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中高生の親御さん必見|側弯症で手術を勧められたときの判断基準

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側弯症の手術は回避できる?決断前に知っておきたいこと

湘南カイロ平塚整体院の高木です。お子さんが側弯症と診断され、医師から手術を勧められて不安を感じている親御さんも多いのではないでしょうか。突然「手術が必要です」と言われても、簡単に判断はできないのは普通のことです。

手術にはリスクがあるし、費用も高額になる。術後は背骨が固定されて動きが制限されるとも聞くと、本当に手術しか方法がないのか、他に選択肢はないのかと悩むのは当然のことですよね。

この記事では、側弯症における手術の基準やリスク、そして手術以外の選択肢について詳しくお伝えします。大切なお子さんの身体のことだからこそ、十分な情報を得た上で判断していただきたいと思います。

院長:高木

実際に手術を提案されていた患者さんが施術で回避できたケースが
多くあります。諦める前にぜひ読んでください

目次

側弯症で手術が必要になる基準とは

側弯症で手術が検討されるのは、一般的にコブ角と呼ばれる背骨の曲がりの角度が一定以上になった場合です。この角度は背骨の曲がり具合を数値化したもので、レントゲン写真から測定されます。手術の判断基準や手術の内容について理解しておくことで、医師との相談もスムーズになります。

コブ角40〜45度以上が手術適応の目安

多くの医療機関では、コブ角が40〜45度以上になると手術を検討する段階に入ります。この角度を超えると、成長が止まった後も側弯が進行し続ける可能性が高いとされているからです。ただしこれはあくまで目安であり、年齢や成長の段階、側弯の進行スピードによっても判断は変わってきます。

成長期のお子さんの場合、まだ身長が伸びる時期であれば側弯がさらに進行するリスクがあります。そのため、コブ角が40度に達していなくても早めに手術を提案されるケースもあります。

手術で行われる矯正固定術

側弯症の手術で最も一般的なのは、脊椎矯正固定術と呼ばれる方法です。背骨に金属製のロッドやスクリューを入れて曲がりを矯正し、その状態で固定します。手術時間は通常4〜8時間程度で、全身麻酔で行われます。

手術によって背骨の曲がりはかなりの程度まで矯正できますが、固定した部分の背骨は動かなくなります。これが術後の生活に影響を与える大きなポイントです。

手術のリスクと術後の生活への影響

どんな手術にもリスクは伴います。側弯症の手術も例外ではなく、合併症の可能性や術後の生活制限について事前に理解しておくことが重要です。メリットだけでなくデメリットもしっかり把握した上で判断することが、後悔のない選択につながります。

手術に伴う合併症のリスク

側弯症の手術で起こりうる合併症として、感染症、出血、神経損傷などがあります。特に神経損傷は重篤な後遺症につながる可能性があるため、術中は神経モニタリングを行いながら慎重に進められます。

また、金属インプラントの問題として、スクリューの緩みや折れ、感染などが起こることもあります。こうした場合は再手術が必要になるケースもあります。ただし、医療技術の進歩により合併症の発生率は年々低下しています。

術後にできなくなること

手術後は背骨の一部が固定されるため、以前のような柔軟性は失われます。前屈や後屈、ひねりの動作が制限され、床に落ちたものを拾う、靴下を履くといった日常動作にも影響が出ることがあります。固定する範囲が広いほど、この影響は大きくなります。

スポーツについても、コンタクトスポーツや激しい衝撃を伴う運動は制限されることが多いです。ただし水泳やウォーキングなど、身体に負担の少ない運動は術後も続けられます。

入院期間と回復にかかる時間

手術後の入院期間は通常1〜2週間程度です。退院後も安静が必要で、学校や仕事への完全復帰には2〜3ヶ月かかることが一般的です。部活動やスポーツへの復帰は半年から1年かかるケースも珍しくありません。

術後の痛みについては個人差がありますが、最初の数週間は強い痛みを感じることがあります。時間の経過とともに痛みは軽減していきますが、数ヶ月から1年程度続く方もいます。

手術費用と経済的な負担

側弯症の手術は高度な技術を要するため、費用も高額になります。ただし公的医療保険や各種制度を利用することで、実際の自己負担額を抑えることは可能です。経済面での不安を少しでも軽くするために、利用できる制度について知っておきましょう。

手術費用の目安

側弯症の手術費用は、保険適用前の総額で200〜400万円程度になることが多いです。健康保険が適用されるため3割負担となりますが、それでも60〜120万円程度の自己負担が発生します。さらに入院費用や術後のリハビリ費用なども加わります。

ただし高額療養費制度を利用すれば、月ごとの自己負担額には上限が設けられます。所得によって上限額は異なりますが、一般的な所得の場合は月8〜9万円程度に抑えられます。

利用できる公的制度

18歳未満のお子さんの場合、自治体によっては小児医療費助成制度が利用できます。また育成医療という制度もあり、これを利用すると自己負担がさらに軽減されます。事前に自治体の窓口で確認しておくことをおすすめします。

