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パニック障害は薬以外で改善可能|発作時の呼吸法など7つのセルフケア方法

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電車の中で突然動悸が始まり「死んでしまうのでは」という恐怖に襲われる。それ以来、電車に乗ることが怖くて仕事に行けない。病院で抗不安薬を処方されたけれど、薬の依存性が心配で長く飲み続けたくない。そんな悩みを抱えていませんか。

今回はパニック障害を薬に頼らずに改善する具体的な方法について、20年近く臨床現場で多くの患者さんを診てきた経験からお伝えしていきます。発作時の対処法から段階的な克服法、生活習慣の改善、体の根本的なケアまで、実践的な内容をご紹介しますので参考にしてください。

院長:高木

パニック障害の多くは自律神経の乱れと認知の問題が関わっています。薬以外のアプローチで克服できます

目次

発作時の呼吸法で落ち着かせる

パニック発作が起きた時、最もすぐにできて効果的なのが腹式呼吸です。発作が起きると呼吸が浅く速くなり、それがさらに恐怖を増幅させる悪循環に陥ります。意識的に深くゆっくり呼吸することで、この悪循環を断ち切ることができます。

呼吸法はシンプルです。楽な姿勢になり、お腹に手を当てます。鼻からゆっくり4秒かけて息を吸い、お腹を膨らませます。そして口からゆっくり8秒かけて息を吐き、お腹をへこませます。吐く息を長くすることで副交感神経が優位になり、体がリラックスモードに切り替わります。

発作を感じたらすぐに実践してください。5分から10分続けることで、動悸や息苦しさが徐々に治まってきます。

過呼吸になっている場合は、ペーパーバッグ法も有効です。紙袋を口に当てて呼吸することで、二酸化炭素を再吸入し、血中のバランスが整います。ただし長時間行うと酸欠になるので、落ち着いてきたらやめましょう。

冷水で顔を洗う

呼吸法と合わせて、冷たい水で顔を洗うのも効果的です。特に目の周りを冷やすと、心拍数が下がる反応が起こります。外出先ではハンカチを水で濡らして顔に当てるだけでも効果があります。氷を首筋に当てるのもおすすめです。

認知の歪みを修正する

パニック発作の恐怖の多くは「死んでしまうのでは」「気が狂うのでは」「心臓発作を起こすのでは」という破滅的な考えから生まれます。しかし実際には、パニック発作で死ぬことはありません。発作は必ず治まり、体に害はないという事実を理解することが重要です。

発作が起きた時、自分に言い聞かせてください。「これはパニック発作だ、死なない」「10分程度で必ず治まる」「体に異常はない」と。最初は信じられないかもしれませんが、繰り返すことで脳がその事実を学習します。紙に書いて持ち歩くのもいいでしょう。

発作が起きそうな時の考えを記録する習慣もつけましょう。どんな状況で、どんな考えが浮かんだか書き出します。そして「それは本当に起こるのか」「過去に本当にそうなったか」と自問します。

ほとんどの不安は現実には起こらないことに気づきます。この作業を繰り返すことで、破滅的思考から離れられるようになります。

段階的な曝露で恐怖に慣れる

パニック障害を克服するには、避けている状況に少しずつ慣れていくことが必要です。電車が怖い方なら、いきなり満員電車に乗るのではなく、小さなステップを踏みます。これを段階的曝露療法と呼びます。

例えば電車克服の場合、まず駅まで行くだけ、次にホームに立つ、次に空いている時間に一駅だけ乗る、次に二駅乗る、と徐々にハードルを上げていきます。各ステップで不安が和らいでから次に進むことがポイントです。焦らず自分のペースで構いません。

最初は不安が高まりますが、その状況に留まることで、不安は必ずピークを迎えて下がっていきます。この経験を繰り返すことで「不安は永遠に続かない」「耐えられる」と体で学習し、恐怖が減っていきます。

一人で難しい場合は、信頼できる人に付き添ってもらいましょう。小さな成功体験を積み重ねることが自信につながります。

安心アイテムを持ち歩く

外出時に安心できるものを持ち歩くのも効果的です。好きな香りのアロマオイル、落ち着く音楽、大切な人の写真、お守りなど、自分が安心できるものを見つけましょう。発作が起きそうな時にそれを使うことで、気持ちが落ち着きます。

