頚椎椎間板ヘルニア

頚椎椎間板ヘルニアとは

頚椎椎間板ヘルニアとは、首の骨（頚椎）の間にある椎間板というクッションが出されて、神経を圧迫する病気です。椎間板の中にあるゼリー状の髄核が外に飛び出すことで、周囲の神経根や脊髄を圧迫し、首や肩の痛み、腕や手のしびれなどを考慮します。

7つある頸椎のうち、特に5番目と6番目（C5/6）や6番目と7番目（C6/7）の間で発症することが多く、デスクワークやスマートフォンの長時間使用による姿勢の悪化が主な原因となっています。

健康な状態では、この椎間板が背骨の動きをスムーズにし、衝撃を吸収する役割を果たしています。しかし、過度な負担によって変形した椎間板が神経を圧迫すると、首の痛みが発生し、指のしびれが広がる場合もあります。

特に働き盛りの30代から50代の男性に多く発症します。長時間同じ姿勢になる建設や工事などの業務で多く見られ、IT関連のデスクワーカーの増加に伴い、年々患者数も増加しています。

頚椎椎間板ヘルニアを放置すると、神経への圧迫が進行し、一時的なしびれから永続的な神経損傷へと発展する恐れがあります。初期の首や肩の痛みから始まり、手指の感覚障害や筋力低下が起こり、最終的にはボタンかけや箸の使用、文字を書くような日常動作ができなくなる可能性があります。

さらに症状が進行すると、脊髄が圧迫され、両手の麻痺、指の感覚異常、握力低下といった重篤な脊髄症状を呈することがあります。このような状態になると、仕事や家事、運転など、日常生活に大きく支障が出るようになります。

また、慢性的な痛みによる睡眠障害から、うつ症状や免疫力の低下を招き、生活の質が著しく低下する悪循環に陥るリスクもあります。仕事への集中力が低下し、家族との時間もなくなってしまう可能性があります。

頚椎椎間板ヘルニアの原因

2005年に治療家になって以来、頚椎椎間板ヘルニアでお困りの方を数多く施術してきました。重症の方は家事や育児が出来なくなった方や転職、休職を考えている方もいました。リハビリをしているのに改善せず、手術もしたが症状が緩和しなかった。これなぜでしょうか？

これまでの検査結果や施術経験から断言できるのは、頚椎椎間板ヘルニアの原因はひとつではなく、いくつかの要因が複雑に絡み合っているということです。

頚椎椎間板ヘルニアの原因として、一般的には次のものが挙げられます。

頚椎椎間板ヘルニアはこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

この複数の原因が引き金となり、頚椎椎間板ヘルニアが発生します。 レントゲンやMRIなどの画像診断を行うと、頚椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症という診断名がつく場合があります。しかし、これら変形は、首の痛みや神経痛などの症状と、必ずしも一致するわけではないと、発表されています。

症状の真の原因は、姿勢の悪さ、頚椎関節の可動域減少や腰部の筋肉・筋膜・皮膚の緊張です。それらが椎間板と背骨の関節を圧迫することで、症状が発生していると考えられています。その原因の部位は人によって違い、薬で症状を抑えるだけではすぐに症状は再発してしまいます。

1人1人の原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。頚椎椎間板ヘルニアでお困りなら、姿勢の専門書を出版し、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

頚椎椎間板ヘルニアへの対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

あくまで対症療法であり、根本的な原因を解決してくれるわけではありません。

湿布では効果が感じられないことが多いため、より強い鎮痛薬が用いられることがありますが、薬によっては眠くなったり、運転や仕事に支障が出てしまうことも多いです。

鎮痛薬があれば動けるから大丈夫だと思い、痛みがある中での日常生活で症状を悪化させていくケースもよく見られます。鎮痛剤によって胃の不調が起き、新たな症状が発症する可能性もあります。

一切の摂取による腸障害や肝臓機能への負担があり、根本的な原因解決には至りません。また、薬の効果に個人差があり、副作用のリスクも考えられます。

理学療法

効果を実感するまでに時間がかかり、継続的な通院が必要です。運動の方法や強度を間違えると悪化する可能性もあります。

神経根ブロック注射

効果は一時的で、繰り返し施術が必要な場合があります。また、感染や神経損傷などの合併症のリスクがあります。

頚椎カラー

頚椎カラーの使用により首の周囲筋力低下を招き、依存性が生じる可能性があります。日常生活の制限も大きくなります。

手術療法

手術そのものによって神経が傷つくリスクがあり、それによって別の痛みが発生します。また、手術が成功しても症状が完全に改善しない可能性もあります。

そもそもの症状の原因が手術をして除去した部位にない可能性もあります。

入院や手術後の経過観察を含め長期間、仕事や学校などを休む必要があります。手術後の部位を庇うために別の部位に負担がかかったり、患部の筋力低下によって日常生活の復帰に時間がかかります。

