
院長:高木お気軽にご相談ください!
突然心臓がドキドキして不安になる、安静にしていても胸がバクバクする。そんな辛い症状に悩まされていませんか。病院で検査を受けても「異常なし」と言われ、薬を出されても根本的には良くならないという方も多いですよね。できれば薬に頼らず、自然に改善したいと思いますよね。
今回は動悸を薬に頼らずに改善する具体的な方法について、20年近く臨床現場で多くの患者さんを診てきた経験からお伝えしていきます。呼吸法から姿勢改善、生活習慣の見直し、体の根本的なケアまで、実践的な内容をご紹介しますので参考にしてください。




動悸の多くは自律神経の乱れと姿勢の問題が関わっています。薬以外のアプローチで根本から改善できます
動悸が起きた時、まず試してほしいのが深呼吸です。不安や緊張で呼吸が浅く速くなると、それがさらに動悸を悪化させる悪循環に陥ります。意識的に深くゆっくり呼吸することで、この悪循環を断ち切ることができます。
腹式呼吸が最も効果的です。楽な姿勢で座るか横になり、お腹に手を当てます。鼻からゆっくり4秒かけて息を吸い、お腹を膨らませます。そして口からゆっくり8秒かけて息を吐き、お腹をへこませます。吐く息を長くすることで、副交感神経が優位になり、心拍数が落ち着きます。
動悸を感じたらすぐにこの呼吸法を実践してください。5分から10分続けることで、ドキドキが徐々に治まってきます。通勤中でも仕事中でも、いつでもどこでもできる方法です。毎日朝晩に練習しておくと、いざという時にスムーズに実践できます。
動悸が強い時は、冷たい水で顔を洗うのも有効です。顔の三叉神経が刺激されることで、心拍数が下がる反応が起こります。特に目の周りを冷やすと効果的です。外出先ではハンカチを水で濡らして顔に当てるだけでも効果があります。
動悸の大きな原因の一つが姿勢の問題です。前かがみの姿勢が習慣化すると、胸郭が圧迫されて心臓が動くスペースが狭くなります。姿勢を正すだけで動悸が改善する方は非常に多いです。デスクワークやスマホ操作で一日中前かがみになっている方は要注意です。
座っている時の姿勢を見直しましょう。背もたれに寄りかからず、坐骨で座ることを意識します。耳、肩、腰が一直線になるように背筋を伸ばします。顎は軽く引き、肩の力は抜きます。この姿勢を保つことで、胸郭が広がり、心臓が楽に動けるスペースが確保されます。
立っている時も同様です。壁に背中をつけて立ち、頭、肩甲骨、お尻、かかとが壁につくかチェックしてみてください。つかない部分がある場合は、姿勢に問題があります。正しい姿勢を体に覚えさせることで、動悸が起きにくくなります。
胸郭を広げるストレッチも効果的です。両手を頭の後ろで組み、肘を後ろに引きながら胸を張ります。そのまま深呼吸を5回繰り返します。デスクワークの合間に1時間に1回行うと、動悸の予防になります。肩甲骨を寄せる運動も一緒に行いましょう。
動悸の根本原因の多くは、自律神経の乱れにあります。交感神経が過剰に働き、副交感神経がうまく働かない状態が続くと、心拍数が上がりやすくなります。生活習慣を整えることで自律神経のバランスが改善し、動悸が起きにくい体質になります。
まず睡眠を優先してください。毎日同じ時間に起きて、同じ時間に寝る習慣をつけましょう。睡眠不足は自律神経を乱す最大の要因です。7時間から8時間の質の良い睡眠を確保することが大切です。寝る前のスマホを控え、部屋を暗くし、リラックスできる環境を整えます。
朝起きたらすぐに太陽の光を浴びることも重要です。体内時計がリセットされ、自律神経のリズムが整います。朝食もしっかり食べて、体を目覚めさせましょう。規則正しい生活リズムが、動悸の予防につながります。
適度な運動は心臓の機能を高め、動悸を起きにくくします。ウォーキングやジョギングなど、軽い有酸素運動を1日20分から30分、週に3回以上行いましょう。ただし激しい運動は逆効果です。会話ができる程度の強度で十分です。運動することで自律神経も整います。
