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シーバー病における運動制限の適切な判断ポイント

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湘南カイロ平塚整体院の高木です。お子さんが診断を受けて、医師から「運動を休んでください」と言われたものの、実際にどの程度休ませればいいのか迷われていませんか?

完全に休ませるべきなのか、それとも部分的に参加させてもいいのか。レギュラーから外れてしまわないか、チームメイトに迷惑をかけないか。シーバー病における運動制限の判断は、親御さんにとって最も悩ましい問題です。

大会が近い、セレクションがある、今シーズンは休ませたくない。そんな気持ちもよく分かります。今回は2005年から数多くの成長期のお子さんを診てきた経験から、運動制限の適切な期間、判断基準、そして段階的な復帰方法について詳しくお伝えしていきます。

院長:高木

適切な運動制限が最短復帰への近道、焦らず段階を踏むことが大切です。

目次

運動制限が必要な理由を理解しておきましょう

なぜ運動を制限しなければならないのか。それは成長期の骨の特殊な構造に理由があります。

かかとの骨にある骨端線という軟骨部分は、大人の硬い骨に比べて非常にデリケートで、繰り返しの負荷に弱いという特徴があるんです。アキレス腱が引っ張る力と足底が押し上げる力が同時にかかることで、この柔らかい部分に炎症が起きてしまいます。

炎症が起きている状態でさらに負荷をかけ続けると、症状は悪化の一途をたどります。軽症だったものが中等度になり、中等度だったものが重症化していきます。最初は運動後だけだった痛みが、運動中にも出るようになり、やがて日常生活でも痛むようになってしまいます。

適切な運動制限は、かかとの骨端部分に休息を与え、炎症を鎮めるために必要不可欠です。早期に適切な制限を行うことで、結果的には最短でスポーツに復帰できます。逆に無理を続けると、半年以上スポーツから離れなければならなくなることもあります。

症状別の運動制限の程度を知っておいてください

運動制限といっても、症状の程度によってその内容は大きく異なります。お子さんの今の状態がどのレベルなのかを正確に把握することが、適切な判断の第一歩です。ここでは症状を3つのレベルに分けて、それぞれに必要な制限をお伝えします。

軽度の場合の運動制限について

運動後や翌朝に痛みがあるものの、運動中は痛みを感じない。歩行は正常で、日常生活に支障がない。このレベルであれば、完全休養は必要ありません。ただし走る、跳ぶ動作の量を通常の50%程度に減らし、練習後は必ずアイシングを行ってください。

技術練習やパス練習など、激しい動きを伴わないメニューは参加可能です。ダッシュやジャンプ系のトレーニング、長距離ランニングは控えめにします。この段階であれば、適切なケアと負荷調整で2週間から4週間程度で改善が見込めます。

中等度の場合の運動制限について

運動中にも痛みがあり、練習の途中で痛みが強くなってくる。さらに朝起きた時の一歩目が痛い、またはつま先歩きをすることがある。このレベルになると、走る・跳ぶ動作は完全に休止する必要があります。

チーム練習には参加してもよいですが、ランニングメニューは見学し、ボールを使った軽い技術練習のみに参加します。

試合への出場は原則として控えてください。どうしても出場する場合は、出場時間を制限し、試合後は数日間完全に休むなどの調整が必要です。この段階では4週間から8週間程度の期間が必要になることが多いです。

重度の場合の運動制限について

日常生活の歩行でも痛みがある。かかとをつけて歩けず、階段の昇り降りがつらい。このレベルでは完全休養が絶対に必要です。

チーム練習への参加も、当面は見学のみにとどめてください。無理に参加すると症状が長期化し、半年以上スポーツから離れることになりかねません。

この段階では松葉杖が必要になることもあります。日常生活での歩行も最小限にし、学校では階段の使用を避けるなどの配慮が必要です。適切な治療を受けながら完全休養すれば、8週間から12週間程度で改善が見込めますが、無理を続けると数ヶ月から1年以上かかることもあります。

運動制限の具体的な期間の目安をお伝えします

「いつまで休めばいいのか」という質問は、親御さんから最もよくいただきます。ただし期間はあくまで目安であり、お子さんの症状の回復具合によって変わってくることを理解しておいてください。

軽症の場合の制限期間

適切な負荷調整とケアを行えば、2週間から4週間程度で通常の練習に復帰できることが多いです。ただしこの期間中も痛みの状態を毎日確認し、悪化するようであればさらに制限を強める必要があります。週に1回は完全休養日を設けることも大切です。

中等度の場合の制限期間

走る、跳ぶ動作の完全休止が4週間から8週間程度必要です。その後、段階的に負荷を上げていく期間が2週間から4週間かかります。つまり通常の練習に完全復帰するまでには、合計で6週間から12週間程度を見込んでおく必要があります。

重症の場合の制限期間

完全休養が8週間から12週間、段階的復帰に4週間から8週間、合計で3ヶ月から5ヶ月程度かかることを覚悟してください。ただし適切な治療を受けることで、この期間を短縮できる可能性があります。逆に無理を続けると、1年以上症状が続くこともあります。

運動制限中にできることを知っておきましょう

完全に何もしないわけではありません。かかとに負担をかけない範囲で、できることはたくさんあります。むしろ適度に身体を動かすことで、筋力の低下を防ぎ、早期復帰につながります。

水泳は最適な代替運動です

水中では浮力があるため、かかとへの衝撃がほとんどありません。クロールや平泳ぎなど、全身運動として非常に効果的です。週に2回から3回、30分程度の水泳を取り入れることで、心肺機能と筋力を維持できます。ただしプールサイドでのキックや飛び込みは避けてください。