頚椎椎間板ヘルニアを改善するために

まずはあなたの頚椎椎間板ヘルニアの原因を検査によって明らかにします。施術だけでも一時的に症状を緩和させることはできますが、原因を正しく解明できていなければ、根本から改善することはできないからです。

当院は、一般的な治療院では行わない、経験と科学を融合させた独自の検査で、頚椎椎間板ヘルニアの真の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を示し患者さんと共有し、施術を進めていきます。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が問診を行い、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では、身体の変化や症状の波を見逃さないように、当院は検査から施術まで院長が全て行うようにしています。症状だけでなく、人を診ることで変化を見逃さないため、高い治療効果があります。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、手術以外の方法を探し、整体やマッサージで効果がなかった方も、諦めずに是非一度当院にご相談ください。

頚椎椎間板ヘルニアのQ＆A

頚椎椎間板ヘルニアは自然に治りますか？

椎間板ヘルニアは自然に完治することは難しい病気です。単なる疲労からくる状態ではなく、一定の期間で蓄積された問題が椎間板の変形を作っているため、適切な治療や生活習慣の改善が必要です。一時的に症状が軽くなっても原因が残ったまま患部をかばうような生活をし続けた結果、突然重症化して再発症する可能性もあります。一度症状を感じたら早期の対処が重要です。軽度の場合は自然治癒の可能性もありますが、多くは適切な治療なしでは症状が慢性化する、悪化傾向があります。

頚椎椎間板ヘルニアの人がやってはいけないことは？

長時間の同じ姿勢の維持、急激な動き、不適切なストレッチなどは避けるべきです。また、過度の安静も筋力低下を招くため注意が必要です。適度な活動と休息のバランスが大切です。現時点で症状は誘発する動作を確認し、なるべくその動きをしないことで悪化を防げる場合もあります。また、マッサージや整体での強い刺激も症状を悪化させる可能性があります。

どのくらいの期間で症状は改善しますか？

個人差がありますが、適切な治療を受けた場合、軽さなら2～4週間、中等度では2～3ヶ月程度で改善傾向が見られることが多いです。

手術をしないで治る可能性はありますか？

一般的に、手術は椎間板ヘルニアの治療法の一つですが、唯一の選択肢ではありません。実際に多くの患者さんは、適切な保存療法で症状が改善します。当院では手術を避けたいという方に対して、背骨の歪みの矯正や筋肉のバランス調整など、非侵襲的なアプローチで症状の改善を目指します。もちろん、重度の神経症状がある場合は医師との連携も大切にしています。

MRI検査は必ず受ける必要がありますか？

確定診断は有効ですが、症状や身体の所見から診断可能な場合もあります。検査の必要性については症状の程度や経過を見て判断します。

頚椎椎間板ヘルニアと頚椎症の違いは何ですか？

ヘルニアは椎間板が飛び出す病態で、頚椎症は椎間板や椎体の変性による一般です。症状は似ていますが、原因と治療法に違いがあります。

再発を防ぐにはどうしたらよいですか？

正しい姿勢の維持、適度な運動、ストレス管理、睡眠環境の改善などが重要です。定期的なメンテナンスも効果的です。

仕事を休む必要はありますか？

症状の程度によりますが、デスクワークの場合は休職せず、工夫しながら継続できることが多いです。適切な治療により早期復帰が可能です。

運動やストレッチは効果がありますか？

正しい方法で実行すれば効果的ですが、間違った方法ではマイナスのリスクがあります。専門家の指導の下で実施することが重要です。

若い人でも発症することはありますか？

はい、スマートフォンの普及により20～30代の発症も増加しています。 長時間の姿勢不良が主な原因となっています。

頚椎椎間板ヘルニアで悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

症状の根本原因を取り除く当院のカイロプラクティックと頚椎椎間板ヘルニアは非常に相性がよく、長年悩んでいた症状でも劇的に改善するケースもよく見られます。

頚椎椎間板ヘルニアは早くに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。

日常生活にも支障があったので、本当に助かりました

的確に治療してくれました

定期的に通い、症状を克服しました