腕までパンパンになる。これでは不安が残りますよね。
今回は手の痺れと前腕筋群の関係について、画像検査で異常がない場合に考えたい原因も含めてお話しします。手の痺れで仕事や趣味が思い切り出来ずに悩んでいる方は、是非一度お読みください。




画像で大きな異常がなくても、神経や筋肉の働きまで問題がないとは限りません
結論からいうと、画像検査で明らかな異常が見つからなくても、手の痺れが続くことはあります。CTやMRIはとても大切な検査ですが、すべての神経症状を画像だけで判断するわけではありません。
CTやMRIでは骨や椎間板、腫瘍など、身体の構造的な変化を確認できます。重大な病気を除外するためにも大切です。一方で、末梢神経への軽い圧迫や動作によって変化する症状では、画像だけでは原因を特定しにくい場合があります。
「画像で異常なし」という結果は、手の痺れそのものが気のせいという意味ではありません。
前腕には、手首や指を曲げたり伸ばしたりする筋肉がたくさん集まっています。パソコンやスマホ、料理などで指を動かすときも、実際には前腕の筋肉が盛んに働いています。そして前腕の中には、手の感覚や運動に関係する正中神経、尺骨神経、橈骨神経などが走っています。
神経は首から出て、肩や腕、肘、前腕を通り、最終的に手や指へ向かいます。途中で負担を受ければ、その先で痺れを感じることがあります。ただし、「前腕の筋肉が硬い=必ず神経を圧迫している」という単純な話ではありません。
仕事が忙しい日ほど前腕が張り、それと一緒に手の痺れも強くなる方がいます。この場合は、前腕を含めた手の使い方を確認する価値があります。マウスを強く握る、スマホを長時間持つ、包丁を握り続けるなどの動作では、前腕の筋肉を何度も使います。
同じ筋肉ばかり使えば疲労し、筋肉や腱周辺の動きが悪くなることがあります。そこで神経の走行する場所への負担が重なる場合もあります。
前腕を揉むと一時的に楽になる方ほど、筋肉の硬さだけでなく、なぜそこへ負担が集中しているのかまで確認することが大切です。
「手が痺れる」といっても、親指が痺れるのか、小指なのか、手の甲なのかによって考えられる神経は違います。どの指に症状が出ているかは、原因を探す大切な手がかりです。
親指、人差し指、中指を中心に痺れる場合は、正中神経が関係している可能性があります。代表的なのが手根管症候群です。正中神経は前腕も通るため、手首だけでなく肘から前腕の途中で負担を受けるケースもあります。
小指と薬指の小指側が痺れる場合には、尺骨神経が関係することがあります。肘の内側で圧迫される肘部管症候群などが代表的です。肘を曲げていると痺れが増える方は、前腕をほぐすだけでなく肘周辺も確認する必要があります。
手の甲の親指側などに違和感がある場合には、橈骨神経など別の神経が関係することもあります。つまり「前腕が硬いから」と一括りにせず、痺れる場所から神経の経路を考えることが必要なんです。
正中神経の圧迫というと手根管症候群を思い浮かべる方が多いですが、神経は手首より上でも負担を受けます。例えば肘から前腕へ向かう場所で圧迫される円回内筋症候群があります。
円回内筋は、手のひらを下へ向ける動作に関係する前腕の筋肉です。その周辺を正中神経が通っています。そのため前腕の痛みや張りが強く、手首だけを治療しても症状が変わらない場合には、前腕側も確認する必要があります。
もちろん、自分で「円回内筋が原因だ」と決めつける必要はありません。複数の検査を組み合わせて判断することが大切です。
前腕がパンパンだと、つい強く揉みたくなりますよね。筋肉の疲労が強い場合には、軽く動かしたり休ませたりすると楽になることはあります。
しかし、神経に圧迫や刺激が加わっている場合は、前腕を揉むことだけで原因が解消するとは限りません。強く押したときに指先へビリッと痺れが走るなら、その場所を何度も刺激するのはおすすめできません。
筋肉をほぐすことと、神経のどこに負担があるのかを見極めることは分けて考えましょう。
手の痺れで頚椎のMRIを撮り、「大きな異常はありません」と言われた方もいます。その場合、次に考えたいのが首から手まで続く末梢神経の経路や身体の使い方です。
神経は首から手まで一本の経路でつながっています。肘や手首、前腕など、途中のさまざまな場所で負担を受ける可能性があります。さらに肩が前へ入り、肘や手首ばかり使う姿勢が続けば、前腕の筋肉にも繰り返し負担がかかります。
「首のMRIが大丈夫だったから原因不明」で終わるのではなく、症状がどの動作で変化するかを見ることも重要です。
痺れが続いている場合、症状によっては神経伝導検査や筋電図などが必要になることがあります。これらは神経の電気的な働きを調べる検査です。CTや一般的なMRIと目的が違うため、画像で大きな異常がなくても追加で検査が行われることがあります。
特に感覚が明らかに低下している、握力が落ちた、物を頻繁に落とすといった場合は、自己判断で様子を見続けないでください。急に片側の手足が痺れた、力が入らない、言葉が出にくいなどの症状があれば、筋肉の問題と考えず速やかな医療機関への受診が必要です。
CTやMRIで異常なしと言われると、「もう原因は分からないのかな」と不安になりますよね。しかし画像は原因を探すための大切な情報の一つであって、身体の動きや神経の状態をすべて表すものではありません。
湘南カイロ平塚整体院では、痺れている指を確認したうえで、首や肩、肘、前腕、手首の動きまで検査します。前腕筋群に強い緊張があるのか、手首や肘に負担が集中しているのか、姿勢によって症状が変化するのかも確認していきます。
前腕をほぐすだけで改善する方もいれば、手首や肘、首など別の場所を一緒に考える必要がある方もいます。私が大切にしているのは、「MRIで異常なしだから問題なし」「前腕が硬いからそこが原因」と簡単に決めつけないことです。
手の痺れでは、神経がどの場所で負担を受け、その背景にどんな身体の使い方があるのかを丁寧に調べることが大切だと考えています。パソコンを普通に使いたい、夜しびれずに眠りたい、料理や家事を気にせず続けたい。そんな日常を取り戻したいですよね。
検査で異常なしと言われたのに痺れが続き、一人で原因を探し続けている方も、いつでもご相談ください。今の身体を一緒に確認していきましょう。


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