モートン病

モートン病とは

モートン病は、足の指の付け根にある神経に圧迫や炎症が発生することで起こる足のトラブルです。

主に第3指と第4指の間の神経が腫れて痛みを引き起こします。まるで足の指の間に小石が挟まったような違和感や、電気が走るような痛みを感じるのが特徴です。

症状が進行すると、歩行時に激しい痛みが生じます。足の指を押すと痛みが強くなり、靴を履くことも困難になる場合があります。

特に中年以降の女性に多く見られる症状で、ハイヒールなどのつま先が細い靴を常用している方に発症しやすいとされています。痛みが強く出ることもあり、時にはふくらはぎにまで及ぶこともあります。

痛みの程度は人によって異なり、軽度の不快感から歩行が困難になるほどの強い痛みまで様々です。適切な治療を行わないと慢性化し、日常生活に大きな支障をきたすことがあります。

モートン病を放置してしまうと、症状は徐々に悪化していきます。初期段階では歩行時のみに痛みを感じる程度でも、進行すると常に痛みを感じるようになり、歩行そのものが困難になることもあります。

痛みを避けるために不自然な歩き方をするようになると、足だけでなく膝や腰にも負担がかかり、新たな痛みを引き起こす原因にもなります。日常生活での活動範囲が狭まり、外出を控えるようになることで、心身の健康にも悪影響を及ぼします。

また、痛みによるストレスから睡眠の質が低下したり、気分の落ち込みを経験したりする方も少なくありません。趣味や仕事など、やりたいことを諦めなければならない状況に追い込まれることもあります。

このように、ただの痛みで終わらず様々な問題のきっかけとなるのが、モートン病の怖さです。

モートン病の原因

2005年に治療家になって以来、モートン病でお困りの方を数多く施術してきました。症状の程度は人それぞれですが、病院で付き合って行くしかないと言われて、薬で数時間症状を抑えるだけしか出来ない、それはなぜでしょうか？

これまでの検査結果や施術経験から断言できるのは、モートン病の原因はひとつではなく、いくつかの要因が複雑に絡み合っているということです。

モートン病の主な原因として、以下のようなことが考えられます。

モートン病はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

この複数の原因が引き金となり、足の関節や筋肉、靭帯が神経を圧迫し、痛みが発生します。その状態は人によって違い、単に足を休ませたり湿布を貼ったりするだけでは、全ての問題は取り切れません。足のアーチの状態、歩き方のクセ、姿勢のバランスなど、総合的に評価する必要があります。

それの原因は人によって違い、単に電気をかけたり冷やしたりするだけでは、全ての問題は取り切れません。薬を飲んでも原因が残ったままでは、すぐに症状は再発してしまいます。

1人1人の原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。モートン病でお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

モートン病への対応として、次のようなものが一般的です。

保存療法

局所の安静や足底挿板の使用、薬物療法などが行われます。

ハイヒールの着用やつま先立ちの姿勢を避け、足への負担を軽減することが基本となります。症状の一時的な緩和は期待できますが、根本的な原因が解消されなければ再発する可能性が高いです。また、足底挿板が合わないと逆に症状が悪化することもあります。

薬物療法

あくまで対症療法であり、根本的な原因を解決してくれるわけではありません。

湿布では効果が感じられないことが多いため、より強い鎮痛薬が用いられることがありますが、薬によっては眠くなったり、運転や仕事に支障が出てしまうことも多いです。

鎮痛薬があれば動けるから大丈夫だと思い、痛みがある中での日常生活で症状を悪化させていくケースもよく見られます。鎮痛剤によって胃の不調が起き、新たな症状が発症する可能性もあります。

また、ステロイド注射は回数制限があり、長期的な使用は副作用のリスクが高まります。

手術療法

保存療法で効果がない場合、神経剥離や神経腫摘出、深横中足靱帯の切離などの手術が検討されます。

手術そのものによって神経が傷つくリスクがあり、それによって別の痛みが発生します。また、手術が成功しても症状が完全に改善しない可能性もあります。

手術後のリハビリテーションに時間がかかり、完全回復まで数か月を要することがあります。

モートン病を改善するために

まずはあなたのモートン病の原因を検査によって明らかにします。施術だけでも一時的に症状を緩和させることはできますが、原因を正しく解明できていなければ、根本から改善することはできないからです。

当院は、一般的な治療院では行わない、経験と科学を融合させた独自の検査で、モートン病の真の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を示し患者さんと共有し、施術を進めていきます。

モートン病の改善には、まず正確な原因の特定が不可欠です。当院では、詳細な検査を通じて症状の根本原因を明らかにし、一人ひとりに合わせた施術プランを提案します。

足の構造や歩き方、日常生活での姿勢など、多角的な視点から問題を分析します。単に痛みを一時的に和らげるだけでなく、再発を防ぐための根本的なアプローチを重視しています。

施術では、足の指の間の神経の圧迫を解消するために、足のアーチを正しい状態に戻す調整や、足の筋肉のバランスを整える手技を行います。また、歩行時の重心移動を改善するための指導も行います。

日常生活での靴の選び方や足のケア方法、適切な歩き方についてもアドバイスします。これらの総合的なアプローチによって、モートン病の症状改善と再発防止を目指します。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が問診を行い、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では、身体の変化や症状の波を見逃さないように、当院は検査から施術まで院長が全て行うようにしています。症状だけでなく、人を診ることで変化を見逃さないため、高い治療効果があります。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、手術は避けたい方、他の治療院に通院して効果がなかった方も、諦めずに当院にご相談ください。

モートン病のQ＆A

モートン病は自然に治りますか？

初期段階であれば、適切な靴の選択や足への負担を減らすことで症状が改善することもあります。しかし、症状が進行している場合は専門的な治療が必要です。放置すると症状が悪化し、歩行が困難になる可能性もあるため、早めの対応が重要です。初期段階であれば、ストレッチや安静、生活習慣の見直しによって症状が軽減することもありますが、根本的な原因が身体に残っている場合がほとんどで、疲労の程度や環境によって再発するリスクがあります。

どんな靴を選べばいいですか？

つま先が広く、ヒールが低い靴がおすすめです。足指が自然に広がるスペースがあり、足のアーチをサポートする中敷きが入った靴が理想的です。特にハイヒールやポインテッドトゥなど、つま先が細くなっている靴では悪化する可能性が高くあります。

施術は痛みを伴いますか？

当院の施術は、強い矯正や過度に痛みを感じる刺激は行いません。身体に負担の少ない手技で、不快感を最小限に抑えながら効果的な施術を提供しています。痛みに対する不安がある方も安心してご来院ください。

施術でどのように改善するのですか？

当院では、足の状態だけでなく、全身のバランスや姿勢も含めた総合的な評価を行い、一人ひとりに合った治療計画を立てています。まず初めに、詳細な検査によって症状の原因を特定します。モートン病の場合、足の指の間の神経の圧迫を解消するために、足のアーチを正しい状態に戻す調整や、足の筋肉のバランスを整える手技を行います。また、歩行時の重心移動を改善するための指導も行います。様々な要因が関係していることが多いため、姿勢のバランスも調整します。これらを正確に把握し施術することで、効果的な治療が可能になります。

モートン病で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

症状の根本原因を取り除く当院のカイロプラクティックとモートン病は非常に相性がよく、長年悩んでいた症状でも劇的に改善するケースもよく見られます。

モートン病は早くに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。