民間の医療保険に加入している場合は、手術給付金や入院給付金の対象となる可能性があります。保険会社に確認して、利用できる保障を把握しておきましょう。

手術を決断する前に考えてほしいこと

手術を勧められると、すぐに決断しなければならないと焦ってしまう方も多いです。しかし側弯症の手術は緊急性を要するものではないことがほとんどです。十分に情報を集め、納得した上で判断しても遅くはありません。

セカンドオピニオンの重要性

ひとつの医療機関の意見だけで判断するのではなく、別の専門医の意見を聞くことも大切です。同じコブ角でも、医師によって手術の必要性についての見解が異なることがあります。複数の意見を聞くことで、より客観的な判断ができるようになります。

セカンドオピニオンを受けることは、決して失礼なことではありません。むしろ多くの医師が推奨しています。

手術以外の選択肢を探す

手術は側弯症の治療法のひとつですが、唯一の選択肢ではありません。実際に当院では、手術を提案されていた患者さんが保存療法によって手術を回避できたケースが数多くあります。コブ角30度以上で手術を勧められていた10代の女性が、施術を続けることで手術不要と判断されるまで改善した例もあります。

もちろんすべての方に当てはまるわけではありませんし、重度の側弯症では手術が最善の選択となることもあります。しかし手術を決断する前に、他の方法を試してみる価値は十分にあると考えています。

保存療法という選択肢

保存療法とは、手術を行わずに側弯症の進行を抑えたり、改善を目指したりする方法の総称です。装具療法や運動療法、そして当院が行っているような手技による施術がこれに含まれます。身体に負担をかけずに改善を目指せることが最大のメリットです。

装具療法の限界

病院で提案される保存療法の代表が装具療法です。オーダーメイドの装具を1日20時間以上装着し、側弯の進行を抑えることを目指します。一定の効果は認められていますが、装着時間の長さや見た目の問題から、特に思春期のお子さんには大きな負担となります。

また装具療法は進行を抑えることが主な目的であり、すでに曲がってしまった背骨を改善させる効果は限定的です。

カイロプラクティックによるアプローチ

当院では、手術でも装具でもない第三の選択肢として、カイロプラクティックによる施術を行っています。背骨の歪みを矯正し、筋肉のバランスを整え、関節の動きを改善することで、側弯症の進行を食い止めるだけでなく改善に導くことを目指します。

側弯症の患者さんに共通して見られるのは、胸椎関節や肋骨関節の可動域減少、骨盤の傾き、背中や腰の筋肉の緊張です。これらの問題はレントゲンには映りませんが、側弯症の進行に深く関係しています。当院では詳細な検査でこれらの問題を特定し、一人ひとりに合わせた施術を行います。

なぜ手術を回避できるのか

側弯症が進行する背景には、関節の圧迫や筋肉の緊張による身体の柔軟性低下があります。この状態を放置していると、背骨は正しい位置を保つことができず、側弯は悪化していきます。逆に言えば、関節の動きを改善し、筋肉の緊張を緩和することで、側弯の進行を止めることができるのです

施術に加えて、姿勢指導やエクササイズの指導も行います。日常生活での身体の使い方を改善することで、施術の効果を持続させ、再発を防ぎます。

手術を回避できた患者さんの声

当院には、手術を勧められていた側弯症の患者さんが数多く来院されています。そして実際に施術を続けることで、手術を回避できた方がたくさんいらっしゃいます。もちろん全員が同じ結果になるわけではありませんが、参考にしていただければと思います。

30度以上のカーブが改善した10代女性

中学校の検診で側弯症を指摘され、経過観察を続けていた女性のケースです。高校に入ってから再び指摘を受け、病院で検査したところコブ角30度以上と診断されました。医師からは「手術をするか、このままにするか」という選択肢を提示されました。

手術と言われたときは本人も家族も大きなショックを受けたそうです。しかし当院での施術を続けた結果、病院での検査で「手術をしなくてよい」と言われるまでに改善しました。今では親子で安心して生活を送っています。

手術を迷っている方へ

側弯症で手術を勧められ、不安を感じている方は多いと思います。手術には確かにメリットもありますが、リスクや術後の制限、経済的負担など考えるべきことはたくさんあります。大切なのは、十分な情報を得た上で、納得のいく選択をすることです。

私は2005年から治療家として多くの側弯症の患者さんを診てきました。その経験から言えることは、手術が唯一の選択肢ではないということです。原因をしっかり検査し、適切な施術を行うことで、手術を回避できる可能性は十分にあります。

手術を決断する前に、ぜひ一度当院にご相談ください。詳細な検査であなたの側弯症の原因を明らかにし、改善の可能性についてお伝えします。一人で悩まず、一緒に最善の方法を探していきましょう。お子さんの将来のために、今できることを一緒に考えさせてください。


院長:高木

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