シーバー病

シーバー病とは

シーバー病（踵骨骨端症）とは、成長期の子供のかかとの骨に起こるスポーツ障害です。10歳前後の小学生に多く見られ、かかとの骨の成長部分（骨端核）にアキレス腱の引っ張る力が繰り返し加わることで炎症が起こります。

成長期特有の骨の構造が原因で発症するため、大人になると自然に治癒する疾患です。しかし、適切な治療を行わないと症状の悪化や長期化し、お子さんの大切な成長期のスポーツ活動に大きな影響を与えてしまいます。

シーバー病を放置すると、痛みが慢性化し日常生活に大きな支障をきたします。歩行時の痛みが増強し、つま先歩きが習慣化することで正常に歩くことが出来なくなります。

また、スポーツ活動の長期間の中断により体力や技術の低下、チームメイトとの関係性にも影響があります。運動への恐怖心や自信喪失などの精神的な影響も、深刻な問題となります。

さらに、適切な治療を受けずにいると再発を繰り返し、成長期の貴重な運動機会を失うことになり、子どもの将来やスポーツ人生にも大きな影響を与える可能性があります。

自然に良くなると期待をしていると、取り返しのつかない問題に発展してしまう可能性がある、怖い症状です。

シーバー病の原因

2005年に治療家になって以来、シーバー病でお困りの方を数多く施術してきました。症状の程度は人それぞれですが、病院では経過観察と言われ、薬で数時間症状を抑えるだけしか出来ない、それはなぜでしょうか？

これまでの検査結果や施術経験から断言できるのは、シーバー病の原因はひとつではなく、いくつかの要因が複雑に絡み合っているということです。

シーバー病の主な原因として、以下のようなことが考えられます。

シーバー病はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

この複数の原因が引き金となり、かかとの骨端核への過度な負荷や周辺組織の炎症が発生し、痛みやこわばりがでます。更に、かかと周辺への血流が不足することで細胞の再生や新陳代謝が上手くいかなくなり、症状を発生させます。

それの原因は人によって違い、単に安静にするだけや湿布を貼るだけでは、全ての問題は取り切れません。薬を飲んでも原因が残ったままでは、すぐに症状は再発してしまいます。

1人1人の原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。シーバー病でお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

シーバー病への対応として、次のようなものが一般的です。

安静・運動制限

長期間の運動制限により体力や技術の低下、チーム活動からの離脱による精神的ストレス、復帰時期の判断の難しさがあります。

お子さんにとって運動は成長に欠かせない要素であり、長期間の制限は心身の発達に影響を与える可能性があります。

インソールや装具の使用

費用負担が大きく、成長に合わせた定期的な作り直しが必要で、装着感に慣れるまで時間がかかることがあります。また、根本的な原因の解決にはならず、装具に依存してしまう可能性もあります。

ストレッチ指導

継続的な実施が必要で、正しい方法を習得するまで時間がかかり、効果を実感するまでに時間を要します。お子さんが自主的に継続することが難しく、保護者のサポートが不可欠となります。

消炎鎮痛剤の処方

根本的な解決にはならず、長期使用による副作用のリスクがあり、薬に依存する可能性があります。成長期のお子さんにとって薬の長期使用は内臓への負担にもあります。

シーバー病を改善するために

まずはあなたのお子さんのシーバー病の原因を検査によって明らかにします。施術だけでも一時的に症状を緩和させることはできますが、原因を正しく解明できていなければ、根本から改善することはできないからです。

当院は、一般的な治療院では行わない、経験と科学を融合させた独自の検査で、シーバー病の真の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を示し患者さんと共有し、施術を進めていきます。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が問診を行い、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では、身体の変化や症状の波を見逃さないように、当院は検査から施術まで院長が全て行うようにしています。症状だけでなく、人を診ることで変化を見逃さないため、高い治療効果があります。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、経過観察で不安を感じいてる方、他の治療院に通院して効果がなかった方も、諦めずに当院にご相談ください。

シーバー病のQ＆A

シーバー病は自然に治りますか？

シーバー病は成長期が終わり骨が成熟すると自然に治癒すると言われています。ただし適切な治療を行わないと症状が長期化し、スポーツ復帰が遅れる可能性があります。早期の適切な治療により、症状の改善を早めることができます。安静により一時的な症状の緩和があっても原因が残っている場合は再発のリスクが高くあります。

シーバー病の人がやってはいけないことは？

痛みがある状態での激しい運動、ジャンプ動作、長時間の歩行は避けるべきです。また痛みを我慢して無理に運動を続けることは症状を悪化させます。適切な休息と段階的な運動復帰が重要です。

シーバー病と成長痛の違いは何ですか？

シーバー病はスポーツが原因の特定部位の障害で、成長痛は夜間に膝周辺に起こる原因不明の痛みです。シーバー病は運動時に悪化し、レントゲンで異常が見られることがあります。

両足同時に発症することはありますか？

はい、両足同時に発症することは珍しくありません。片足をかばうことで反対側に負担がかかり、両側性に症状が現れる場合があります。

再発する可能性はありますか？

適切な治療と予防策を行わないと再発の可能性があります。アキレス腱のストレッチや足関節の柔軟性、運動量の調整も再発防止に重要です。

予防方法はありますか？

アキレス腱と足底筋膜のストレッチ、適切な靴の選択、運動量の調整、足のアライメント改善が効果的です。定期的なメンテナンスが重要になります。

シーバー病で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

症状の根本原因を取り除く当院のカイロプラクティックとシーバー病は非常に相性がよく、長年悩んでいた症状でも劇的に改善するケースもよく見られます。

シーバー病は早くに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。