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向き癖にヘルメット治療は必要?専門家が解説

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湘南カイロ平塚整体院の高木です。赤ちゃんの向き癖が改善せず、どのような治療法があるのか知りたいというご相談を多くいただきます。

病院で経過観察を勧められたけれど心配、自宅でのケアだけでは限界を感じている、ヘルメット治療について詳しく知りたいなど、様々な段階のお悩みがあるかと思います。実は赤ちゃんの向き癖には症状の程度に応じた適切な治療法があり、早期に正しいアプローチをすることで改善の可能性が高まります。

今回は2005年から数多くの赤ちゃんを診てきた私の経験をもとに、医療機関で受けられる治療法から当院で行っている専門的な施術まで、包括的にお伝えします。

院長:高木

治療法の選択は赤ちゃんの月齢や症状の重症度によって異なります。それぞれの特徴を理解して最適な方法を選びましょう

目次

向き癖の治療法を選ぶ前に知っておきたいこと

治療法を検討する前に、まず向き癖の原因と症状の重症度を正確に把握することが大切です。向き癖は首の筋肉の問題だけでなく、頚椎や胸椎、骨盤の歪み、筋膜の緊張など複数の要因が関係しています。

症状の重症度は、頭の形の変形の程度、首の可動域制限の有無、筋性斜頸の有無などによって判断されます。軽度であれば自宅でのケアと環境調整で改善することもありますが、中等度以上になると専門的な治療法が必要になるケースが多いです。

また、治療を始めるタイミングも非常に重要です。生後4ヶ月を過ぎると頭蓋骨が徐々に固くなり始めるため、頭の形を整えるという観点では早期の対応が求められます。ただし、向き癖自体は月齢が進んでも改善できますので、決して諦める必要はありません。

医療機関で受けられる主な治療法

向き癖の治療法として、医療機関では主に経過観察、体位変換指導、理学療法、そしてヘルメット治療が選択肢として提示されます。それぞれの治療法には適応となる条件や開始時期があり、赤ちゃんの状態に応じて選択されます。

ヘルメット治療について

ヘルメット治療は、頭の形の変形が中等度以上の場合に検討される治療法です。赤ちゃんの頭の形に合わせて特別に作られたヘルメットを装着し、成長に伴って自然に頭の形を整えていきます。

開始時期は生後2ヶ月から6ヶ月の間が最も効果的とされ、治療期間は約6ヶ月から1年程度です。1日23時間の装着が基本となり、お風呂の時間だけ外すという生活になります。費用は自費診療で数十万円かかることが一般的です。

ヘルメット治療の効果は頭の形の改善に限定され、向き癖そのものを治すものではないという点を理解しておく必要があります。そのため、ヘルメット治療と並行して向き癖を改善する別のアプローチが必要になることが多いです。

理学療法とリハビリテーション

筋性斜頸が認められる場合や、首の可動域制限が強い場合には、理学療法が推奨されることがあります。理学療法士の指導のもと、首のストレッチや運動療法を行い、筋肉のバランスを整えていきます。

専門の体操外来を設けている医療機関もあり、定期的に通院しながら家庭でも継続できる方法を指導してもらえます。ただし、保険適用の範囲や通院頻度は施設によって異なるため、事前に確認が必要です。

体位変換療法と環境調整

軽度から中等度の向き癖に対しては、まず体位変換療法が試みられます。これは寝かせる向きや抱っこの仕方を工夫することで、自然と向き癖を改善していく方法です。

医師や看護師から具体的な指導を受けられますが、一般的なアドバイスだけでは個々の赤ちゃんに合わせた対応が難しいこともあります。実践してみて効果が感じられない場合は、より専門的なアプローチを検討する必要があります。

当院で行っている向き癖の治療法

当院では、ヘルメット治療とは全く異なるアプローチで向き癖の根本的な改善を目指しています。向き癖の原因となっている骨格の歪みや筋肉の緊張を直接調整することで、赤ちゃん本来の自由な動きを取り戻すことを目的としています。

独自の検査で原因を特定

当院の治療法の特徴は、まず徹底した検査を行うことです。一般的な治療院では行わない、経験と科学を融合させた独自の検査により、向き癖の真の原因を見つけ出します。

頚椎、胸椎、骨盤の変位や可動域の制限、全身の筋肉・筋膜・皮膚の緊張パターンを詳細に分析します。この検査により、なぜその赤ちゃんに向き癖が起こっているのか、どこを調整すれば改善するのかが明確になります。

