突発性難聴

突発性難聴とは

突発性難聴とは、ある日突然、片方の耳が聞こえにくくなる病気です。

前日まで問題なかったにも関わらず、朝起きたらテレビの音が聞こえない、電話の音が急に聞こえなくなるなど、前触れなく発症します。耳鳴りや耳が詰まった感じ、めまいや吐き気を伴うことも多い疾患です。

厚生労働省により「難病指定」されている治療の困難な疾患で、耳鳴りやめまい、吐き気を伴うことも多く、早期の治療開始が重要とされています。年間約75,000人が発症するとされ、人口10万人あたりでは約28人の発症率となっています。

突発性難聴を放置すると、聴力の固定化が起こり、治療を行っても難聴が残存する可能性が高まります。

発症から1か月以上経過すると聴力回復は困難となり、約50％以上の患者に永続的な難聴が残ります。これにより職場でのコミュニケーション困難、音楽や映画などの娯楽の制限、家族との会話における支障、社会的孤立感の増大などが生じます。

生活の質が大幅に低下し、仕事や人間関係にも深刻な影響を与える可能性があります。

突発性難聴の原因

2005年に治療家になって以来、突発性難聴でお困りの方を数多く施術してきました。症状の程度は人それぞれですが、病院で付き合って行くしかないと言われて、薬の効果を大きく感じられない、それはなぜでしょうか？

これまでの検査結果や施術経験から断言できるのは、突発性難聴の原因はひとつではなく、いくつかの要因が複雑に絡み合っているということです。

突発性難聴の主な原因として、以下のようなことが考えられます。

突発性難聴はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

この複数の原因が引き金となり、内耳の聴覚細胞の機能低下や血流障害、炎症反応などが発生し、突発性難聴が発症します。更に、内耳への血流が不足することで細胞の再生や新陳代謝が上手くいかなくなり、症状を発生させます。

それの原因は人によって違い、単に薬物治療だけでは、全ての問題は取り切れません。薬を飲んでも原因が残ったままでは、すぐに症状は再発してしまいます。

1人1人の原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。突発性難聴でお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

突発性難聴への対応として、次のようなものが一般的です。

ステロイド治療

長期使用により副作用のリスクがあり、糖尿病悪化、感染症リスク増大、骨粗鬆症などの懸念があります。また効果には個人差があり、完全回復は約3分の1程度に留まります。

血管拡張剤投与

薬物による一時的な血流改善効果はありますが、根本的な原因解決には至らず、薬物依存のリスクもあります。また個人差により効果が期待できない場合もあります。

高気圧酸素療法

治療費が高額で、耳の圧迫感や閉所恐怖症の方には負担となります。また治療効果についても確実性に欠ける面があります。

利尿剤投与

脱水症状や電解質バランスの乱れを引き起こす可能性があり、継続使用には注意が必要です。また根本的な改善には繋がりにくい治療法になります。

突発性難聴を改善するために

まずはあなたの突発性難聴の原因を検査によって明らかにします。施術だけでも一時的に症状を緩和させることはできますが、原因を正しく解明できていなければ、根本から改善することはできないからです。

当院は、一般的な治療院では行わない、経験と科学を融合させた独自の検査で、突発性難聴の真の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を示し患者さんと共有し、施術を進めていきます。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が問診を行い、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では、身体の変化や症状の波を見逃さないように、当院は検査から施術まで院長が全て行うようにしています。症状だけでなく、人を診ることで変化を見逃さないため、高い治療効果があります。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、他の治療院に通院して効果がなかった方も、諦めずに当院にご相談ください。

突発性難聴のQ＆A

突発性難聴は自然に治りますか？

生活習慣の変化で一時的に緩和することもありますが、多くの場合は適切な治療や生活習慣の改善が必要です。突発性難聴が緩和したと感じていても、原因が残っていれば、再発の可能性は高くあります。原因を特定し、生活習慣の改善や専門的な施術を組み合わせることが重要です。

突発性難聴の人がやってはいけないことは？

大音量での音楽鑑賞、激しい運動、過度なストレス、アルコールの過剰摂取は避け、十分な休息を取り、医師の指示に従った治療を継続することが大切です。

突発性難聴は完治しますか？

早期治療により約3分の1の方が完全回復しますが、残りの方には何らかの聴力低下が残存する可能性があり、治療開始時期が回復に大きく影響します。

両耳同時に発症することはありますか？

非常にまれですが両耳同時発症もあります。通常は片耳のみの発症で、両耳に症状がある場合は他の疾患の可能性も考慮し、詳しい検査が必要です。

年齢による発症率の違いはありますか？

以前は40-50代の女性に多いとされていましたが、現在は10代から高齢者まで幅広い年代で発症し、年齢や性別による明確な差は見られなくなっています。

治療開始のタイムリミットはありますか？

発症後48時間以内の治療開始が最も効果的で、遅くとも1週間以内の受診が推奨されます。1か月を超えると聴力固定のリスクが高まります。当院に来院された患者さんの中には、3ヶ月以上経過しても改善するケースも良くあります。

メニエール病との違いは何ですか？

突発性難聴は通常1回のみの発症で症状の波がありませんが、メニエール病は難聴とめまいを繰り返すのが特徴で、発症パターンが大きく異なります。

突発性難聴で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

症状の根本原因を取り除く当院のカイロプラクティックと突発性難聴は非常に相性がよく、長年悩んでいた症状でも劇的に改善するケースもよく見られます。

突発性難聴は早くに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。