顔面痙攣

顔面痙攣とは

顔面痙攣（片側顔面痙攣）とは、自分の意思とは関係なく顔の片側の筋肉が勝手に収縮してしまう症状です。通常は右か左のどちらか一方の顔に起こり、目の周りから始まって次第に頬や口の周りまで痙攣が広がることが特徴的です。

疲れや緊張、ストレスなどで症状が悪化しやすく、生命に関わる病気ではありませんが日常生活に大きな支障をきたすことがあります。中高年以降、特に50代以降の女性に多く見られる傾向があり、加齢による血管の変化も関係していると考えられています。

顔面痙攣を放置すると、症状は自然に軽快することは少なく、多くの場合で痙攣の頻度や程度が徐々に悪化していきます。初期の軽い目の周りの痙攣から始まり、やがて頬や口元まで痙攣が広がります。

最終的には片目を完全に閉じてしまうほど強い痙攣になることもあり、これにより対人関係に支障をきたし、運転や細かい作業が困難になります。

仕事や日常生活に深刻な影響を与える可能性があります。また、常に痙攣が気になることで精神的なストレスが蓄積し、うつ状態になる方もいます。人前に出ることを避けるようになり、社会的な活動から遠ざかってしまうケースも少なくありません。

強い痛みを伴うような症状でなくても、日常生活に大きな支障が出る可能性がある為、注意が必要なのが顔面痙攣です。

顔面痙攣の原因

2005年に治療家になって以来、顔面痙攣でお困りの方を数多く施術してきました。症状の程度は人それぞれですが、病院で根本的な解決方法がなく、薬で数時間症状を抑えるだけしか出来ない、それはなぜでしょうか？

これまでの検査結果や施術経験から断言できるのは、顔面痙攣の原因はひとつではなく、いくつかの要因が複雑に絡み合っているということです。

顔面痙攣の主な原因として、以下のようなことが考えられます。

顔面痙攣はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

この複数の原因が引き金となり、顔面神経の圧迫や血流の悪化、筋肉の緊張などが発生し、痙攣が起こります。更に、神経への血流が不足することで神経の機能が低下し、症状を悪化させます。

それの原因は人によって違い、単に薬を飲んだり注射をするだけでは、全ての問題は取り切れません。薬を飲んでも原因が残ったままでは、すぐに症状は再発してしまいます。

1人1人の原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。顔面痙攣でお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

顔面痙攣への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

効果には個人差が大きく、眠気やふらつきなどの副作用が強く現れることが多いため、仕事や運転に支障をきたす可能性があります。また根本的な治療ではないため症状の完全な改善は期待できません。

ボツリヌス毒素注射

効果は3-4ヶ月程度で切れるため定期的な注射が必要です。また人工的に軽い顔面麻痺を起こすため表情が不自然になることがあり、繰り返し注射することで抗体ができて効果が弱くなる場合があります。

微小血管減圧術

全身麻酔と入院が必要で、聴力低下や嚥下障害などの合併症のリスクが2-3%程度あります。また手術費用が高額になることもあります。

顔面痙攣を改善するために

まずはあなたの顔面痙攣の原因を検査によって明らかにします。施術だけでも一時的に症状を緩和させることはできますが、原因を正しく解明できていなければ、根本から改善することはできないからです。

当院は、一般的な治療院では行わない、経験と科学を融合させた独自の検査で、顔面痙攣の真の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を示し患者さんと共有し、施術を進めていきます。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が問診を行い、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では、身体の変化や症状の波を見逃さないように、当院は検査から施術まで院長が全て行うようにしています。症状だけでなく、人を診ることで変化を見逃さないため、高い治療効果があります。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、手術は避けたい方、他の治療院に通院して効果がなかった方も、諦めずに当院にご相談ください。

顔面痙攣のQ＆A

顔面痙攣は自然に治りますか？

顔面痙攣が自然に軽快することは非常に稀で、多くの場合は症状が徐々に悪化していく傾向があります。血管による神経圧迫が原因のため、根本的な改善が必要となります。

顔面痙攣の人がやってはいけないことは？

過度なストレスや疲労は症状を悪化させるため避けるべきです。また強い閉眼や顔面筋の過度な運動も痙攣を誘発しやすくなるため注意が必要です。

眼瞼痙攣と顔面痙攣の違いは何ですか？

眼瞼痙攣は両側のまぶたに起こることが多く、顔面痙攣は通常片側の顔面に起こり目の周りから頬や口元まで広がることが特徴的な違いです。

顔面痙攣は遺伝しますか？

顔面痙攣は基本的に遺伝性の疾患ではありません。血管による神経圧迫が主な原因であり、家族歴との関連性は低いとされています。

ストレスが原因で顔面痙攣になりますか？

ストレス自体が直接的な原因ではありませんが、ストレスや緊張は既存の顔面痙攣を悪化させる要因となることが知られています。

顔面痙攣は完治可能な病気ですか？

微小血管減圧術による手術治療では約90％の方で症状の完治が期待できます。根本的な原因を取り除く治療法として有効です。

両側に痙攣が起こることはありますか？

顔面痙攣は通常片側性の疾患で、両側に同時に起こることは極めて稀です。両側性の場合は他の疾患の可能性を考慮する必要があります。

顔面痙攣で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

症状の根本原因を取り除く当院のカイロプラクティックと顔面痙攣は非常に相性がよく、長年悩んでいた症状でも劇的に改善するケースもよく見られます。

顔面痙攣は早くに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。