
院長:高木お気軽にご相談ください!
こんにちは、湘南カイロ平塚整体院の高木です。練習のあとから、かかとをかばって歩いている、押すと痛いと言うけどこれって大丈夫?そんな心配を抱えて検索していましたか?
お子さんのかかとの痛みは、シーバー病の可能性があります。成長期のお子さんに多く見られるこの症状、正しく理解してケアをしてあげることで、スポーツを続けながら回復を目指すことができます。
この記事では、自宅で親御さんがお子さんにやってあげられるストレッチの方法と、日常生活での注意点、そして「安静と湿布だけ」では改善しにくい本当の理由をお伝えします。焦らず、でも正しい方向で動いていきましょう。




シーバー病のお子さんを連れて来院される保護者の方は非常に多く、「病院ではシップと安静だけ言われた」というケースがほとんどです。でも家でやってあげられることはたくさんあります
シーバー病とは、正式名称を「踵骨骨端症(しょうこつこったんしょう)」といい、成長期のお子さんのかかとの骨(踵骨)の成長板に炎症が起きることで痛みが生じる症状です。
1907年にアメリカの外科医ジョージ・シーバーによって報告されたことから、この名前がついています。主に7〜15歳の成長期のお子さんに多く、スポーツを活発に行っている男の子に特に多く見られます。
「成長痛だから仕方ない」と思われることも多いのですが、適切なケアをしないまま放置すると、痛みが慢性化してスポーツへの参加が長期間できなくなることもあります。早めに正しいアプローチをとることが、お子さんの回復を早める一番の近道です。
サッカー・野球・バスケットボール・陸上など、走ることや跳ぶことを繰り返すスポーツをしているお子さんに多く見られます。また、身長が急激に伸びる時期に、骨の成長に筋肉や腱の成長が追いつかず、アキレス腱がかかとの骨を引っ張りすぎることが主な原因とされています。
一般的に10〜12歳の男の子に最も多く発症し、同年代の女の子にも見られますが、女の子は少し早い8〜10歳に発症のピークがあります。
かかとの後ろ側や底側を押すと痛がる、運動中または運動後に歩き方がおかしい、つま先歩きをするようになった、朝起きてすぐに足をかばうような歩き方をしている。これらはシーバー病のサインである可能性があります。
「痛い」と言わなくても、お子さんが無意識にかかとをかばっていることは多いです。親御さんがしっかり観察してあげることが大切です。
シーバー病のケアで特に重要なのは、かかとを引っ張って炎症を起こしているアキレス腱と、その上につながるふくらはぎの筋肉をしっかりとほぐしてあげることです。親御さんが丁寧に補助しながら行うストレッチは、お子さんの信頼感と安心感につながり、回復への意欲を高める効果もあります。
以下のケアは、炎症が強い時期(かかとが赤く腫れている・触ると熱い状態)は避け、まずアイシングで冷やすことを優先してください。
壁の前に立ち、両手を壁につきます。片足を後ろに引き、かかとをしっかり床につけた状態でひざを伸ばしたまま前の足に体重をかけていきます。後ろ足のふくらはぎが伸びる感覚があればOKです。
20〜30秒キープして、左右それぞれ1日3回が目安です。親御さんが後ろからかかとをしっかり押さえてあげると、より効果的に伸ばすことができます。
先ほどと同じ姿勢から、後ろに引いた足のひざを少し曲げた状態にします。今度はふくらはぎの奥深くにある「ヒラメ筋」とアキレス腱が伸びます。
シーバー病のかかとへの引っ張りは、このヒラメ筋の硬さが特に関係していることが多いため、ぜひ合わせて行ってみてください。こちらも20〜30秒キープを左右3回が目安です。
椅子に座り、片足をもう一方の膝の上に乗せます。足の指を手でゆっくり手前に引き、足の裏全体が伸びる感覚を意識してください。アキレス腱だけでなく足底の筋膜も硬くなると、かかとへの負担が増します。20秒キープを左右3回ずつ、入浴後の柔らかくなったタイミングで行うのが特におすすめです。
お子さんをうつぶせに寝かせて、ふくらはぎをやさしくもみほぐしてあげます。強く押しすぎず、筋肉全体をゆっくりほぐすイメージで行ってください。スポーツ後のクールダウンとして毎日5分続けるだけでも、かかとへの負担を大幅に軽減できます。
お子さんとのコミュニケーションの時間にもなるので、ぜひ習慣にしてみてください。
