
院長:高木お気軽にご相談ください!
こんにちは、湘南カイロ平塚整体院の高木です。春が近づくにつれて、今年もあのシーズンがやってくるとため息をついている方は多いのではないでしょうか。鼻水、くしゃみ、目のかゆみ…。毎年同じように薬を手放せない日々が続いていませんか?
実はその悩みの根っこに、腸の状態が深く関わっている可能性があるんです。アレルギー性鼻炎の原因はひとつではなく、腸内環境の乱れも大きなピースのひとつとして見落とされがちです。
「腸と鼻炎がどう関係するの?」と思われた方、ぜひ最後まで読んでみてください。体の仕組みを知るだけで、対策の視点がガラッと変わります。




薬で症状を抑えるだけでなく、腸から免疫バランスを整えるという視点を持ってみてください
花粉症と腸の話をすると、何か関係あるの?と驚かれる方がほとんどです。でも実は、腸は私たちの免疫システムを司る最大の器官で、免疫細胞の約70〜80%が腸に集まっていると言われています。この数字を聞くだけで、腸がいかに重要かわかりますよね。
花粉症というのは、体が花粉を「敵」と判断して過剰反応してしまうアレルギー反応です。その過剰反応を起こしやすいかどうかは、免疫バランスに大きく左右されます。そしてその免疫バランスを保つ鍵を握っているのが、腸内環境です。
腸の中には数百兆個もの腸内細菌が暮らしており、これらが腸内フローラと呼ばれる生態系を作っています。善玉菌・悪玉菌・日和見菌のバランスが崩れると、免疫細胞の働きにも異常が生じやすくなります。
具体的に説明すると、腸内環境が乱れるとTh2細胞という免疫細胞が過剰に活性化します。このTh2細胞が増えすぎると、花粉のような本来は無害な異物に対してもIgE抗体を大量に作り出してしまい、くしゃみや鼻水などのアレルギー反応が強くなります。
逆に腸内の善玉菌が豊富だと、制御性T細胞という免疫の暴走を止める役割を持つ細胞が増え、アレルギー反応が穏やかになりやすいことがわかっています。
花粉症に悩む方の腸内フローラを調べると、健康な方と比べて多様性が低い傾向が見られます。特定の菌が極端に減っていたり、腸のバリア機能が低下していたりするケースも多いです。
便秘がちでお腹が張りやすい、下痢と便秘を繰り返しているという方は、腸内環境が乱れているサインかもしれません。こうした腸のトラブルと毎年の花粉症のつらさが、実は同じ根っこでつながっている可能性があります。
腸内環境を崩す原因はいくつかあります。自分がやっているかも、という習慣がないか一度振り返ってみてください。忙しい日々の中でついやってしまいがちなことが、実は腸にとって大きなダメージになっていることもあります。
高脂肪・高糖質の食事が続くと、悪玉菌が優位になりやすくなります。揚げ物やファストフードが多い、野菜が少ない、甘いものをよく食べる、といった食生活は腸内フローラを乱す代表的な要因です。
また、食事のタイミングが不規則なことも腸の動きを乱します。朝食を抜いたり、夜遅い時間に大量に食べたりすることは、腸内細菌のリズムを狂わせてしまいます。
腸は「第二の脳」と呼ばれるほど、精神的なストレスの影響を受けやすい臓器です。仕事のプレッシャーや疲労が続くと、自律神経を通じて腸の動きが鈍くなり、善玉菌が減りやすくなります。
睡眠不足も腸内細菌のバランスを崩すことが分かっています。「忙しくて睡眠が短い日が続いている」という方は、腸にとっても花粉症にとっても、まず睡眠の確保が優先事項かもしれません。
腸内環境を改善するためにできることは、実は日々の食事や生活のちょっとした工夫から始められます。ストイックな食事制限をする必要はありません。無理なく続けられる範囲で、というのが一番大事なポイントです。忙しい毎日の中でも取り入れやすいものを中心にお伝えします。
腸内の善玉菌を増やすには、乳酸菌・ビフィズス菌を含む発酵食品と、その菌のエサとなる食物繊維・オリゴ糖を一緒に摂ることが最も効果的です。難しく考えず、まずは毎朝の食卓に一品加えるだけで構いません。
具体的に摂り入れてほしい食品をご紹介します。
朝食にヨーグルトとバナナを加えるだけでも、善玉菌の補給とそのエサを同時に摂れます。夜の納豆ご飯や、汁物に味噌を使うだけでも十分です。まずはこうした小さな積み重ねから始めてみましょう。
善玉菌を増やすと同時に、悪玉菌を増やすものを減らすことも大切です。完全にやめる必要はありませんが、頻度を意識してみてください。
腸内フローラが変化するには、一定の継続期間が必要です。花粉が本格的に飛び始める2〜3ヶ月前から腸活をスタートするのが理想的で、シーズン到来時に免疫バランスが整っている状態を目指せます。
