
院長:高木お気軽にご相談ください!
こんにちは、湘南カイロ平塚整体院の高木です。長く原因不明の身体の痛みが続き、「自分の痛み、もしかして線維筋痛症?」と思ったことはありませんか。
全身のあちこちが痛むのに、病院では「異常なし」と言われた経験がある方にとって、線維筋痛症のセルフチェックは、自分の状態を把握するための大切な第一歩になります。
この記事では、自宅でひとりでも確認できる具体的なチェック方法をご紹介します。「病院に行くべきか迷っている」「まず自分で確かめてから動きたい」という方に向けて、できるだけ分かりやすくまとめました。




病院に行く前に「自分の症状に名前をつけたい」という気持ち、とても自然なことだと思います。このチェックが、あなたの次の一歩を後押しできたら嬉しいです
セルフチェックを行う前に、ひとつお伝えしておきたいことがあります。このチェックは「診断」ではありません。
あくまでも「線維筋痛症の可能性があるかどうかを自分で確認するためのヒント」として使ってください。正式な診断は医師が行うものですが、「チェック結果を持って受診する」「整体院に相談するきっかけにする」という使い方が最も有効です。
また、線維筋痛症の症状は非常に多彩です。痛みだけでなく、疲労感や睡眠障害、頭痛、気分の落ち込みなど、一見関係なさそうな症状も実は深く関わっていることがあります。チェックする際は、できるだけ「ここ3ヶ月間の自分の状態」を思い浮かべながら確認してみてください。
線維筋痛症の診断基準のひとつに、「体の広い範囲に痛みがある」という条件があります。これは、体の片側だけ、あるいは一部分だけに限定された痛みではなく、体の上下・左右にまたがる広範囲の痛みを指します。まずは自分の痛みがどのくらいの範囲に及んでいるかを確認してみましょう。
以下に挙げる部位のうち、この1週間で痛みを感じた場所の数を数えてみてください。日によって痛む場所が違う方は、「この1週間のうち1日でも痛んだ場所」をすべて含めてカウントしてください。
これら19カ所のうち、7カ所以上に痛みがある場合は、広範性疼痛の条件に当てはまる可能性があります。もちろん7カ所未満でも他の条件と組み合わせて疑いが高まるケースもありますので、引き続き確認を続けてみてください。
線維筋痛症は「痛みだけの病気」ではありません。実は痛み以外の症状が重なることで、より正確に状態を把握できます。ここでは、症状の重症度スコア(SSS)と呼ばれる考え方をもとに、痛み以外の症状も自分でチェックしてみましょう。
日常生活の中で「当てはまるな」と感じるものに正直に印をつけていくことが大切です。
次の3つの症状について、「まったくない(0点)」「軽度(1点)」「中程度(2点)」「強い(3点)」の4段階で点数をつけてみてください。
この3項目の合計が5点以上になる場合、線維筋痛症との関連が高まります。「5点以上だけれど痛みは軽い」という方も、専門家への相談を検討する価値があります。
さらに以下の症状が「3ヶ月以上続いているかどうか」を確認してみてください。当てはまるものが多いほど、可能性の目安になります。
これらの症状は、線維筋痛症に特徴的な「感覚過敏」や「自律神経の乱れ」と深く結びついています。複数当てはまる方は、特に注意して以降のチェックも続けてみてください。
ここまでのチェック結果をもとに、自分の状態を大まかに把握してみましょう。以下の表は、チェック結果ごとの目安を整理したものです。あくまでも参考ですが、次のアクションを考えるヒントにしてください。
| チェック結果の目安 | 状態の解釈 | 推奨される行動 |
|---|---|---|
| 痛みの範囲7カ所以上+症状スコア5点以上+関連症状3つ以上 | 線維筋痛症の可能性が高い | 早めに専門家へ相談を |
| 痛みの範囲5〜6カ所+いずれかの症状あり | 可能性は低くないが判断が難しい | 症状が続くようなら専門家へ |
| 痛みの範囲4カ所以下+症状スコアが低い | 現時点では可能性は低め | 引き続き様子を観察、痛みが続くなら相談を |
大切なのは「何項目当てはまるか」よりも、「症状が3ヶ月以上続いているかどうか」です。短期間の痛みと慢性化した痛みでは、体への影響がまったく異なります。「もう3ヶ月以上つらい」と感じているなら、それだけで専門家に相談する十分な理由になります。
「当てはまる項目が多かった」という方に、ここからの行動をお伝えします。チェック結果はあくまでも出発点です。正式な診断には医師の診察が必要ですが、受診先を選ぶ前に「どこに行けばいいか」を知っておくと、次の一歩がずっとスムーズになります。
線維筋痛症は複数の科が関わる疾患です。初めて受診する場合は、内科・リウマチ科・整形外科・ペインクリニックなどが窓口になります。
ただし、どの科でも「線維筋痛症に精通した医師かどうか」が重要です。「また異常なしと言われるかも」と不安な方は、線維筋痛症外来を設けている医療機関を選ぶと、より専門的な対応が期待できます。
「病院に行く前に、まず体の専門家に診てほしい」という方には、カイロプラクティックへの相談も有効な選択肢です。当院では初回に詳細な姿勢分析・触診・可動域チェックを行い、「あなたの全身の痛みの背景にある要因」を丁寧に探っていきます。
「なぜ痛いのか」が分かるだけで、次にすべきことがはっきり見えてくるという方が非常に多いです。
薬を飲んでいる方、すでに複数の病院を受診した方も、もちろんご相談いただけます。現在の状況を詳しくお聞きしたうえで、最善のアプローチをご提案します。
チェック後すぐに受診や相談が難しい方でも、日常生活の中で今日から取り組めることがあります。完治を目指すものではありませんが、神経系の過敏化を和らげる習慣は、症状の悪化を防ぐうえで確実に意味があります。
線維筋痛症と睡眠は切り離せない関係にあります。就寝1時間前にスマートフォンの画面から離れ、照明を少し暗くするだけでも、入眠のしやすさが変わります。
毎日同じ時刻に起きることで体内時計を整えることも、睡眠の質の改善に有効です。「まず眠りを整える」ことを最初の目標にしてみてください。
痛みがあると、「動くとまた痛くなるのでは」という不安から体を動かすのを避けがちになります。しかし極端な安静は筋力低下を招き、長期的には症状を悪化させます。
痛みを感じない範囲でのゆっくりとしたストレッチや、10〜15分程度の散歩など、無理のない範囲での軽い動作を毎日続けることが大切です。
入浴時にシャワーだけで済まさず、38〜40℃程度のぬるめのお湯に10〜15分ゆっくりとつかる習慣は、筋緊張を和らげ自律神経を整える効果が期待できます。特に痛みが強い日の夜は、湯船での入浴が翌朝のこわばり軽減につながることを実感される方も多いです。
ここまで読んでいただいて、「いくつも当てはまった…どうしよう」と感じている方もいるかもしれません。でも、当てはまる項目が多いことは、決して悪い知らせではありません。「自分の状態が分かった」ということは、次の行動に踏み出せる状態になったということです。
私が20年近く多くの方の症状と向き合ってきて確信していることがあります。それは、全身の慢性的な痛みは、適切なアプローチで必ず変化するということです。どんなに長く続いていた痛みでも、原因を特定して的確にアプローチすれば、体は応えてくれます。
「チェックして当てはまる項目が多かった」「何年も痛みと付き合ってきた」「病院で改善しなかった」そんな方ほど、ぜひ一度ご相談いただければと思います。一人で悩まず、気軽に声をかけてください。あなたのつらさに、しっかり向き合います。

