8周年キャンペーン、残6名/24日(月)14:00、15:30ご予約可能です。

向き癖の治療法、病院と整体の違いとは

本日の予約状況

湘南カイロ平塚整体院の高木です。赤ちゃんの向き癖が気になって、病院に行くべきかどうか、どんな治療法があるのか悩んでいませんか。自宅での対処法を試してみたけれど効果が見られず、専門的な治療が必要なのではないかと考え始めている方も多いと思います。

当院には、向き癖で病院を受診したものの、経過観察と言われただけで具体的な治療を受けられなかった方や、ヘルメット治療を勧められたけれど他の選択肢はないのかと探している方がたくさん来院されます。今日は病院での治療法とその選択肢、そして当院での根本的なアプローチについて詳しくお話ししていきますね。

院長:高木

治療法にはそれぞれ適応があり、赤ちゃんの状態に合わせた選択が大切です

目次

医療機関で受けられる主な治療法

向き癖に対して医療機関で行われる治療法は、主に経過観察、体位変換指導、理学療法、そしてヘルメット治療の4つです。赤ちゃんの月齢や頭の変形の程度によって、どの治療法が適しているかが判断されます。

経過観察という選択肢

向き癖が軽度の場合や、生後2〜3ヶ月の早い段階であれば、経過観察を勧められることが多いです。向き癖は生後3ヶ月を過ぎると自然に改善する場合もあり、すべてのケースで積極的な治療が必要というわけではありません。

ただし、自然改善を期待して待つだけでは、頭の形の変形が進行してしまうリスクがあります。特に生後4ヶ月を過ぎると頭蓋骨が固くなり始めるため、対応が遅れると改善が難しくなることがあります。経過観察を選択する場合でも、定期的に頭の形や向き癖の状態をチェックし、悪化していないかを確認することが重要です。

体位変換指導と理学療法

病院では、赤ちゃんの寝かせ方や抱っこの仕方について指導を受けることができます。向き癖がある側とは反対側におもちゃを置く、ベッドの向きを変える、授乳や抱っこで左右のバランスを意識するといった具体的なアドバイスをもらえます。

また、理学療法士による専門的なリハビリを受けられる医療機関もあります。首や背中の筋肉をほぐすマッサージ、タミータイムの正しい実践方法、体幹を鍛える体操など、より専門的な指導を受けることができます。これらは特に筋性斜頸がある場合に効果的です。

ヘルメット治療について

頭の形の変形が中等度以上の場合、ヘルメット治療を勧められることがあります。この治療法について、詳しく見ていきましょう。

ヘルメット治療の仕組みと期間

ヘルメット治療は、赤ちゃんの頭の形に合わせて特別に作られたヘルメットを装着し、成長に伴って自然に頭の形を整えていく方法です。開始時期は生後2ヶ月から6ヶ月の間が最も効果的とされ、治療期間は約6ヶ月から1年程度です。

1日23時間の装着が基本となり、お風呂の時間だけ外すという生活になります。数週間ごとに通院して、ヘルメットの調整を行います。赤ちゃんの頭が成長する力を利用して、出っ張っている部分にスペースを作り、平らになっている部分に圧をかけて形を整えていくという仕組みです。

費用と保険適用について

ヘルメット治療は自費診療となり、健康保険は適用されません。費用は医療機関によって異なりますが、一般的に50万円から60万円程度かかります。診察や検査は保険診療で受けられますが、ヘルメットの作成と調整は全額自己負担となります。

この高額な費用が、多くの家族にとって大きな負担となっています。また、医療費控除の対象にもならないケースが多く、経済的な理由でヘルメット治療を諦める方もいらっしゃいます。

ヘルメット治療のメリットとデメリット

ヘルメット治療の最大のメリットは、頭の形を物理的に矯正できることです。中等度から重度の変形に対しても効果が期待でき、適切な時期に開始すれば高い改善率が報告されています。

一方、デメリットもあります。赤ちゃんが1日23時間ヘルメットを装着し続けることへの心理的な抵抗感、夏場の蒸れや汗疹などの皮膚トラブル、装着を嫌がる赤ちゃんへの対応、高額な費用などが挙げられます。また、ヘルメット治療は頭の形の改善に特化しており、向き癖そのものを治すものではないという点も理解しておく必要があります。