たとえばスギ花粉なら例年2月頃から飛散が増えるため、11〜12月頃から食事の見直しを始めると効果を実感しやすいでしょう。「もう飛び始めてしまった」という方も、今から腸を整えることでシーズン後半の症状軽減に役立ちますよ。諦めずに続けることが大事です。
食事や生活習慣の改善と並行して、背骨や骨盤の状態も腸内環境に影響していることをご存知でしょうか。
腸の働きは自律神経によってコントロールされており、その自律神経は脊椎(背骨)を通って内臓に伸びています。つまり、姿勢の歪みや背骨のズレが自律神経を乱し、腸の動きを妨げている可能性があるんです。
デスクワークや育児で前かがみの姿勢が続いている方は、特に胸椎〜腰椎周辺に歪みが生じやすく、内臓を支配する自律神経が圧迫されやすい状態です。腸の蠕動運動が低下すると便秘がちになり、腸内フローラのバランスも崩れやすくなります。
当院では問診と詳細な検査で、背骨や骨盤の歪みが腸や自律神経に影響していないかを確認します。姿勢分析や触診を通じて、その人固有の原因を特定したうえで施術を行います。
「花粉症で来院したのに、便通が良くなった」という声を実際によくいただきます。背骨の調整によって自律神経のバランスが整い、腸の動きが改善されたことで腸内環境が好転し、アレルギー症状が落ち着いてきたというケースです。
もちろん全員に同じ結果が出るわけではありませんが、「鼻炎だから鼻だけを診る」のではなく、自律神経・腸・姿勢という体全体のつながりから原因を探ることが、根本的な改善への近道だと考えています。
病院での花粉症治療は、抗ヒスタミン薬や点鼻薬など、症状を抑えるための対症療法が中心になります。薬は即効性があり有効ですが、服用をやめると症状が戻ることも多く、根本的な体質改善にはつながりにくいのが現状です。
当院では薬では対処しにくい「背骨の歪み・自律神経の乱れ・腸の機能低下」という部分にアプローチします。下の表に違いをまとめましたので、参考にしてみてください。
| アプローチ | 主な対象 | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|
| 病院(薬) | アレルギー反応を化学的に抑制 | 即効性がある | 眠気・副作用、やめると再発 |
| 腸活(食事改善) | 免疫バランスの土台を整える | 体質から改善を目指せる | 効果が出るまでに時間がかかる |
| カイロプラクティック | 自律神経・背骨・腸機能を整える | 根本原因へのアプローチ | 継続的な来院が必要 |
それぞれ一長一短ありますが、腸活とカイロプラクティックを組み合わせることで相乗効果が期待できます。当院では患者さんの生活スタイルに合わせたアドバイスも一緒にお伝えしています。
花粉症は毎年かかるもので付き合っていくしかない、と諦めていませんか?薬でなんとかやり過ごしてきたけれど、年々症状が強くなっている気がする…そんな方こそ、今年は体の内側から変えるアプローチを試してみてほしいです。
難しいことは何もありません。まずは今日の夕食に納豆を一パック追加する、明日の朝食にヨーグルトをプラスするだけで十分です。毎日コツコツと続けることが腸内フローラを変え、体質を変えていく力になります。
特別な道具も、高価なサプリも必要ありません。まずは食事と睡眠の2つから整えていきましょう。
個人差はありますが、腸内フローラは約1〜2ヶ月で変化が見られ始めることが多いです。「すぐに効果が出ない」と途中でやめてしまうのが最ももったいないパターンなので、花粉シーズン前から余裕を持って始めることをおすすめします。
腸の状態が安定すると、免疫バランスも徐々に整い始め、くしゃみや鼻水の頻度や強さが変わってきたという声を来院者からもよくいただきます。焦らず、楽しみながら続けてみてください。
2005年に治療家になってから20年、アレルギー性鼻炎や花粉症でお悩みの方をたくさん診てきました。その中で強く感じるのは、原因が一つじゃないということです。鼻の症状だけを診ていても改善の限界がある。腸、自律神経、背骨、生活習慣など、そのすべてがつながっています。
どうせ治らないから薬を飲み続けるしかないと思っていた方が、体全体を整えるアプローチで毎年の苦しさから解放されるケースを何度も目の当たりにしてきました。あなたの体にも必ず理由があり、原因がある。それを一緒に探していけたらと思っています。
一人で抱え込まず、ぜひ気軽に相談してください。初回は問診と検査にしっかり時間をかけて、あなたの体の状態を丁寧に確認します。もし何かできることがないかと、お考えの方はぜひ一度当院にご連絡ください。