予期不安を軽減する

「また発作が起きるのでは」という予期不安は、パニック障害の大きな問題です。この予期不安が外出を避ける原因になり、生活範囲を狭めてしまいます。予期不安を軽減するには、マインドフルネスが効果的です。

マインドフルネスは、今この瞬間に意識を向ける訓練です。静かな場所で楽な姿勢で座り、目を閉じます。呼吸だけに意識を向けます。息が鼻から入って肺に入り、口から出ていく感覚をただ観察します。未来の不安が浮かんでも、それを追いかけず、また呼吸に意識を戻します。

1日5分から始めて、慣れてきたら10分、15分と伸ばしていきます。毎日続けることで、不安な思考に巻き込まれにくくなり、心が落ち着いた状態を保てるようになります。スマホのアプリやYouTubeにガイド付きの瞑想動画があるので、活用してみてください。

気をそらす方法を身につける

発作が起きそうな時、意識を別のことに向けることも有効です。100から7ずつ引き算する、周りの音に耳を傾ける、体の各部位の感覚を観察するなど、考えることで気がそれます。ガムを噛む、強めの飴を舐めるなど、味覚や触覚に意識を向けるのも効果的です。

生活習慣を整えて発作を予防する

パニック発作は、自律神経のバランスが崩れている時に起こりやすくなります。生活習慣を整えることで、自律神経が安定し、発作が起きにくい体質になります。まず睡眠を優先してください。毎日同じ時間に起きて、同じ時間に寝る習慣をつけましょう。

睡眠不足は不安を増幅させる最大の要因です。7時間から8時間の質の良い睡眠を確保することが大切です。寝る前のスマホを控え、部屋を暗くし、リラックスできる環境を整えます。就寝前の温かいハーブティーも効果的です。

適度な運動も非常に重要です。ウォーキング、ジョギング、水泳など、リズミカルな運動は脳内のセロトニンを増やし、不安を軽減します。1日20分から30分、週に3回以上を目標にしてください。運動する時間がない方は、通勤時に一駅歩く、階段を使うなど、日常の中で体を動かす工夫をしましょう。

カフェインとアルコールを控える

カフェインは交感神経を刺激し、動悸を引き起こしやすくします。パニック障害のある方は、コーヒー、紅茶、緑茶、エナジードリンクなどを控えましょう。アルコールも一時的には不安を和らげますが、効果が切れると反動で不安が増します。依存のリスクもあるので避けてください。

栄養を見直して脳の働きを整える

脳の神経伝達物質のバランスは、栄養状態に大きく影響されます。バランスの良い食事を3食きちんと摂ることが基本です。特にビタミンB群は神経の働きをサポートする栄養素で、不足すると不安やイライラが増します。豚肉、レバー、魚、卵、大豆製品、玄米などに多く含まれています。

マグネシウムも重要です。マグネシウムは神経の興奮を抑え、精神を安定させる働きがあります。海藻、ナッツ類、緑黄色野菜を意識的に摂りましょう。オメガ3脂肪酸も脳の健康に欠かせません。青魚、亜麻仁油、えごま油などから摂取できます。

血糖値の急激な変動も避けましょう。空腹時間が長すぎたり、糖質を一度に大量に摂ったりすると、血糖値が乱高下し、不安や動悸が起こりやすくなります。規則正しく食事を摂り、精製された糖質は控えめにすることが大切です。

自律神経を整える体のケア

パニック障害の根本的な原因の一つが、自律神経の乱れです。交感神経が過剰に働き、副交感神経がうまく働かない状態が続くと、常に緊張状態になり、発作が起こりやすくなります。自律神経は背骨から出ているため、背骨の歪みや動きの悪さが神経の働きに影響します。

当院で検査をすると、パニック障害の方のほとんどに背骨の可動域制限と筋肉の過緊張が見られます。特に首から背中にかけての筋肉が硬く、それが自律神経の乱れを引き起こしています。この部分を調整することで、自律神経のバランスが整い、発作が起きにくくなる方が多いんです。