運動直後にかかとが熱を持っているときは、まずアイシングを行います。氷をタオルや袋に包み、かかとに当てて10〜15分冷やします。
直接氷を肌に当てると凍傷になることがあるので、必ずタオルを一枚はさんでください。アイシング後に上記のストレッチを行うと、より効果的に筋肉をほぐすことができます。
痛みがやわらいだからといって、すぐに練習量を元に戻すのは禁物です。炎症がまだ残っている状態で急に強度を上げると、再燃してしまいます。また、クッション性のない薄い底の靴での長時間の練習、かかとに体重がかかる急な方向転換の繰り返しも、症状が強い時期は避けるべきです。
「痛くなくなった=完治」ではないことを、お子さんにもしっかり伝えてあげてください。
ここまでセルフケアの方法をお伝えしてきましたが、正直にお伝えしなければならないことがあります。ストレッチやアイシングだけで根本的に改善できたケースは、私の経験上、それほど多くありません。
シーバー病には、ふくらはぎの硬さ以外にも複数の原因が関わっていることがほとんどだからです。
2005年から治療家として働き始め、多くの成長期のお子さんを診てきました。シーバー病の根本には、以下のようなさまざまな要因が絡み合っているケースが多く見られます。
これだけ多くの要因が複雑に絡み合っているため、「ふくらはぎを伸ばすだけ」「しばらく安静にするだけ」という対処では、症状が再発を繰り返してしまいます。
病院での一般的な対応は、消炎鎮痛剤の処方・物理療法・運動制限が中心です。炎症を一時的に抑えることはできますが、根本の原因が解消されていないため、運動を再開するとすぐに再発するケースが後を絶ちません。
また、成長期のお子さんに長期間の運動制限を課すことは、体力や運動能力の低下だけでなく、精神的なストレスにも大きな影響を与えます。
当院では、かかとの状態だけを診るのではなく、全身の姿勢分析・足部のアーチ状態の確認・動作時の荷重バランスのチェックを含む独自の検査を行います。同じシーバー病でも、お子さんひとりひとりの身体の状態はまったく異なります。
何が原因で、どこに問題があるのかを明らかにしなければ、本当の意味での改善には近づけないのです。
当院では、かかとの局所だけを施術するのではなく、足首・膝・骨盤・背骨まで含めたトータルな調整を行います。成長期の身体は大人よりも変化しやすく、適切なアプローチによって回復のスピードが大きく変わります。
国家資格を持つ私(院長)が問診から検査・施術まですべてを担当し、お子さんの状態に合わせた施術計画をご提案します。
当院を受診されたお子さんと保護者の方から、以下のような変化が報告されています。
「練習を休まずに治したい」というお子さんと保護者の方の願いに、全力でお応えします。
| シーバー病は自然に治りますか? | 成長板が閉じる思春期を過ぎると自然に症状がなくなることが多いですが、それまでの期間を適切なケアなしに過ごすと、慢性的な痛みや悪い動作パターンが定着してしまうことがあります。 |
|---|---|
| スポーツは完全に休まないといけませんか? | 症状の程度によります。炎症が強い時期は一時的な休養が必要ですが、適切なケアと並行して、強度を調整しながら続けられるケースも多くあります。 |
| インソールは効果がありますか? | 足部のアーチをサポートし、かかとへの衝撃を吸収するインソールは有効な補完ケアです。ただし、自分の足の状態に合ったものを選ぶことが重要です。 |
| どのくらいで改善しますか? | 軽度であれば2〜4週間、重度の場合は1〜3か月が目安です。検査後に個別の施術計画書でお伝えします。 |
成長痛だから様子を見るしかない、安静にしていれば治る、と言われ続けて何ヶ月も悩んでいる保護者の方が、たくさんいらっしゃいます。しかし、原因がわかればできることはたくさんあります。適切なアプローチで、お子さんが大好きなスポーツを思い切り楽しめる毎日を取り戻してあげましょう。
自宅でのストレッチは、今日から始められる大切な第一歩です。ただ、続けているけどなかなか変わらない、試合が近いのに改善しない、という状況であれば、その先のアプローチが必要なサインかもしれません。
お子さんのことでお困りのことがあれば、一人で悩まずにいつでも気軽にご相談ください。長年の経験と丁寧な検査をもとに、お子さんの状態をしっかり診させていただきます。

