
院長:高木お気軽にご相談ください!

院長:高木お気軽にご相談ください!
いつもお読みいただきありがとうございます、湘南カイロ平塚整体院の高木です。赤ちゃんの頭の形が気になって、病院を受診すべきか迷っていませんか。何科に行けばいいのか、どんな治療法があるのか、費用はどのくらいかかるのか、色々と不安になりますよね。
当院には、赤ちゃんの頭の形や向き癖について、病院での治療も検討しながら相談に来られる方がたくさんいます。医療機関での治療法を理解した上で、最適な選択をすることが大切です。今日は病院での治療法について、そして当院でできることについて詳しくお話ししていきますね。




治療の選択肢を知って最適な判断をしましょう
赤ちゃんの頭の形の相談は、まず小児科が窓口となることが多いです。大学病院や総合病院には「頭の形外来」という専門外来が併設されていることもあります。小児科医や小児脳外科医、小児形成外科医などが在籍し、様々な観点から診療を行います。
赤ちゃんの頭の形の正確な評価や重症度の判断は、比較的専門性の高い分野です。まずはかかりつけの小児科に相談し、必要に応じて専門外来を紹介してもらうという流れが一般的です。頭蓋骨縫合早期癒合症など病的なものでないか鑑別診断が必要な場合もあります。
初診では小児科医が頭の形を診察し、治療が必要かどうかを判断します。必要に応じて3Dスキャンを実施し、頭蓋指数などの数値で重症度を客観的に評価します。初回診察は保険証と小児医療証で保険診療として受けられることが多いです。
ヘルメット治療は、赤ちゃんの頭に合わせた専用ヘルメットを装着し、平坦な部分の成長を促す治療法です。1998年に米国で初めて医療機器として承認され、日本では2018年に承認されました。生後4〜6ヶ月頃が最も効果的な開始時期とされています。
治療期間は主に開始した時点の月齢によって異なり、早く開始するほど短い期間で終了でき、ゆがみの改善度も高くなります。1日23時間の装着が必要で、装着期間は半年から1年程度です。費用は自費診療で高額になることが多いです。
ヘルメット治療は、やわらかい頭を保護し、すでに変形して平らになってしまった部分の成長を促すとともに、出っ張った部分を適度に加圧することで、自然な頭の形へと近づけていく仕組みです。1ヶ月程度で徐々に頭の形の変化を感じることができます。
費用が高額であること、長期間の装着が必要であること、赤ちゃんへの負担があることなどが課題として挙げられます。また、ヘルメット治療では頭の形は改善されますが、向き癖の根本原因は解決されないことがあります。
軽度のゆがみであれば、体位変換やタミータイムなどの理学療法による自然治癒に期待できます。タクティールケア(背中のマッサージ)や、うつぶせで過ごす時間を作るタミータイムを1日20分程度行うことが推奨されます。
ベッドの向きを変える、抱っこの方向を変える、バウンサーやチャイルドシートに長時間乗せないなど、日常生活での工夫も重要です。ただし、重度のゆがみでは理学療法による自然治癒が難しいという研究結果もあります。
当院では、頭の形の変形の根本原因を検査で明らかにし、一人一人に合った施術を行っています。向き癖の原因は環境的な要因だけでなく、頚椎や胸椎、骨盤の変位、筋肉や筋膜の緊張など、複数の要因が複雑に絡み合っています。
3グラム程度のソフトな刺激で赤ちゃんに負担をかけることなく、骨格と筋肉のバランスを整え、頭の形に対する施術に合わせて向き癖や身体の緊張を取り除くことで、赤ちゃんが自由に動けるようになり、結果として頭の形の改善につながります。
ヘルメット治療と当院の施術は併用することも可能です。ヘルメット治療によって頭の形の改善は見られますが、向き癖がなくなることはほとんどありません。向き癖を改善させるための施術と、ヘルメット治療によって起きる身体への緊張も施術によって取り除くことで、お子様の成長や発達を安心して見守ることができます。
赤ちゃんの頭の形の治療には、病院でのヘルメット治療、理学療法、そして当院での施術という選択肢があります。それぞれにメリットとデメリットがあり、赤ちゃんの月齢、変形の程度、経済的な状況、ご家族の方針によって最適な選択は異なります。
大切なのは、一つの方法だけに固執せず、複数のアプローチを組み合わせることです。病院での診察を受けて専門医の意見を聞きながら、必要に応じて当院のような施術も取り入れることで、より効果的に改善できる可能性があります。
赤ちゃんの頭の形について、病院での治療を検討している方も、一人で悩まずにいつでもご相談ください。当院では検査によって根本原因を明らかにし、赤ちゃん一人一人に合った施術とアドバイスを提供しています。お気軽にお問い合わせください。

