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腕のしびれは胸郭出口症候群?今すぐできるテスト3選と対処法

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こんにちは、湘南カイロ平塚整体院の高木です。「腕がしびれるんだけど、これって何かの病気かな?」と気になって調べているうちに、このページにたどり着いた方も多いのではないでしょうか。

実はその症状、胸郭出口症候群の可能性があります。今回は、自分でできる確認テストの方法から、症状の特徴、そして見逃してはいけない注意点まで、私の施術経験をもとに詳しくお伝えします。

病院に行くべきか迷っている方、他の治療院でなかなか改善しなかった方にも、ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。

院長:高木

テストの結果だけで判断するのは危険なこともあります。症状と合わせて総合的に判断することが大切です

目次

胸郭出口症候群とはどんな症状か

まず「胸郭出口症候群」という言葉に馴染みがない方のために、簡単にご説明します。

首から腕にかけて走っている神経の束(腕神経叢)や血管は、いくつかの狭い通路を通っています。その通路のどこかで神経や血管が圧迫されると、腕や手にしびれ・痛み・だるさなどが現れる。それが胸郭出口症候群です。

圧迫が起こる場所は主に3か所あります。首の斜角筋という筋肉の間、鎖骨と第1肋骨の間、そして小胸筋という胸の筋肉のすぐそばです。どこで圧迫が起きているかによって、症状の出方も少しずつ変わってきます。

症状には大きく分けて2つのタイプがあります。神経が圧迫される「神経型」と、血管が圧迫される「血管型」です。神経型ではしびれや痛みが主な症状になり、血管型では手の冷えやむくみとして現れることが多いです。両方が混在する「混合型」の方も少なくありません。

頚部・肩・腕に症状を感じて医療機関を受診した患者さんのうち、約3割が胸郭出口症候群と診断されているというデータもあります。意外と多い症状なんです。特に20代から40代の女性に多く見られる傾向があり、なで肩の方やデスクワーク従事者はリスクが高いとされています。

こんな症状があったら要注意

以下のような症状に心当たりがある方は、胸郭出口症候群の可能性を考えてみてください。症状の数や程度は人によって異なりますが、複数当てはまるほど可能性は高まります。

腕を頭より上に上げ続けると肩から手にかけてしびれや痛みが出てくる、重い荷物を持ち運んだ後に腕がだるくなって力が入りにくいmデスクワークが長くなると首から肩・腕にかけて違和感が広がる、手の小指側だけしびれたり冷たく感じる。

こういった症状が思い当たる方は、次に紹介するテストを試してみましょう。

自宅でできる確認テスト3選

ここでは代表的な3つの確認テストをご紹介します。これらは医療機関でも胸郭出口症候群の診断補助として用いられる方法です。ただし、テスト結果だけで自己判断するのは禁物です。あくまでも「受診・相談の目安」として活用してください。

ルーステスト

最もよく知られているテストで、自宅でも一人で行いやすい方法です。椅子に座った状態で、両腕を肩の高さまで上げ、肘を90度に曲げます。その状態で、両手をグーパーと開いたり閉じたりする動作を3分間続けます。

この動作の途中で腕や手にしびれ、だるさ、痛みが出てきたり、腕を保持できなくなって下ろしたくなったりする場合は、陽性の可能性があります。

特に1分以内に症状が出る場合は、早めに専門家へ相談することをお勧めします

アドソンテスト

椅子に座り、症状が出やすい側の腕を下ろした状態で手首の脈を触れておきます。そのままゆっくり深呼吸をしながら、顔をそちらの腕の方向へ向けます。この状態で息を吸って止めると同時に、顔を向けた方向へ少し顎を上げます。

このとき手首で触れていた脈が弱くなったり、腕や手にしびれが出てきたりすれば、陽性の可能性があります。斜角筋という首の筋肉が血管や神経を圧迫しているかどうかを確認するテストです。可能であれば、家族に手首の脈を触れてもらいながら行うと確認しやすいです。

ライトテスト(過外転テスト)

