内反小趾

内反小趾とは

内反小趾とは、足の小指が内側（親指の方向）に曲がってしまう足の変形のことです。小指の付け根の骨が外側に出っ張り、小指自体が内側に向いてしまうため、靴を履いた際に圧迫されて痛みや炎症を引き起こします。外反母趾の小指版とも言える症状で、見た目にも分かりやすい変形が特徴です。

厚生労働省のデータでは足の痛みを訴える患者数が増加傾向にあり、足の変形に悩む日本人の約20～30％に内反小趾の関連症状があるとされています。

特にハイヒールや狭い靴を履く機会が多い女性に多く見られますが、男性にも決して少なくない症状です。足腰や姿勢の悩みで受診される方の80％以上に内反小趾が存在するという調査結果もあります。

放置すると痛みが悪化し、靴を履くだけで激痛を感じるようになります。小指の付け根部分が靴に擦れて炎症を起こし、皮膚が硬くなったり化膿する可能性もあります。

歩行バランスが崩れることで膝や腰に負担がかかり、姿勢の歪みや全身の不調を招きます。変形が進行すればするほど治療が困難になり、最悪の場合は骨の変形が固定化されて手術が必要になる可能性があります。

また、痛みをかばって歩くことで他の部位に負担がかかり、新たな痛みや不調を引き起こすリスクも高まります。

見た目状の問題だけでなく、日常生活に支障が出る痛みに発展する可能性もあるため、早急な改善が必要な症状です。

内反小趾の原因

2005年に治療家になって以来、内反小趾でお困りの方を数多く施術してきました。症状の程度は人それぞれですが、病院で付き合って行くしかないと言われて、薬で痛みを抑えるだけしか出来ない、それはなぜでしょうか？

これまでの検査結果や施術経験から断言できるのは、内反小趾の原因はひとつではなく、いくつかの要因が複雑に絡み合っているということです。

内反小趾の主な原因として、以下のようなことが考えられます。

内反小趾はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

この複数の原因が引き金となり、足部の関節可動域減少や足指周辺の筋肉・筋膜・皮膚の緊張などが発生し、内反小趾が発症します。更に、足指への血流が不足することで細胞の再生や新陳代謝が上手くいかなくなり、症状を発生させます。

それの原因は人によって違い、単に靴を変えたり足指をマッサージするだけでは、全ての問題は取り切れません。薬を飲んでも原因が残ったままでは、すぐに症状は再発してしまいます。

1人1人の原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。内反小趾でお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

内反小趾への対応として、次のようなものが一般的です。

保存療法（経過観察）

根本的な改善にはならず、症状の進行を止めることができない場合が多く、時間の経過とともに悪化する可能性があります。

靴の指導とインソール処方

一時的な症状緩和は期待できますが、足の構造的な問題は解決されず、根本的な治療効果は限定的です。

インソールに慣れるまで時間がかかり、靴選びがさらに制限される場合があります。また、変形の進行を遅らせる効果はあっても、根本的な改善は期待できません。

抗炎症薬の処方

あくまで対症療法であり、根本的な原因を解決してくれるわけではありません。

湿布では効果が感じられないことが多いため、より強い鎮痛薬が用いられることがありますが、薬によっては眠くなったり、運転や仕事に支障が出てしまうことも多いです。

鎮痛薬があれば動けるから大丈夫だと思い、痛みがある中での日常生活で症状を悪化させていくケースもよく見られます。鎮痛剤によって胃の不調が起き、新たな症状が発症する可能性もあります。

手術療法

保存療法で改善しない場合、手術が行われます。

入院が必要で、術後の回復に2-3ヶ月かかります。合併症として創部痛や神経痛が生じる可能性があり、必ずしも完全な改善が保証されるわけではありません。

内反小趾を改善するために

まずはあなたの内反小趾の原因を検査によって明らかにします。施術だけでも一時的に症状を緩和させることはできますが、原因を正しく解明できていなければ、根本から改善することはできないからです。

当院は、一般的な治療院では行わない、経験と科学を融合させた独自の検査で、内反小趾の真の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を示し患者さんと共有し、施術を進めていきます。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が問診を行い、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では、身体の変化や症状の波を見逃さないように、当院は検査から施術まで院長が全て行うようにしています。症状だけでなく、人を診ることで変化を見逃さないため、高い治療効果があります。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、手術は避けたい方、他の治療院に通院して効果がなかった方も、諦めずに当院にご相談ください。

内反小趾のQ＆A

内反小趾は自然に治りますか？

外反母趾は進行性の疾患であり、自然に治ることはありません。早期の適切な対処により進行を遅らせることは可能ですが、放置すると徐々に悪化していきます。痛みが軽度であれば安静により痛みが消失するケースもありますが、症状の原因が残ったままで、再発の恐れと、患部をかばうような生活をし続けることで、突然重症化して再発症する可能性もあります。一度症状を感じたら早期の対処が重要です。

内反小趾の人がやってはいけないことは？

つま先の細い靴やヒールの高い靴、きつい靴下やストッキングの着用は避けてください。また外側荷重での歩行も症状を悪化させます。

内反小趾と外反母趾は同時に起こりますか？

はい、同時に起こることがよくあります。足のアーチの崩れや不適切な靴の着用など、原因が共通しているためです。

内反小趾の進行を止める方法はありますか？

適切な靴選び、足指のストレッチ、正しい歩行の習得により進行を遅らせることは可能です。早期の対処が効果的です。

内反小趾に効果的なストレッチはありますか？

足指を広げるストレッチやタオルギャザー運動、足裏のマッサージなどが効果的です。継続的に行うことが重要です。

内反小趾でも運動はできますか？

適切な靴を選び、足に負担をかけすぎない範囲であれば運動は可能です。ただし症状に応じて調整が必要です。

内反小趾の手術は必要ですか？

軽度から中等度の内反小趾であれば、保存的治療や整体での改善が期待できます。手術は最後の選択肢として考えるべきです。

内反小趾で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

症状の根本原因を取り除く当院のカイロプラクティックと内反小趾は非常に相性がよく、長年悩んでいた症状でも劇的に改善するケースもよく見られます。

内反小趾は早くに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。