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慢性疲労症候群に関係する栄養不足のサイン6つとその対処法

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こんにちは、湘南カイロ平塚整体院の高木です。何年もずっと疲れている。たっぷり寝ても、翌朝には体が鉛のように重い。そんな毎日を過ごしていませんか?そのような不安の中、当院のブログをご覧いただきありがとうございます。

慢性疲労症候群は、原因不明の強い倦怠感が6ヶ月以上続き、少し活動しただけで何日も症状が悪化する(労作後倦怠感:PEM)という、生活の質を大きく損なう疾患です。「うつ病」「怠け」と誤解されやすく、長年正しい診断を受けられないまま苦しんでいる方が少なくありません。

今回は、食事と栄養という視点から、慢性的な疲労の根本にある「細胞レベルのエネルギー不足」を改善するためのアプローチをお伝えします。「病院に行っても改善しない」「自分でできることをやりたい」という方にこそ読んでほしい内容です。

院長:高木

「何年もこの状態が続いていて、もう諦めかけていた」とおっしゃいます。栄養と背骨・自律神経の状態を同時に整えることで、少しずつでも回復の実感を感じていただけるケースを日々見ています

目次

慢性疲労症候群はなぜ起きるのか

慢性疲労症候群(ME/CFS:筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群)は、感染症・過度のストレス・免疫の異常などをきっかけに発症することが多く、その後も長期間にわたって回復しない深刻な疾患です。

「怠け」「気のせい」と片付けられてきた歴史がありますが、近年の研究で細胞レベルでの異常が確認されています。現時点で有力視されている主な原因メカニズムは3つあります。

1つ目は「ミトコンドリア機能の低下」です。細胞がエネルギー(ATP)を産生するための器官であるミトコンドリアが正常に機能しなくなることで、体全体のエネルギーが慢性的に枯渇した状態が続きます。これが慢性疲労症候群の強い倦怠感・労作後倦怠感の主要な原因と考えられています。

2つ目は「副腎疲労(HPA軸の機能不全)」です。長期間のストレスや免疫の異常により、ストレスホルモンであるコルチゾールを分泌する副腎の機能が低下します。副腎がうまく機能しなくなると、エネルギー代謝・免疫調整・炎症コントロールのすべてに支障をきたします。

3つ目は「腸内環境の乱れ」です。腸と脳・免疫系は密接につながっており、慢性疲労症候群の方の多くで腸内フローラのバランス異常が報告されています。腸内環境の悪化は栄養の吸収障害・免疫の過剰反応・自律神経の乱れを引き起こし、症状をさらに悪化させます。

自律神経と背骨が疲労回復に関わる理由

慢性疲労症候群には、自律神経系へのダメージも深く関わっています。心拍数の異常・起立性低血圧・体温調節の障害・睡眠の質の低下など、自律神経の乱れによる症状が多く見られます。

自律神経は脳・脊髄から背骨の間を通って全身に伸びており、この神経の通り道が乱れると体のあらゆる機能のコントロールに影響が出ます。栄養から細胞を整えることと並行して、自律神経の通り道である背骨の状態を整えることが、回復を加速させる上で非常に重要だと私は考えています。

栄養が慢性疲労の回復に果たす役割

ミトコンドリア機能の回復・副腎のサポート・腸内環境の修復という3つの課題に対して、毎日の食事と栄養状態が決定的な役割を果たします。細胞がエネルギーを産生するためには適切な栄養素が必要であり、これらが不足すると回復は大幅に遅れます。

特に見落とされがちなのが「隠れ栄養不足」の問題です。慢性疲労の倦怠感・食欲不振によって食事量が減り、それがさらにエネルギー不足を悪化させるという悪循環が起きています。回復には、少量でも栄養密度の高い食品を選んで摂ることが重要です。

栄養アプローチには優先順位があります。まず土台となるビタミンB群・鉄・マグネシウムを整え、その上にビタミンC・ビタミンD・オメガ3・CoQ10を加えていくという段階的なアプローチが、体への負担を最小限にしながら回復を進める上で有効です。

慢性疲労の回復に重要な栄養素を優先順位順に解説

栄養素ごとの役割を理解しながら、自分の状態に合わせて少しずつ取り入れていきましょう。焦らず、できるところから始めることが大切です。

【優先度①】ビタミンB群|ミトコンドリアのエネルギー産生を支える基盤

ビタミンB群(B1・B2・B3・B5・B6・B12・葉酸)は、ミトコンドリアがATP(エネルギー)を産生するためのあらゆる代謝経路に関わっています。B群が不足すると、いくらエネルギーの原料(糖質・脂質)を食べても、それをエネルギーに変換する能力が低下します。

豚肉・レバー・卵・マグロ・カツオ・玄米・海苔・納豆などに豊富です。白米や白いパンに偏りがちな食生活の場合は、主食を雑穀米や玄米に切り替えるだけでもビタミンB群の摂取量を大幅に改善できます。

食事だけでは不足しやすいため、品質の良いビタミンBコンプレックスのサプリメントでの補充を専門家と相談のうえで検討することも有効です。

【優先度②】鉄分|酸素を全身に届けてエネルギーを生み出す

鉄分は赤血球の中のヘモグロビンを作り、酸素を全身の細胞に届けるために必要なミネラルです。鉄が不足すると細胞が酸素不足になり、ミトコンドリアがエネルギーを産生できなくなります。