立った状態または椅子に座った状態で、腕をまっすぐ横に上げ、さらに頭の上まで持ち上げます。その姿勢を保ちながら手首の脈の変化や、腕・手のしびれの有無を確認します。

腕を上げた姿勢でしびれが出たり、脈が弱くなったりする場合は陽性の可能性があります。腕を上げたときに症状が出やすいのが胸郭出口症候群の大きな特徴なので、日常生活でも腕を上げると症状が強くなると感じている方は、このテストが特に参考になります。

テストで陽性だったら?見逃せない3つのポイント

テストで陽性の結果が出た場合、または症状がすでに日常生活に影響している場合は、早めに対応することが大切です。ここでは特に知っておいてほしいポイントを3つお伝えします。

放置すると症状は進行していく

「腕を上げたときだけだから、まあいいか」と放置してしまう方が多いのですが、それが危険なんです。最初は特定の動作のときだけだった症状が、やがて安静時にも常時しびれや痛みを感じるようになることがあります。

さらに進行すると、手の小指側の筋肉がやせ細り、握力が落ちてきます。ボタンを留めるような細かい作業が難しくなったり、物を持とうとしても落としてしまったりと、日常生活への影響が出てきます。早い段階で対処することが、その後の回復期間を大きく短縮します。

原因は一つではなく複合的

胸郭出口症候群でよくある誤解が、「首の筋肉が凝り固まっているだけ」という思い込みです。確かに筋肉の緊張は大きな要因のひとつですが、それだけではありません。

私がこれまで施術してきた患者さんを見ていると、姿勢の歪み、骨格のバランスの乱れ、日常動作のクセ、仕事環境など、複数の要因が重なり合って症状が出ていることがほとんどです。

症状が出る「場所」だけを見ていると、本当の原因を見落としてしまいます。だからこそ、全身を丁寧に検査することが改善への一番の近道だと私は考えています。

テストの陽性・陰性だけで判断しないこと

これが非常に重要なポイントです。実はこれらのテストは感度・特異度ともに完璧ではなく、陰性だったからといって胸郭出口症候群を完全に否定できるわけではありません。また逆に陽性でも、他の疾患が混在していることもあります。

例えば、頚椎椎間板ヘルニア、肘部管症候群、胸椎の問題などは、胸郭出口症候群と症状が似ている部分があります。正確な原因を特定するためには、問診・触診・動作確認などを含めた総合的な評価が必要になります。

病院での治療とその限界

テストで陽性が出た場合や症状が気になる場合、まず多くの方が整形外科を受診します。病院での一般的な対応を知っておくと、その後の選択肢が広がります。

病院では主に、消炎鎮痛剤などの薬物療法、サポーターや装具を使う装具療法、ストレッチ中心のリハビリ療法、そして保存療法で改善しない場合の手術療法が選択肢として挙げられます。これらはそれぞれ一定の効果がありますが、根本的な原因へのアプローチが不十分なケースも少なくありません。

薬は飲んでいる間は痛みが楽になっても、やめると戻る。サポーターは外すと元に戻る。こういった「一時的な緩和」に悩んでいる方が、当院にも多く相談に来られます。症状を抑えることと、原因を取り除くことは、全く別のことです。

当院が胸郭出口症候群に対してできること

当院では、まず徹底した検査で「あなたの症状の根本にある原因」を特定することから始めます。姿勢の静止画・動画分析、触診、神経・血管の圧迫状態の評価など、一般的な治療院では行われない独自の検査を組み合わせることで、症状の本当の原因を見つけ出します。

私が2005年から施術に携わり、これまで多くの胸郭出口症候群の方を診てきた経験から言えることがあります。同じ「腕のしびれ」という症状でも、原因は一人ひとり違います。

巻き肩で鎖骨周りが狭くなっている方、デスクワークで前傾姿勢が定着してしまっている方、筋トレで上半身の筋肉が肥大して神経を圧迫している方。それぞれに合ったアプローチをしなければ、改善には至りません。

当院のカイロプラクティックは、赤ちゃんからご高齢の方まで受けられるほど身体への負担が少ない施術です。力ずくで押したり引っ張ったりするものではなく、骨格のバランスを整え、神経や血管への圧迫を取り除くことを目的にしています。

