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【頸肩腕症候群】病院で異常なしと言われた腕の痺れが改善
頸肩腕症候群で来院された男性(40代/会社員)の改善事例をご紹介します。

主訴(来院時の症状)
約3年前から首や肩、腕にかけての重だるさやしびれを感じ始め、最近では腕全体に違和感が広がってきた。
事務職として日々パソコンを使ったデスクワークに従事している。休日は運転して外出することが多く、その際にも腕のだるさやしびれ感が発生する。
来院に至るまでの経緯
市販の湿布やマッサージ器を試し、整形外科ではレントゲン検査を受けたが異常は見つからず、「頸肩腕症候群」と診断された。その後、整体院や鍼灸院にも通ってみたが、症状は一時的に和らぐだけで根本的な改善には至っていない。
長時間同じ姿勢で作業したり、細かい作業を続けると症状が悪化し、仕事のパフォーマンスにも支障が出ている。
日常生活でも運転やスマホ操作といった単純な動作がつらくなり、症状が出る頻度が増えていることに不安を感じている。痛みやしびれを気にせずに仕事も趣味も気兼ねなく楽しめる状態に戻りたいと強く望んでいる。
検査と所見
初回検査結果は以下の通り。
- 姿勢分析より、前方頭位と骨盤後傾位
- 第2頚椎-第5頚椎、後方、右回旋、右側屈変位
- 第5胸椎-第10胸椎、後方変位
- 鎖骨部、肩甲骨の可動域減少(巻き肩状態)
- 上部脊柱起立筋群の筋スパズム
- 側頚部筋群の筋繊維の硬結
- 大胸筋の筋繊維の硬結
- 肩甲挙筋の筋繊維の硬結
- 斜角筋群の筋繊維の硬結
検査結果の分析により、頚椎及び胸鎖関節の可動域減少、頚部の筋肉の緊張と判断。
施術内容と経過
腕神経叢の経路に関連する、頚椎胸椎の関節、頚部筋群の緊張の施術に重点を置いた。

首から指先にかけて起きる痛みやしびれなど症状があれば「頚椎症」「頚椎椎間板ヘルニア」「脊柱管狭窄症」などが一般的な診断である。これらの病名はレントゲンやMRIで診断されるものだが、同様の症状があっても診断名がつかない場合、この「頸肩腕症候群」というものが当てはまる。
頸肩腕症候群による症状と頚椎、胸骨と鎖骨を繋ぐ胸鎖関節の可動域は大きく関係している。腕神経叢という神経の束があり、その神経は頚椎から鎖骨の下を通り、指先まで向かっている。頚椎の関節や胸鎖関節に可動域現象があれば、腕神経叢は刺激を受けやすい状態にな理、症状が発生する。

また、この経路の途中には脊柱起立筋群、斜角筋群、大胸筋などがあり、それらの筋肉が緊張し筋繊維の硬結出来る事で腕神経を刺激する。その結果、首や肩にの不調、腕のだるさやしびれ、痛みといった、様々な症状が発生する。

レントゲンやMRIは静止した状態で検査をするため、関節の動きや筋肉の緊張に問題があっても、正確にそれを捉えられない。そのため、症状の原因の発見が遅れるケースもよく見られる。しかし、原因が不明と言われる症状で診断名がついた場合でも、多角的な視点から原因を特定することが可能であある。
- 初回〜6回目/週2回ペース
-
初回の検査により、腕のしびれの原因となるポイントをいくつか発見できた。そのポイントは頚部の筋肉、斜角筋、頚椎にあり、それぞれの圧痛と放散痛から原因が判明した。
うつ伏せでの同一姿勢で腕のしびれが増大する点から、施術が短時間で行い、症状の改善を優先とするために、原因となるポイントの施術を中心に行った。
3回目の施術で、軽度であるが腕のしびれやだるさが減少し、6回目の施術で初回を10とした時に5程度まで症状が改善した。
- 7回目〜17回目/週1回ペース
-
7回目から11回目くらいまでは症状は横ばいであったが、12回目からさらに症状は改善し、腕のしびれやだるさはほとんどなくなり、残った症状は首こりと肩こりになった。
仕事の強度によって症状が再発したかと感じる日もあったが、翌朝には元の良い調子に戻るようにもなっていた。
- 18回目〜現在/月2回ペース
-
忙しくなったり仕事の都合で施術の間隔が大きく開いても、腕のしびれやだるさが出ることはなくなった。首こりや肩こりも忙しい時には感じるが、大きな不調として感じることはなくなっている。
今後の数年は仕事が忙しくなることが予想されるので、忙しさに応じて施術間隔を調整しつつ、仕事や趣味を制限なく続けられている。
以下ご本人のメッセージ
半年以上、腕のだるさやしびれに悩まされていました。初めは仕事中や運転中にだけ感じていた症状が、じっとしていても腕が重たく感じるようになり困っていました。
薬を飲み、リハビリにも通っていましたが効果があまりなく、改善しない症状に不安がありました。
首や肩の施術を受けると、響くような刺激が指先まであり、なんか効いてるなーという感覚が明らかにありました。2回3回と施術を受けて、症状が気持ち楽になり、2ヶ月くらいでだいぶ良くなりました。
仕事で首が疲れるなと思うことはありますが、腕のだるさやしびれが完全になくなり、仕事も運転も問題なく出来るようになりました。
院長からのコメント
首の凝りや肩こりだけでなく、腕のしびれやだるさという症状があれば、神経の問題があるのかなと考えることが一般的です。しかし、整形外科で検査をしても、狭窄や変形、ヘルニアといった問題が見つからず、かえって不安になる方も多くいます。その不安は症状由来のものだけでなく、原因がはっきりしない部分にもありましたね。
長く続いている症状でも原因を解明し、根本的な原因を取り除くための適切な施術を行えば、改善は問題なくできます。
お仕事に支障が出ていたので不安もあり、とても大変な生活を送っていたと思いますが、これからは当院が健康で過ごせるためのケアをして行きますので、ご安心ください。またのご来院をお待ちしております。
頸肩腕症候群でお悩みなら…
頸肩腕症候群について解説しているこちらのページもお読みください。


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