3g程度の極めてソフトな施術

検査で特定された原因に対して、3g程度の極めてソフトな刺激で施術を行います。赤ちゃんの身体は骨も筋肉も未発達な状態ですが、それでも背骨の歪みや骨盤のずれ、頭蓋骨の歪み、筋肉の緊張は存在します。

これらを力任せに矯正するのではなく、赤ちゃんの自然治癒力を引き出すような優しい刺激で調整していきます。施術中に眠ってしまう赤ちゃんも多く、痛みや恐怖を感じることはありません。

ヘルメット治療との併用も可能

すでにヘルメット治療を受けている赤ちゃんでも、当院の施術を受けることができます。ヘルメット治療で頭の形は改善されても、向き癖がなくなることはほとんどありません。

当院の施術で向き癖の根本原因を取り除くことで、ヘルメット治療の効果もより高まります。また、ヘルメット装着によって起きる身体への緊張も施術で取り除くことができるため、赤ちゃんの成長や発達を安心して見守ることができます。

治療法の選び方と判断基準

どの治療法を選ぶべきか迷われている方のために、判断基準をお伝えします。まず、生後何ヶ月かという月齢が一つの目安になります。

生後2ヶ月未満であれば、まず環境調整と体位変換から始めるのが良いでしょう。生後2ヶ月から6ヶ月で頭の形の変形が進行している場合は、ヘルメット治療を含めた複数の選択肢を検討する時期です。生後6ヶ月以降は、ヘルメット治療の効果が薄れるため、向き癖そのものを改善する治療法に焦点を当てることになります。

次に症状の重症度です。首にしこりがある場合や、首の可動域が著しく制限されている場合は、筋性斜頸の可能性があるため整形外科の受診が推奨されます。頭の形の変形が中等度以上で、生後6ヶ月以内であればヘルメット治療を検討する価値があります。

そして最も大切なのは、その治療法が向き癖の根本原因にアプローチしているかどうかです。頭の形だけを整えても、首や身体の動きに制限があれば、向き癖の問題は残ります。包括的なアプローチができる治療法を選ぶことが、長期的な改善につながります。

治療法を選ぶ際の注意点

治療法を選ぶ際には、いくつか注意していただきたい点があります。まず、自己判断だけで決めないことです。専門家の診察を受け、赤ちゃんの状態を正確に把握したうえで選択することが大切です。

また、費用と期間についても事前によく確認しましょう。ヘルメット治療は自費診療で高額になりますし、装着期間も長期にわたります。経済的な負担と生活への影響を十分に検討する必要があります。

さらに、一つの治療法だけにこだわらず、複数のアプローチを組み合わせることも検討してください。ヘルメット治療で頭の形を整えながら、当院のような施術で向き癖の根本原因を取り除くという併用も効果的です。

経過観察だけでは改善しないケース

医療機関で「様子を見ましょう」と言われることもありますが、経過観察だけでは改善しないケースも多くあります。特に生後4ヶ月を過ぎても向き癖が強い場合、頭の形の変形が進行している場合は、積極的な治療法を検討すべきタイミングです。

自然に改善することを期待して待っている間に、頭蓋骨が固くなり、改善の機会を逃してしまうこともあります。セカンドオピニオンを求めることも、決して間違った選択ではありません。

専門家に相談すべきタイミング

以下のような状況では、早めに専門家に相談することをお勧めします。生後3ヶ月を過ぎても向き癖が改善しない、頭の形の変形が目立ってきた、首にしこりがある、片側への首の傾きが強い、自宅でのケアを試しても効果が感じられないといった場合です。

当院では、これまで多くの向き癖の赤ちゃんを診てきました。病院で経過観察を勧められたけれど改善しなかった、ヘルメット治療を検討しているが他の方法も知りたい、ヘルメット治療中だが向き癖が治らないといった様々なケースに対応しています。

向き癖治療法の選択は焦らず慎重に

向き癖の治療法には様々な選択肢があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。大切なのは、赤ちゃんの状態を正確に把握し、その子に合った方法を選ぶことです。

ヘルメット治療は頭の形の改善には効果的ですが、費用も時間もかかりますし、向き癖そのものは別のアプローチで改善する必要があります。当院の施術は向き癖の根本原因にアプローチし、赤ちゃん本来の自由な動きを取り戻すことを目指しています。

どの治療法を選ぶにしても、一人で悩まず、専門家に相談しながら進めることが大切です。当院では初回に徹底した検査を行い、赤ちゃんの状態を詳しく説明したうえで、最適なアプローチをご提案しています。LINEやお電話でいつでもお気軽にご相談ください。赤ちゃんの健やかな成長のために、一緒に最良の方法を見つけていきましょう。


院長:高木

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神奈川県平塚市明石町24-33藤和シティコープ1F
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