どの診療科を受診すべきか

向き癖や頭の形の相談で病院を受診する場合、どの診療科を選べばよいか迷う方も多いでしょう。医療機関によって対応が異なりますが、一般的な受診先を紹介します。

頭のかたち外来がおすすめ

最近では、赤ちゃんの頭の形に特化した「頭のかたち外来」や「向きぐせ外来」を設置している病院が増えています。これらの専門外来では、3Dスキャナーで頭の形を正確に測定し、変形の程度を数値化して評価してくれます。

大学病院や総合病院の形成外科、脳神経外科、小児科などで開設されていることが多く、予約制の場合がほとんどです。専門的な診断を受けたい場合は、まずこのような専門外来がある医療機関を探すことをおすすめします。

一般的な小児科でも相談可能

かかりつけの小児科でも、向き癖や頭の形について相談することができます。筋性斜頸など病気が隠れていないかを確認してもらい、必要に応じて専門医を紹介してもらうこともできます。乳児健診の際に相談するのも良いでしょう。

病院での治療の限界

病院での治療法にはそれぞれ有効性がありますが、いくつかの課題もあります。経過観察では具体的な改善策が示されないことが多く、家庭での対処法も一般的なアドバイスにとどまることがあります。

また、ヘルメット治療は頭の形を整えることはできても、なぜ向き癖が起こっているのかという根本原因にはアプローチしていません。そのため、ヘルメット治療中も向き癖は残ったままということがほとんどです。頭の形は改善されても、身体の歪みや筋肉の緊張は残ってしまいます。

当院での根本的なアプローチ

当院では、ヘルメット治療とは全く異なるアプローチで向き癖の根本的な改善を目指しています。向き癖の原因となっている骨格の歪みや筋肉の緊張を直接調整することで、赤ちゃん本来の自由な動きを取り戻すことを目的としています。

徹底した検査で原因を特定

当院の最大の特徴は、まず徹底した検査を行うことです。一般的な治療院では行わない、経験と科学を融合させた独自の検査により、向き癖の真の原因を見つけ出します。頚椎、胸椎、骨盤の変位や可動域の制限、全身の筋肉、筋膜、皮膚の緊張パターンを詳細に分析します。

この検査により、なぜその赤ちゃんに向き癖が起こっているのか、どこを調整すれば改善するのかが明確になります。同じ向き癖でも、原因は一人一人異なります。だからこそ、個別の検査が何より重要なのです。

ソフトな施術で身体を整える

当院の施術は3グラム程度の非常にソフトな刺激で行います。赤ちゃんの身体は骨も筋肉も未発達な状態であり、強い刺激は必要ありません。むしろ、最小限の刺激で最大限の効果を引き出すことが、赤ちゃんの施術では重要です。

検査で見つかった問題箇所に対して、骨格の歪みを整え、筋膜の緊張を解放する専門的な技術で施術を行います。これにより、赤ちゃんは自然と色々な方向を向けるようになり、向き癖が改善されていきます。頭の形も、身体のバランスが整うことで自然と改善されていくケースが多いです。

ヘルメット治療との併用も可能

すでにヘルメット治療を始めている方も、当院の施術を受けることができます。ヘルメット治療で頭の形を整えながら、当院の施術で向き癖の根本原因を改善するという組み合わせは、非常に効果的です。また、ヘルメット治療によって生じる身体への緊張も施術で取り除くことができます。

治療法の選択で迷ったら

病院での経過観察、理学療法、ヘルメット治療、そして当院のような専門機関での施術と、向き癖に対する治療法には様々な選択肢があります。どの方法が最適かは、赤ちゃんの月齢、向き癖の程度、頭の形の変形の状態、ご家族の価値観や経済状況などによって異なります。

大切なのは、それぞれの治療法の特徴を理解した上で、赤ちゃんにとって最善の選択をすることです。病院での治療と当院での施術を並行して行うことも可能ですし、まずは一つの方法を試してみて、効果を見ながら判断することもできます。

向き癖は早期に対処すればするほど改善しやすいため、迷っている時間があればまずは相談してみることをおすすめします。一人で悩まずに、いつでもお気軽にご連絡ください。赤ちゃんの健やかな成長のために、一緒に最適な方法を見つけていきましょう。


院長:高木

どんなお悩みもお気軽にご相談ください

住所
神奈川県平塚市明石町24-33藤和シティコープ1F
電話番号
0463-86-6928
定休日
水曜・日曜・祝日
ご予約・お問い合わせ
050-3645-3688
24時間受付中

気軽にシェアしてください
目次