慢性疲労の方の多くに「フェリチン(貯蔵鉄)の低下」が見られ、これが回復を妨げている大きな要因になっています。

レバー・牛赤身肉・マグロ・カツオ・小松菜・ほうれん草・納豆から摂取しましょう。ビタミンCと組み合わせて摂ることで吸収率が高まります。血液検査でフェリチン値が低い場合は、医師に相談のうえで鉄剤での補充を検討してください。

【優先度③】マグネシウム|300以上の酵素反応とミトコンドリア機能に関与

マグネシウムはエネルギー産生・タンパク質合成・神経機能・筋肉の弛緩など300以上の酵素反応に関わるミネラルです。ミトコンドリアがATPを使う際にもマグネシウムが必要であり、不足するとエネルギーが産生されても体が利用できない状態になります。

アーモンド・カシューナッツ・わかめ・豆腐・ほうれん草・バナナなどに多く含まれています。現代の食生活では加工食品への偏りによってマグネシウムが慢性的に不足しやすく、意識的に補うことが必要です。

【優先度④】ビタミンC|副腎をサポートし抗酸化作用で炎症を抑える

ビタミンCは副腎皮質ホルモン(コルチゾール)の合成に不可欠で、副腎疲労のケアに特に重要な栄養素です。また強力な抗酸化作用で慢性炎症を抑え、免疫機能の正常化にも貢献します。

慢性的なストレス・炎症状態にある方はビタミンCの消費量が急激に増えるため、常に補充を意識することが必要です。

パプリカ・ブロッコリー・キウイ・いちご・レモンなどに豊富です。熱に弱い性質があるため、できるだけ生の状態で摂ることを意識しましょう。

【優先度⑤】CoQ10(コエンザイムQ10)|ミトコンドリアの電子伝達系を動かす鍵

CoQ10はミトコンドリアの電子伝達系(エネルギー産生の最終工程)に必要な補酵素です。加齢とともに体内での合成量が減少し、慢性疲労症候群の方では特に低下していることが多いとされています。

牛肉・イワシ・サバ・鶏むね肉・ほうれん草・ブロッコリーから摂取できますが、症状が強い時期は食事からだけでは十分量を確保しにくいため、専門家の指導のもとでサプリメント補充を検討することも選択肢のひとつです。

【優先度⑥】オメガ3脂肪酸|脳・神経の炎症を鎮めブレインフォグを改善する

オメガ3脂肪酸(EPA・DHA)は強力な抗炎症作用を持ち、脳・神経の慢性炎症を抑えることでブレインフォグや集中力の低下の改善に貢献します。サバ・イワシ・サーモン・マグロ・サンマなどの青魚に豊富で、週に3〜4回は食事に取り入れることを目標にしましょう。

腸内環境の回復も同時に進める

慢性疲労症候群の回復において、腸内環境の改善は見逃せない重要なポイントです。腸内フローラのバランスが乱れると、栄養の吸収効率が下がり、せっかく摂った栄養素が体に届きにくくなります。また腸内の異常発酵によって産生された毒素が血中に入り込み、慢性的な炎症を維持してしまいます。

味噌・ぬか漬け・納豆・キムチなどの発酵食品でプロバイオティクス(善玉菌)を補いながら、バナナ・オートミール・わかめなどのプレバイオティクス(善玉菌のエサ)を同時に摂ることで、腸内環境の回復を効率よく進めることができます。

グルテン(小麦)やカゼイン(乳製品)に対して過敏性がある場合は、それらを一定期間控えることで腸の炎症が落ち着くケースもあります。

回復を妨げる食品・習慣を手放すことも大切

慢性疲労の回復においては、摂るべき栄養素を補うことと同時に、体の炎症を悪化させる食品・習慣を減らすことも同じくらい重要です。精製糖質(白いパン・菓子類・砂糖入り飲料)は血糖値の急激な乱高下を引き起こし、副腎への負担を増やします。

超加工食品・トランス脂肪酸・食品添加物は腸内環境を乱し、慢性炎症を促進します。アルコールはビタミンB群・亜鉛・マグネシウムを大量に消費するため、回復期には控えることが賢明です。カフェインは副腎を過剰に刺激するため、1日1〜2杯に抑えるか、できれば避けることをお勧めします。

食事改善と合わせて取り組んでほしいこと

食事と栄養の改善は回復のための重要な柱ですが、当院での経験から、それだけでは完結しないことがほとんどです。慢性疲労症候群の方を診るにあたり、背骨・骨盤の状態と自律神経機能を丁寧に検査しています。

長期間にわたって疲労が続いている方の多くに、胸椎(背中の背骨)の動きの低下と、交感神経の過剰緊張が同時に見られます。

背骨の状態を整えることで自律神経の通り道を正常化し、体が本来持っている回復力を引き出していくこと、それが栄養アプローチと組み合わせて当院が慢性疲労症候群の方に提供できる根本的なアプローチです。

何年もひとりで闘ってきた方も、どうか諦めないでください。正しい原因にアプローチし続けることで、体は必ず変わります。「また騙されるかも」と思いながらでも構いません。気になることがあればいつでも当院にご相談ください。一緒に回復への道を歩んでいきましょう。


院長:高木

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