生理痛

生理痛とは

生理痛とは、月経期間中やその前後に起こる下腹部や腰部の痛みを指します。医学的には月経困難症と呼ばれ、子宮内膜が剥がれ落ちる際に分泌されるプロスタグランジンという物質が子宮を収縮させることで痛みが生じます。

軽度なものから日常生活に大きな支障をきたす重度なものまで程度は様々で、頭痛、吐き気、下痢、イライラなどの症状を伴うこともあります。日本人女性の約75％が何らかの月経随伴症状に悩んでおり、月経困難症と思われる症状を持つ女性は約38％で、推定患者数は800万人を超えています。

生理痛を放置すると、慢性的な痛みにより生活の質が著しく低下します。仕事や学業への集中力が継続的に損なわれ、キャリア形成や学習成果に悪影響を及ぼす可能性があります。

また、月経回数の増加により子宮内膜症のリスクが高まり、さらに重篤な月経痛や不妊の原因となることがあります。

子宮内膜症が進行すると卵巣がんの発生場所になる可能性も指摘されており、将来的な健康リスクが増大します。精神的にも慢性的な痛みによるストレスが蓄積し、うつ症状や不安障害を引き起こすケースもあります。

生理痛の原因

2005年に治療家になって以来、生理痛でお困りの方を数多く施術してきました。症状の程度は人それぞれですが、病院で付き合って行くしかないと言われて、薬で数時間症状を抑えるだけしか出来ない、それはなぜでしょうか？

これまでの検査結果や施術経験から断言できるのは、生理痛の原因はひとつではなく、いくつかの要因が複雑に絡み合っているということです。

生理痛の主な原因として、以下のようなことが考えられます。

生理痛はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

この複数の原因が引き金となり、子宮の過度な収縮や骨盤内の血流障害、自律神経の乱れなどが発生し、生理痛が発症します。更に、骨盤内への血流が不足することで細胞の再生や新陳代謝が上手くいかなくなり、症状を発生させます。

それの原因は人によって違い、単に痛み止めを服用したり温めるだけでは、全ての問題は取り切れません。薬を飲んでも原因が残ったままでは、すぐに症状は再発してしまいます。

1人1人の原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。生理痛でお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

生理痛への対応として、次のようなものが一般的です。

鎮痛剤の処方

長期使用により胃腸障害や腎機能低下のリスクがあり、根本的な原因解決にはならないため症状の再発が避けられません。

低用量ピルの処方

血栓症のリスクや体重増加、気分の変化などの副作用があり、服用を中止すると症状が再発する可能性があります。

漢方薬の処方

効果が現れるまでに時間がかかり、体質に合わない場合は効果が期待できません。また、継続的な服用が必要です。

手術療法

全身麻酔のリスクや術後の癒着、再発の可能性があり、妊娠への影響を考慮する必要があります。

生理痛を改善するために

まずはあなたの生理痛の原因を検査によって明らかにします。施術だけでも一時的に症状を緩和させることはできますが、原因を正しく解明できていなければ、根本から改善することはできないからです。

当院は、一般的な治療院では行わない、経験と科学を融合させた独自の検査で、生理痛の真の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を示し患者さんと共有し、施術を進めていきます。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が問診を行い、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では、身体の変化や症状の波を見逃さないように、当院は検査から施術まで院長が全て行うようにしています。症状だけでなく、人を診ることで変化を見逃さないため、高い治療効果があります。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、手術は避けたい方、他の治療院に通院して効果がなかった方も、諦めずに当院にご相談ください。

生理痛のQ＆A

生理痛は自然に治りますか？

軽度の生理痛は年齢とともに改善することもありますが、子宮内膜症などの疾患が原因の場合は自然治癒は期待できません。適切な治療により症状の改善が可能です。

生理痛の人がやってはいけないことは？

冷たい飲み物の過剰摂取、長時間の同じ姿勢、過度なストレス、睡眠不足は症状を悪化させます。また、我慢し続けることで重篤な疾患を見逃すリスクがあります。

生理痛がひどい場合、将来妊娠に影響しますか？

子宮内膜症や子宮筋腫が原因の重度な生理痛は不妊の要因となることがあります。早期の診断と治療により、妊娠への影響を最小限に抑えることが可能です。

市販の痛み止めと処方薬の違いは何ですか？

処方薬は症状に応じてより強力で効果的な成分が配合されており、医師の診断のもと個人に最適な治療が可能です。市販薬で効果が不十分な場合は処方薬の検討が必要です。

生理痛で婦人科を受診するタイミングはいつですか？

市販薬が効かない、日常生活に支障をきたす、症状が徐々に悪化している場合は早めの受診をお勧めします。我慢せずに専門医に相談することが重要です。

生理痛で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

症状の根本原因を取り除く当院のカイロプラクティックと生理痛は非常に相性がよく、長年悩んでいた症状でも劇的に改善するケースもよく見られます。

生理痛は早くに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。