サイクリングも有効です

自転車も足裏全体で均等に力をかけるため、かかとへの集中的な負荷がかかりません。エアロバイクでも構いませんし、実際に自転車で走るのもよいでしょう。週に3回程度、20分から30分を目安に行ってください。

上半身と体幹のトレーニングを継続しましょう

腕立て伏せ、プランク、腹筋運動など、立位で行わないトレーニングは問題ありません。むしろこの期間に体幹を鍛えることで、復帰後のパフォーマンス向上につながります。自宅で毎日15分程度のメニューを組んで継続してください。

技術練習は座位や立位で工夫できます

サッカーであれば座った状態でのボールコントロール、バスケであれば立位でのシュートフォーム確認など、移動を伴わない技術練習は可能です。この期間に基礎技術を見直すよい機会にもなります。

段階的な運動復帰のステップを理解してください

痛みが落ち着いてきたからといって、いきなり全力で練習を再開してはいけません。段階的に負荷を上げていくプロセスこそが、再発を防ぐ最も重要なポイントです。焦りは禁物です。

第1段階はウォーキングから始めます

まずは30分程度のウォーキングを、痛みなくできるかを確認します。翌日に痛みが出ないことを確認したら、次のステップに進みます。この段階で痛みが出る場合は、まだ復帰には早いというサインです。

第2段階は軽いジョギングです

ウォーキングで問題がなければ、ゆっくりとしたジョギングを10分程度から始めます。スピードは会話ができる程度のペースで十分です。これを3日から5日続けて痛みが出なければ、徐々に時間を延ばしていきます。

第3段階はダッシュとストップ動作です

ジョギングが20分程度できるようになったら、短い距離のダッシュを取り入れます。最初は50%程度のスピードで、徐々に70%、80%と上げていきます。急なストップ動作も少しずつ加えていきます。

第4段階はジャンプ動作と方向転換です

ダッシュが問題なくできるようになったら、ジャンプ動作を加えます。両足ジャンプから始めて、片足ジャンプ、連続ジャンプと進めていきます。方向転換やカッティング動作も徐々に取り入れていきます。

第5段階は通常練習への復帰です

すべての段階で痛みが出なくなったら、通常の練習に復帰できます。ただし最初の1週間から2週間は、練習時間を通常の70%から80%程度に抑え、様子を見ながら徐々に100%に戻していきます。

運動制限しないとどうなるか知っておいてください

「このくらいの痛みなら大丈夫」「試合だけは出させたい」という気持ちは分かります。しかし無理を続けた場合のリスクも、しっかり理解しておく必要があります。

症状が確実に悪化します

軽症だったものが中等度に、中等度だったものが重症に進行します。最初は運動後だけだった痛みが、運動中にも出るようになり、やがて日常生活でも痛むようになります。つま先歩きが習慣化すると、他の部位にも悪影響が出てきます。

回復期間が大幅に長くなります

適切に休めば4週間で治るものが、無理を続けることで3ヶ月、半年、1年と長期化していきます。結果的に大切な試合やシーズン全体を棒に振ることになってしまいます。早めに休むことが、実は最短での復帰につながります。

他の部位にも問題が広がります

片足をかばって歩くことで、もう片方の足にも負担がかかり両足に症状が出ることがあります。また膝や腰、股関節など他の部位にも痛みが広がることもあります。身体全体のバランスが崩れてしまいます。

当院での運動制限期間を短縮するアプローチ

一般的には前述のような長い期間が必要ですが、当院では根本原因にアプローチすることで、運動制限の期間を短縮できるケースが多くあります。なぜかかとに負担がかかっていたのかという根本を解決することが鍵です。

原因を特定する徹底した検査を行います

なぜお子さんのかかとに過度な負担がかかっているのか。足首の硬さ、ふくらはぎの筋緊張、足のアーチの崩れ、膝の向き、骨盤の傾き、姿勢の問題など、様々な要因を詳しく検査します。この検査で真の原因が分かれば、効果的な対処ができます。

根本原因に対する施術を提供します

検査で明らかになった原因に対して、適切な施術を行います。筋肉の緊張には筋膜リリースやトリガーポイントマッサージ、関節の可動域には手技による調整を行います。お子さんの身体に負担の少ない方法で、自然治癒力を引き出していきます。

個別の復帰プログラムを作成します

お子さんのスポーツの種類、大会までの期間、症状の程度などを考慮して、個別の運動復帰プログラムを作成します。いつから何をどのくらいやってよいのか、明確な指標をお伝えします。チームの指導者への説明資料もご用意できます。

お子さんの運動制限、一緒に考えさせてください

運動を休ませるべきか続けさせるべきか。その判断は本当に難しいですよね。お子さんの気持ち、チームへの配慮、将来への影響など、考えることがたくさんあります。ただし一つだけ確実に言えることは、適切な運動制限と段階的な復帰が、結果的には最短でのスポーツ復帰につながるということです。

当院では2005年から数多くの成長期のお子さんを診てきました。運動制限の期間に悩まれる親御さんの気持ちもよく分かります。

徹底した検査で根本原因を特定し、適切な施術とアドバイスで、お子さんが安全に最短でスポーツに復帰できるようサポートします。完全休養が必要なのか部分参加でよいのか、いつから復帰できるのか、そういった判断を一緒にしていきましょう。

運動制限の期間や方法について少しでも不安があれば、一人で悩まずにいつでもご相談ください。お子さんの将来のスポーツ活動を守るために、全力でサポートさせていただきます。


院長:高木

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