施術を受けた後に「腕が軽くなった」「しびれの範囲が狭くなった」と変化を実感される方が多いです。

こんな方はぜひ一度ご相談ください

下記のような状況に当てはまる方には、特に当院への相談をお勧めします。今の状況を整理してみてください。

  • 病院で「様子を見ましょう」「薬で付き合っていくしかない」と言われた
  • 整骨院や整体に通っているが、なかなか症状が改善しない
  • 手術を勧められているが、できれば避けたい
  • 腕を上げる動作や重いものを持つことに支障が出ている
  • しびれや痛みが慢性化して、もう何年も悩んでいる

こういった方は特に、今行っている対処法が「症状を抑えるだけ」になっている可能性があります。原因にアプローチするという視点で、もう一度見直してみることが大切です。

日常生活でできる予防・セルフケアのポイント

すぐに来院できない方や、症状を悪化させないために今日からできることもお伝えします。ただし、これらはあくまでも補助的なケアです。根本的な改善には専門的な評価が必要なことを念頭に置いておいてください。

デスクワーク中の姿勢に気をつける

顎が前に出て背中が丸まる「前傾姿勢」は、胸郭出口を狭める大きな原因になります。パソコン画面の高さを目線に合わせる、背もたれにしっかり背中をつける、1時間に一度は立ち上がって体を動かす、こういった小さな習慣の積み重ねが大切です。

腕を上げ続ける動作を長時間続けない

スマートフォンを顔の前に長時間かざす姿勢や、棚の上の作業を長時間続ける動作は、腕神経叢への負担が増えます。こまめに腕を下ろして休憩を入れましょう。特に症状が出やすい人は、意識的に腕を下ろす時間を作るだけでも症状の悪化を防げることがあります。

睡眠時の姿勢にも注意

うつ伏せで寝ると首が一方向に長時間向き続けるため、神経や血管への圧迫が睡眠中も続いてしまいます。横向きや仰向けで寝ることを意識して、高すぎる枕の使用も見直してみましょう。朝起きたときに腕がしびれている方は、睡眠中の姿勢が原因になっている可能性があります。

よくある質問

患者さんからよくいただく質問についても、ここでまとめてお答えします。

テストで陽性だったらすぐに病院に行くべきですか?

テストの陽性だけで緊急性を判断するのは難しいですが、手の筋肉が明らかにやせ細ってきている、握力が急激に落ちている、安静時にも激しい痛みがあるといった場合は、早めに整形外科への受診をお勧めします。

そこまで強い症状でない場合は、整体・カイロプラクティックへの相談も有効な選択肢です。

テストは毎日やっても大丈夫ですか?

ルーステストやアドソンテストは大きな負担のかかる動作ではありませんが、症状が強い時期に繰り返し行うと症状を誘発することもあります。確認のためのテストは週1回程度にとどめ、症状の変化を記録しておくと来院時の参考になります。

テストは陰性だったのに症状がある場合はどうすればいいですか?

前述の通り、これらのテストは補助的なものです。テストが陰性でも症状がある場合は、胸郭出口症候群以外の原因が混在している可能性や、テストの実施方法が正確でなかった可能性もあります。症状が続くようであれば、自己判断せず専門家に診てもらうことをお勧めします。

まとめ:テストは「気づき」のきっかけに

今回ご紹介した3つのテスト(ルーステスト・アドソンテスト・ライトテスト)は、胸郭出口症候群の可能性に気づくための入口です。テストで陽性が出たからといって過度に不安にならず、陰性だったから安心と思いすぎず、症状と合わせて総合的に判断することが大切です。

20年以上この仕事をしてきて感じるのは、「もっと早く来てくれれば」と思うケースが本当に多いということです。しびれや痛みがあってもなかなか動き出せない方、どこに相談していいか分からない方、一度試したけど改善しなかった方。そういう方ほど、ぜひ一度当院にご相談いただきたいと思っています。

原因がわかれば、怖くありません。一人で抱え込まず、気軽に声をかけてください。あなたの症状に向き合い、一緒に解決策を考えていきます。


院長:高木

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