手のしびれ

手のしびれとは

手のしびれは、日常生活で多くの方が経験する症状です。一時的なものから慢性的なものまで、その症状は様々です。しびれはビリビリ、ジンジンといった感覚や、手の感覚の鈍さや力が入らないといった症状としても現れます。

特に現代社会では、デスクワークやスマートフォンの使用増加により、手のしびれを訴える方が増えています。単なる疲れと思って放置していると、症状が悪化し日常生活に支障をきたすこともあります。

手のしびれは有病者は年々増えています。手根管症候群や胸郭出口症候群など病名がつく手のしびれもありますが、病名がつかないケースも増えています。デスクワークやスマホ操作など、手を使う機会が増えていることや、日常生活で前傾姿勢が多くなっていることも原因の一つと考えられています。

手のしびれを放置すると、症状が進行し日常生活に大きな影響を及ぼすことがあります。初期段階では一時的なしびれだけでも、時間の経過とともに症状が悪化していきます。

しびれが慢性化すると、物を落としやすくなったり、細かい作業が困難になったりします。キーボード入力やスマホの操作など、現代人の日常に欠かせない動作にも支障が出てきます。

さらに進行すると、手の筋力低下が起こり、ペットボトルのふたが開けられない、ドアノブを回せないなど、基本的な動作にも影響がでます。筋肉の萎縮が進むと、回復に時間がかかるようになります。

何よりも怖いのは、しびれの感覚に慣れてしまい、重大な疾患のサインを見逃してしまう可能性です。重大な問題になる前に早期の改善が必要です。

手のしびれの原因

2005年に治療家になって以来、手のしびれでお困りの方を数多く施術してきました。症状が軽度であれば仕事や家事を行えますが、重症であれば自分で料理が出来なくなっている方や転職、休職を考えている方も多く来院されます。

これまでの検査結果や施術経験から断言できるのは、手のしびれの原因はひとつではなく、いくつかの要因が複雑に絡み合っているということです。

手のしびれの原因として次のものが挙げられます。

手のしびれはこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

手のしびれの原因として、椎間板が飛び出ているヘルニアの状態や骨の変形が関係していると考えられています。しかし、最近の研究では骨の変形があるが症状がない方、骨の変形はないが症状が強い方がいることから、変形と痛みが一致しないこともわかっています。

手のしびれの真の原因は、頚椎・胸椎関節の配列異常や可動域減少、頚部・背部の筋肉・筋膜・皮膚の緊張であると考えています。それらもの問題が手に向かう神経や血管を圧迫し、しびれを発生させます。原因は人によって違い、牽引をしたり筋肉をほぐすだけでは全ての問題は取り切れません。

病院ではレントゲンで診断されますが、手のしびれの原因のほとんどはレントゲンでは映りません。結果、症状の原因が見落とされて改善せず、場合によっては悪化してしまうのです。

1人1人の原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。手のしびれでお困りなら、姿勢の専門書を出版し、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

手のしびれへの対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

あくまで対症療法であり、根本的な原因を解決してくれるわけではありません。

湿布では効果が感じられないことが多いため、より強い鎮痛薬が用いられることがありますが、薬によっては眠くなったり、運転や仕事に支障が出てしまうことも多いです。

鎮痛薬があれば動けるから大丈夫だと思い、痛みがある中での日常生活で症状を悪化させていくケースもよく見られます。鎮痛剤によって胃の不調が起き、新たな症状が発症する可能性もあります。

理学療法

ストレッチやエクササイズ、筋力トレーニングをすることで患部の筋肉が緩み症状が緩和するケースもあります。

しかし、程度を調整するのが難しくかえって痛みが強くなる場合や、そもそもの痛みによって運動療法が行えないことがよくあります。

効果を実感するまでに時間がかかり、継続的な通院が必要です。また、原因となる姿勢や骨格の問題に対するアプローチが不十分なことがあります。

手術療法

手術そのものによって神経が傷つくリスクがあり、それによって別の痛みが発生します。また、手術が成功しても症状が完全に改善しない可能性もあります。

近年の研究で解明されているように、そもそもの手のしびれの原因が手術をして除去した部位にない可能性もあります。

入院や手術後の経過観察を含め長期間、仕事や学校などを休む必要があります。手術後の部位を庇うために別の部位に負担がかかったり、患部の筋力低下によって日常生活の復帰に時間がかかります。

手のしびれを改善するために

まずはあなたの手のしびれの原因を検査によって明らかにします。施術だけでも一時的に症状を緩和させることはできますが、原因を正しく解明できていなければ、根本から改善することはできないからです。

当院は、一般的な治療院では行わない、経験と科学を融合させた独自の検査で、手のしびれの真の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を示し患者さんと共有し、施術を進めていきます。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が問診を行い、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では、身体の変化や症状の波を見逃さないように、当院は検査から施術まで院長が全て行うようにしています。症状だけでなく、人を診ることで変化を見逃さないため、高い治療効果があります。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、手術以外の方法を探し、整体やマッサージで効果がなかった方も、諦めずに是非一度当院にご相談ください。

手のしびれのQ＆A

手のしびれは自然に治りますか？

一時的な姿勢や血行不良によるしびれは、姿勢を変えたり、軽く動かしたりすることで改善することがあります。しかし、慢性的なしびれや、頻繁に繰り返すしびれは、根本的な原因がある可能性が高いため、自然治癒を期待するのは難しいです。しびれが緩和したと感じていても、しびれの原因が隠れてしまうことや、慣れることでしびれを感じなくなりケースもあります。原因を特定し、生活習慣の改善や専門的な施術を組み合わせることが重要です。適切な施術と生活習慣の改善により、痛みやしびれなどの症状を大幅に軽減し、日常生活を快適に過ごせるようになることは十分可能です。当院では症状の改善だけでなく、再発防止のためのセルフケア指導も行っています。

どんな生活習慣が手のしびれを悪化させますか？

長時間同じ姿勢でのデスクワークやスマホの使用、猫背や前かがみの姿勢、睡眠時の腕の位置、冷えなどが手のしびれを悪化させる要因となります。また、喫煙や過度の飲酒も血行を悪くし、しびれを悪化させることがあります。

手のしびれと肩こりは関係ありますか？

はい、密接な関係があります。肩こりによる筋肉の緊張は、腕へ向かう神経を圧迫し、手のしびれを引き起こすことがあります。特に僧帽筋や肩甲挙筋の緊張は、頚部から腕へ伸びる神経に影響を与えやすいです。肩こりと手のしびれを同時に感じる場合は、共通の原因がある可能性が高いです。

施術でどのように改善するのですか？

当院の施術では、手のしびれに関係する部位の全てを見ます。頚椎や胸椎などの背骨だけでなく、姿勢、頚部・背部の筋肉、筋膜、皮膚、頚神経、腕神経叢、血管まで、あらゆる部位にアプローチします。これにより痛みの軽減と関節機能の回復を目指し、神経の伝達や血流を改善します。施術は痛みを伴わない優しい刺激で行われ、個々の症状に合わせて調整していきます。

手のしびれで悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

症状の根本原因を取り除く当院のカイロプラクティックと手のしびれは非常に相性がよく、長年悩んでいた症状でも劇的に改善するケースもよく見られます。

手のしびれは早くに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。

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