背中の痛み

背中の痛みの症例報告

背中の痛みとは

背中の痛みとは、首から腰までの背部全体に生じる痛みや不快感を指します。鈍痛、刺すような痛み、灼熱感、張った感じなど様々な性質の痛みがあり、動作や姿勢によって痛みが変化することが特徴です。背中の痛みから派生して、腕のしびれを感じる場合もあります。

日本における慢性疼痛の調査によると、背中の痛みは最も多い痛みの部位であり、慢性疼痛を持つ人の約58.6%が背中下部の痛みを訴えています。肩こり、腰痛に比べると知名度は低く感じるかもしれませんが、主訴ではなくてもその症状で悩んでいる方は非常に多くいます。

背中は普段から姿勢を維持するために使用されている部位なので、休まるときがなく、慢性化しやすい症状です。また、腰部と隣接している部位でもあるため、背中の痛みから腰痛や肩甲骨付近の痛みに派生するなど、あらゆる症状の始まりになる症状でもあります。

特に高齢者の場合、寝たきりにつながる可能性があり、今は強い痛みがないからと安心してはいけない症状の1つです。

背中の痛みの原因

2005年に治療家になって以来、背中の痛みでお困りの方を数多く施術してきました。当院に来院される患者さんは腰痛や肩こりに次いで、背中の痛みに悩んでいます。

これまでの検査結果や施術経験から断言できるのは、背中の痛みの原因はひとつではなく、いくつかの要因が複雑に絡み合っているということです。

背中の痛みの原因として次のものが挙げられます。

背中の痛みはこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

この複数の原因が引き金となり、胸椎関節・肋椎関節の可動域減少や腰部の筋肉・筋膜・皮膚の緊張などが発生し、背中の痛みが発症します。それは人によって違い、単に筋肉をほぐしたり関節の動きを矯正するだけでは、全ての問題は取り切れません。

1人1人の原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。背中の痛みでお困りなら姿勢の専門書を出版し、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

背中の痛みへの対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

薬品成分の作用により、一時的な症状の緩和が期待できます。

消炎鎮痛剤や筋弛緩剤など、多くの薬には副作用があります。湿布によって肌がかぶれることもあれば、胃の不調に繋がることもあります。

リハビリ・運動療法

ストレッチやエクササイズ、筋力トレーニングをすることで患部の筋肉が緩み、症状が緩和するケースもあります。しかし、程度を調整するのが難しくかえって痛みが強くなる場合や、そもそもの痛みによって運動療法が行えないこともあります。

良かれと思って行った運動療法そのものによって発生した新たな痛みの恐怖で、運動そのものから離れていくことで、身体が動かなくなっていくケースも珍しくありません。

装具療法

背中サポーターの固定により患部の安定は期待出来ますが、長時間使用することで周囲の筋力が低下することがあります。圧迫感によって、肩の痛みや腰痛に移行するケースもあります。

また、正常な筋肉・関節も含めて固定するため、本来動きに問題のない部位にも新たな負荷がかかり、別の部位に症状が出てしまいます。

外科手術

手術そのものによって神経が傷つくリスクがあり、それによって別の痛みが発生します。また、手術が成功しても症状が完全に改善しない可能性もあります。

入院や手術後の経過観察を含め長期間、仕事や学校などを休む必要があります。手術後の部位を庇うために別の部位に負担がかかったり、患部の筋力低下によって日常生活の復帰に時間がかかります。

背中の痛みを改善するために

まずはあなたの背中の痛みの原因を検査によって明らかにします。施術だけでも一時的に症状を緩和させることはできますが、原因を正しく解明できていなければ、一時的には良くなったとしても、根本から改善することはできないからです。

当院は、一般的な治療院では行わない、経験と科学を融合させた独自の検査で、背中の痛みの真の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を示し患者さんと共有し、施術を進めていきます。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が問診を行い、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では、身体の変化や症状の波を見逃さないように、当院は検査から施術まで院長が全て行うようにしています。症状だけでなく、人を診ることで変化を見逃さないため、高い治療効果があります。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待なかった方も諦めずに、当院にご相談ください。

背中の痛みのQ＆A

背中の痛みは自然に治りますか？

原因によりますが、一時的な疲労による軽度の背中の痛みは休息で改善することもあります。慢性化した背中の痛みは自然治癒が難しく、適切なケアが必要です。痛みが緩和したと感じていても、痛みの原因が隠れてしまうことや、慣れることで痛みを感じなくなりケースもあります。原因を特定し、生活習慣の改善や専門的な施術を組み合わせることが重要です。

背中の痛みがある人がやってはいけないことは？

激しい運動や重いものの持ち上げは避けるべきです。また長時間同じ姿勢を続けることも良くありません。痛みを我慢して無理に活動を続けることは症状を悪化させる可能性があります。自己判断での強いマッサージやストレッチも痛みを増大させる危険性があります。

背中の痛みを放置するとどうなりますか？

背中の痛みに関連する筋肉の緊張があると、その緊張が腰部に広がり、腰痛や坐骨神経痛を引き起こすことがあります。また、背中の筋肉が「つるように」強く緊張をすれば、ぎっくり背中という状態になり、日常生活に大きな支障が出る症状に発展する可能性もあります。

背中の痛みに効果的なストレッチはありますか？

はい、あります。背中の痛みの原因はその人によって違いますが、軽いストレッチは有効です。仰向けに寝て両脚を抱え込み、あごを引いて体を丸める「背中を丸めるストレッチ」が効果的です。20〜30秒保持し、5〜10回繰り返します。ただし痛みが強い場合は無理をせず、専門家の指導を受けることをお勧めします。

背中の痛みとストレスは関係ありますか？

はい、関係があります。精神的ストレスは筋肉の緊張を引き起こし、背中の血行不良や痛みにつながります。ストレスは背中の痛みには強い負荷となり、2つが合わさることで、呼吸器の問題や心臓の痛みのような、別の症状を引き起こすこともあります。

朝起きた時に背中が特に痛む原因は何ですか？

寝具が体に合っていない可能性や、就寝時の姿勢が不自然であることが考えられます。また夜間は同じ姿勢でいることで、患部の筋肉や関節に負担がかかり、朝に痛みを強く感じることがあります。身体の冷えも朝の痛みを悪化させる要因です。

背中の痛みが慢性化する目安はどのくらいですか？

一般的に3ヶ月以上続く痛みを慢性痛と定義します。ただし、痛みが1ヶ月以上続く場合や、徐々に悪化している場合は早めに専門家に相談することをお勧めします。慢性化すると治療が難しくなる傾向があります。

背中の痛みで悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

症状の根本原因を取り除く当院のカイロプラクティックと背中の痛みは非常に相性がよく、長年悩んでいた症状でも劇的に改善するケースもよく見られます。

背中の痛みは早くに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。

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