緊張型頭痛

緊張型頭痛とは

緊張型頭痛とは、頭全体が締め付けられるような重い痛みが特徴的な頭痛です。頭にヘルメットをかぶったような圧迫感や、万力で締め付けられるような感覚として表現されることが多く、多くの場合は両側の頭部に痛みが現れます。

痛みの強さは軽度から中等度で、日常生活は送れるものの、集中力の低下や不快感を伴います。片頭痛のようにズキズキと脈打つ痛みではなく、重く鈍い痛みが数時間から数日間続くのが特徴です。

緊張型頭痛は日本人に最も多い頭痛タイプで、15歳以上の日本人のおよそ5人に1人が悩んでいるとされています。世界的にも有病率は38％と報告されており、一次性頭痛の中で最も頻度の高い疾患です。

特に働き盛りの成人に多く見られ、現代社会のストレス増加やデスクワークの普及により、患者数は増加傾向にあると考えられています。

緊張型頭痛を放置すると、症状が慢性化し、月に15日以上頭痛が起こる「慢性緊張型頭痛」に進行する可能性があります。

この状態になると、痛み止めが効きにくくなり、薬物の使用過多による頭痛（薬物乱用頭痛）を併発するリスクが高まります。また、持続的な痛みにより集中力や作業効率が著しく低下し、仕事や日常生活に深刻な支障をきたします。

さらに、慢性的な痛みはうつ病や不安症を引き起こす可能性があり、心身両面での健康状態が悪化する恐れがあります。

緊張型頭痛の原因

2005年に治療家になって以来、緊張型頭痛でお困りの方を数多く施術してきました。症状の程度は人それぞれですが、病院で付き合って行くしかないと言われて、薬で数時間症状を抑えるだけしか出来ない、それはなぜでしょうか？

これまでの検査結果や施術経験から断言できるのは、緊張型頭痛の原因はひとつではなく、いくつかの要因が複雑に絡み合っているということです。

緊張型頭痛の主な原因として、以下のようなことが考えられます。

緊張型頭痛はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

この複数の原因が引き金となり、頚椎の可動域現象や首から肩にかけての筋肉が緊張し、神経と血液の流れが悪くなることで頭痛を引き起こします。更に、頭部への血流が不足することで細胞の再生や新陳代謝が上手くいかなくなり、症状を発生させます。

それの原因は人によって違い、単に電気をかけたり冷やしたりするだけでは、全ての問題は取り切れません。薬を飲んでも原因が残ったままでは、すぐに症状は再発してしまいます。

1人1人の原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。緊張型頭痛でお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

緊張型頭痛への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

痛み止め（NSAIDs）や筋弛緩薬を処方し、症状の緩和を図ります。慢性化している場合は抗うつ薬が使用されることもあります。

痛み止めは一時的な症状緩和にとどまり、根本的な原因解決にはなりません。また、頻繁な使用により薬物乱用頭痛を引き起こすリスクがあります。

理学療法

首や肩の筋肉をほぐすマッサージや温熱療法、ストレッチ指導などにより筋緊張の改善を目指します。

効果を実感するまでに時間がかかり、継続的な通院が必要です。また、保険適用の回数制限により十分な治療を受けられない場合があります。

生活指導

ストレス管理やリラクゼーション法、正しい姿勢の指導、適度な運動の推奨などが行われます。

具体的な改善方法が曖昧で、患者自身の努力によって実施する部分が大きく、継続が困難な場合が多くあります。

緊張型頭痛を改善するために

まずはあなたの緊張型頭痛の原因を検査によって明らかにします。施術だけでも一時的に症状を緩和させることはできますが、原因を正しく解明できていなければ、根本から改善することはできないからです。

当院は、一般的な治療院では行わない、経験と科学を融合させた独自の検査で、緊張型頭痛の真の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を示し患者さんと共有し、施術を進めていきます。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が問診を行い、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では、身体の変化や症状の波を見逃さないように、当院は検査から施術まで院長が全て行うようにしています。症状だけでなく、人を診ることで変化を見逃さないため、高い治療効果があります。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、手術は避けたい方、他の治療院に通院して効果がなかった方も、諦めずに当院にご相談ください。

緊張型頭痛のQ＆A

緊張型頭痛は自然に治りますか？

軽度であれば安静により痛みが緩和するケースもありますが、適切なケアを行わないとも再発と突然の重症化をする可能性があります。症状の原因が残ったままで、患部をかばうような生活をし続けることで、突然重症化して再発症する可能性もあります。一度症状を感じたら早期の対処が重要です。

緊張型頭痛の人がやってはいけないことは？

長時間の同じ姿勢の維持、過度なストレス、睡眠不足、痛み止めの乱用は避けるべきです。また、急激な温度変化や過度な運動も症状を悪化させる可能性があります。

緊張型頭痛と片頭痛の違いは何ですか？

緊張型頭痛は両側性で締め付けるような痛みが特徴で、片頭痛は片側性でズキズキと脈打つような痛みです。また、片頭痛には吐き気や光・音過敏を伴うことが多いです。

薬を飲み続けても大丈夫ですか？

痛み止めの長期使用は薬物乱用頭痛を引き起こすリスクがあります。週に1-2日程度の使用にとどめ、根本的な原因改善を目指すことが重要です。

運動をすると頭痛は改善されますか？

適度な有酸素運動は血流改善やストレス軽減効果があり、緊張型頭痛の予防・改善に有効です。ただし、過度な運動は逆効果になる場合もあるため注意が必要です。

緊張型頭痛で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

症状の根本原因を取り除く当院のカイロプラクティックと緊張型頭痛は非常に相性がよく、長年悩んでいた症状でも劇的に改善するケースもよく見られます。

緊張型頭痛は早くに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。