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【機能性ディスペプシア】薬でも効果がなかった胃の不調が改善
胃痛、食欲不振、食後は膨満感があり、胃の不調にともない飲み込みづらさ息苦しさで悩んでいた女性(40代/主婦)の改善事例をご紹介します。

主訴(来院時の症状)
胃痛があり、食欲がなくなる。食後が胃部の膨満感があり、その影響で飲み込みづらさや息苦しさ、声が出しづらくなるようになる。内科で検査するも異常は見つからず機能性ディスペプシアと診断され、通院し薬を飲むが症状は改善しない。
元々、首のこりや肩こりがあり、耳の詰まりなども感じる時がある。これらの症状も最近ひどくなっているように感じ、多くの不調を感じながら日常生活を過ごしている。
来院に至るまでの経緯
元々、胃の不調はあったが引越しや環境の変化があり、徐々に症状が悪くなっていった。環境の変化やストレスによる負担が軽減すれば症状が落ち着くと思い様子を見ていたが、悪化していった。
病院の検査で器質的な問題はないが機能性ディスペプシアという診断名がつき、色々調べて見るが解決方法がわからず大きな不安を抱えて過ごす。薬の効果が感じられないため、他の方法で改善方法を探した結果、地域情報誌で当院を見つけ来院に至る。
運動や趣味を以前と変わらずに出来るようになり、生涯健康で過ごしたいと考えている。
検査と所見
初回検査結果は以下の通り。
- 姿勢分析より、前方頭位と骨盤後傾位
- 第1頚椎、左側方変位
- 第2頚椎-第5頚椎、後方変位
- 第3胸椎-第8胸椎、後方変位
- 左仙腸関節、後下方変位
- 上部・中部脊柱起立筋群の緊張
- 肩甲挙筋の緊張
- ハムストリングの緊張
- 噴門部・胃体部緊張
- 肝臓疲労状態
- 交感神経優位状態
検査結果の分析により、頚椎・胸椎関節の可動域減少と内臓疲労から起きる自律神経不調と判断。
施術内容と経過
頚部・胸部の脊椎関節の可動域低下と噴門部、胃体部の平滑筋の緊張が強く、内臓施術を行った。

機能性ディスペプシアは、検査で原因が不明の場合につけられる診断名である。原因不明と考えられストレスの影響が大きいと考えられているが、この不調の原因には内臓に繋がる自律神経の働きと胃の筋肉の緊張が大きく関係している。
この2つの働きによって内臓は正常に活動するが、筋肉の緊張や背骨・骨格の変位による可動域減少によって、この自律神経の流れと血流が悪くなることで、様々な胃の不調が発生する。
自律神経には交感神経と副交感神経がある。本来、自律神経は1日の中で緩やかに切り替わるが、この2つに問題があると神経が刺激され、その働きに誤作動が起きやすくなる。
飲み込みづらさや不安などに関係する神経は頭・首・肩に分布され、胃の不調、息苦しさなどに関係するのは背中に、便秘や下痢やお腹の不調に関係するのは腰部・骨盤部にそれぞれ繋がっている。
それぞれの部位に強い筋肉の緊張や背骨の歪みがあると、神経・血管の流れが悪くなり、臓器に正常な命令が出来ず、様々な症状が発生するようになる。

日々の生活によって身体へ負担があっても、柔軟な身体であれば蓄積はあまりされないが、緊張や歪みがあると、負担はその部位に蓄積される。それにより、症状が出やすい状態になっている。
内臓は肋骨と背骨の中に収まっている。各部に繋がる神経・血管は首・肩の周辺の背骨の間を通り、筋肉の中を通っている。身体の歪みや筋肉の緊張は内臓の正常な動きを制限させる。内臓そのものの筋肉が硬くなると、それも正常な働きを妨げてしまうため、それも症状を発生させる。
また、筋肉の緊張は交感神経を優位に働かせる。その結果身体はいつも緊張、興奮しやすい体質になり、疲れがたまりやすくなる。少しの刺激でも身体が強く反応するため、あらゆるタイミングで不調の予兆のようなものが発生していると考えられる。
自律神経や血液の流れを阻害している背骨の関節や筋肉の緊張を取り除き、内臓が正常に働くようにする。現在の姿勢や身体の問題によって内臓そのものが硬くなっているため、内臓そのものを動かすような施術も同時に行い、神経と内臓それぞれにアプローチすることで改善を早める。