姿勢も重要です。猫背の姿勢では胸郭が圧迫され、呼吸が浅くなります。呼吸が浅いと不安が増し、発作のリスクが高まります。デスクワークの時は、背もたれに寄りかからず、坐骨で座ることを意識しましょう。耳、肩、腰が一直線になるように背筋を伸ばします。

首と肩のストレッチ

首をゆっくり前後左右に倒す、肩を回す、肩甲骨を寄せるなどの簡単なストレッチを毎日行いましょう。デスクワークの合間に5分でもいいので、体を動かす習慣をつけることが大切です。硬くなった筋肉をほぐすことで、自律神経の働きが改善します。

なぜ薬だけでは根本解決にならないのか

抗不安薬や抗うつ薬は、確かに一時的に発作や不安を軽減します。しかし薬は症状を抑えているだけで、パニック障害の根本原因を解決しているわけではありません。薬をやめればまた発作が戻ってくる、それが薬物療法の限界です。

また抗不安薬、特にベンゾジアゼピン系の薬には依存性があります。長期間使用すると、薬なしでは生活できない状態になることがあります。離脱症状も強く、薬をやめる時にさらに不安が増すという悪循環に陥ります。眠気、ふらつき、記憶力低下などの副作用も無視できません。

パニック障害は、ストレス、認知の歪み、生活習慣の乱れ、自律神経の問題など、複数の要因が絡み合って起こります。これらは薬では改善できません。根本から改善するには、認知を修正し、段階的に恐怖に慣れ、生活習慣を整え、体の問題を解決する必要があるのです。

当院でのパニック障害へのアプローチ

湘南カイロ平塚整体院では、パニック障害に対して独自のアプローチを行っています。まず初回に徹底的な検査を行い、なぜ発作が起こっているのか、その根本原因を特定します。姿勢分析、背骨の可動域チェック、筋肉の緊張度評価、自律神経の状態確認など、多角的に身体を診ます。

検査で明らかになった原因に対して、カイロプラクティックの施術を行います。背骨の歪みを矯正して神経の伝達を正常化させ、自律神経のバランスを整えます。胸郭の動きを改善することで、呼吸が楽になり、不安が軽減します。首や肩の筋肉の緊張を緩和することで、体がリラックスできる状態を作ります。

施術だけでなく、今回お伝えしたような呼吸法、認知の修正、段階的曝露、生活習慣の改善など、一人一人の状態に合わせた具体的なセルフケアも指導します。心と体の両面からアプローチすることで、薬に頼らない根本改善を目指します。

改善方法効果継続の必要性
腹式呼吸発作時の鎮静発作時に実践
認知の修正破滅的思考の軽減日常的に
段階的曝露恐怖の克服計画的に
マインドフルネス予期不安の軽減毎日5-15分
睡眠リズム固定自律神経の安定毎日継続
適度な運動セロトニン増加週3回以上
栄養改善脳の健康維持毎食意識
カフェイン制限発作予防毎日意識
体のケア自律神経調整定期的に

薬に頼らない克服を目指して

パニック障害を薬に頼らずに改善する方法は、発作時の呼吸法、認知の修正、段階的曝露、マインドフルネス、生活習慣の改善、栄養の見直し、そして体のケアなど多岐にわたります。これらを組み合わせることで、根本的な克服が期待できます。

大切なのは、自分のパニック障害の原因が何なのかを理解することです。ストレスなのか、認知の歪みなのか、生活習慣なのか、体の問題なのか。原因が分かれば、適切な対処法も見えてきます。今回ご紹介した方法を試しながら、自分に合った改善法を見つけてください。

ただしパニック障害の原因は複数が絡み合っていることが多く、自己流での改善には限界もあります。特に日常生活に大きな支障が出ている場合、発作が頻繁に起こる場合は、専門家のサポートを受けることをおすすめします。当院では検査で原因を特定し、一人一人に合わせた施術とセルフケア指導を行っています。

抗不安薬に頼りたくない、自分の力で不安をコントロールできるようになりたい、そんな思いを持つ方のお力になりたいと思っています。一人で抱え込まず、いつでもお気軽にご相談ください。

パニック障害から解放されて、電車にも乗れる、人前でも堂々と話せる、そんな自信を持って人生を楽しめる毎日を一緒に取り戻しましょう。


院長:高木

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