- 初回〜10回目/週2回ペース
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初回の検査で、胸椎関節の可動域減少による圧痛や全身の筋肉の緊張がみられた。胃を軽度の圧触診したところ、胃壁の硬さや腹部全体の緊張も見つかった。胃の自覚症状を基準として、施術毎に変化と反応を見た。
3回の施術で、「少しずつ良くなっている感じ」という報告があり、10回目来院時、全体的に不調が改善して生きているという実感があった。
原因がわかったこと、施術を受けると間違いなく身体が楽になることが確認出来たため、不安も減少している。
- 11回目〜26回目/週1回ペース
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来院から2ヶ月、15回目の来院時に胃の機能が60%くらいに回復しているという報告があった。また家族や友人から「元気になったね」「顔色がいいね」と言われるようになり、姿勢が良くなったと言われた。
胃の不調が少なく、胃の膨満感や喉のつまりや飲み込みづらさがなくなったため、電話でも聞き直されることが減り、ドライブ時に歌うことが出来るようになった。
ストレス発散にしていた事が元のように出来るようになり、とても喜んでいた。
- 25回目〜/2週間に1回ペース-不定期来院
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趣味を再開する事で外出や外食が増えたが、食べる量や食べる物を意識すれば、問題なくその場で過ごせるようになっていた。
引越しをしてすぐに来れない状況になったが、LINEの相談によりセルフケア方法を実践する事で大きな不調を感じずに過ごせている。
以下ご本人のメッセージ
引っ越すまで、5年ほどお世話になっていました。
ストレス由来?で体調を崩し、胃腸をはじめあちこちに不調や痛みが出るようになり、病院で機能性ディスペプシアと診断され、薬が増えてもなかなか改善しませんでした。
うまく食べられず体重が落ち体力が落ち、気持ちも落ちてしまい不安だらけだったとき、出会ったのがこちらの治療院でした。まず高木先生が優しい話し方で丁寧に聞いてくださって、安心できました。
施術は、いままで受けたことのある脊髄矯正のカイロプラクティックとは全然違いました。
バキバキならすこともグイグイ押すことも体をひねるようなこともなく、「手を押し当てて動かす」という感じで、最初はあまりの刺激の少なさに戸惑いもありましたが、先生の「手当て」はわたしにはとても心地よいものでした。
内臓の不調、肩こり腰痛など体の不調、疲れなど、いろいろな症状を相談しましたが、そこだけというのではなく、体全体を調律してもらっていたと思います。体の変化や予測などわたし自身より先生のほうが把握しているなあと思うくらいよくみていてくださいました。
昨年遠方へ引越し、高木先生の治療を受けられなくなったのがとても残念でなりません。どこでもドアがあったらいまも通いたいくらいです。本当にありがとうございました。近くに寄れたらまたお願いしたいと思います。
院長からのコメント
いつもご来院ありがとうございます。貴重な感想と高評価をしていただき、ありがとうございます。「機能性ディスペプシア」という、そもそもあまり耳馴染みがない診断で大きな不安を抱えていましたよね。
初回ご来院時、症状以上に何よりお疲れであったことを今でもよく覚えています。整体やカイロプラクティックは行ってみないとどのような感じかわからない、ひょっとしたら合わないかもしれないというハードルがあると思います。勇気を出してご来院される方達が施術の効果を実感する前に少しでも安心できるように、個室でのも問診をできる限り丁寧に行うよう心がけています。
来院時にお話する中で身体の症状のことだけではなく、抱えている内なる不安や叶えたい願望を発見できることがよくあります。そういう意味でも身体のことや日常生活のことを沢山話していただけていたことは、こちらもとてもありがたかったです。
少しずつ確実に元気になっていく姿、出来ていなかった趣味やお仕事などに再開できるようになった時など、施術を通して私自身も多くの感動をいただいていました。本当にありがとうございました。
引っ越してしまったことで直接施術を行うことは出来ていませんが、長く身体を見てきた私にできるアドバイスはまだまだ沢山あります。どこでもドアの完成はまだまだ先になりそうなので、LINEなど便利な連絡手段を使って、あんなことこんなことできる体調でいられるようにサポートしていきます。
またいつでもご連絡ください。
機能性ディスペプシアでお悩みなら…
機能性ディスペプシアについて解説しているこちらのページもお読みください。



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