カフェインは交感神経を刺激し、心拍数を上げます。動悸がある方は、コーヒー、紅茶、緑茶、エナジードリンクなどカフェインを含む飲み物を控えましょう。特に午後以降のカフェイン摂取は避けるべきです。夜の動悸や不眠の原因になります。
アルコールも動悸を引き起こす原因になります。飲んでいる時は一時的にリラックスしますが、アルコールが分解される過程で交感神経が刺激され、数時間後に動悸が起こることがあります。また脱水状態になることで、心臓に負担がかかります。
タバコも同様です。ニコチンは心拍数を上げ、血管を収縮させます。動悸がある方は禁煙することを強くおすすめします。どうしても難しい場合は、本数を減らすことから始めてください。
脱水状態になると、血液の循環が悪くなり、心臓に負担がかかります。こまめに水分を補給しましょう。一日1.5リットルを目安に、常温の水をゆっくり飲むのが理想です。一気飲みは避けて、少しずつ飲む習慣をつけてください。
ストレスや不安は、動悸の大きな引き金になります。精神的な緊張が続くと、交感神経が優位な状態が続き、心拍数が上がりやすくなります。ストレスをうまくコントロールすることが、動悸の改善に直結します。
リラクゼーション法を日常に取り入れましょう。瞑想や軽いヨガ、ストレッチなど、自分に合った方法を見つけることが大切です。1日10分でも構いません。静かな場所で目を閉じ、呼吸に意識を向けるだけでも効果があります。
また完璧主義を手放すことも重要です。何事も完璧にこなそうとすると、常に緊張状態になります。適度に手を抜く、人に頼る、優先順位をつけるなど、自分を追い込まない工夫をしましょう。動悸が起きても「大丈夫、すぐ治まる」と自分に言い聞かせることで、不安が軽減します。
仕事や家事だけでなく、自分が心から楽しめる時間を作りましょう。好きな音楽を聴く、本を読む、散歩をする、友人と話すなど、リラックスできる活動を意識的に取り入れます。笑うことも副交感神経を活性化させるので、コメディ番組を見るのもおすすめです。
首や肩の筋肉が硬くなると、自律神経の働きが悪くなります。特にデスクワークで長時間同じ姿勢を続けている方は、首や肩がガチガチに固まっています。この緊張をほぐすことで、自律神経のバランスが整い、動悸が改善します。
首をゆっくり前後左右に倒すストレッチを行いましょう。各方向5秒ずつキープします。肩を回す運動も効果的です。前回し10回、後ろ回し10回を1セットとして、1日3回行います。これだけでも首や肩の血流が改善し、自律神経の働きが良くなります。
温めることも大切です。蒸しタオルを首に当てる、お風呂でゆっくり温まるなど、熱で筋肉の緊張をほぐします。シャワーだけで済ませず、湯船に浸かる習慣をつけましょう。40度程度のぬるめのお湯に15分程度浸かることで、副交感神経が優位になり、動悸が起きにくくなります。
自律神経は背骨から出ているため、背骨の歪みは自律神経の働きに直接影響します。特に胸椎と呼ばれる背中の骨の歪みは、心臓の働きを調整する神経に影響を与えます。当院で検査をすると、動悸のある方のほとんどに背骨の歪みや可動域の制限が見られます。
背骨の歪みは、長年の姿勢の悪さ、筋肉の緊張、ストレスなどが積み重なって起こります。一度歪んでしまうと、自分では元に戻すことが難しいです。専門的な検査と施術が必要になります。
背骨の動きを改善することで、自律神経の伝達が正常化し、心臓の拍動リズムが安定します。また胸郭の動きも改善するため、心臓が楽に動けるスペースが広がります。これが動悸の根本改善につながるのです。
猫背の姿勢では、胸椎が後ろに曲がりすぎて、胸郭全体が圧迫されます。心臓だけでなく肺も圧迫されるため、呼吸も浅くなります。呼吸が浅いと酸素が不足し、心臓がさらに頑張ろうとして動悸が起こります。猫背を改善することは、動悸改善の最重要課題です。
病院で処方される薬は、心拍数を抑えたり不整脈を整えたりする効果があります。確かに一時的に症状を和らげることはできますが、動悸の根本原因を解決しているわけではありません。薬をやめればまた動悸が戻ってくる、それが薬物療法の限界です。
また長期的な薬の使用には副作用のリスクもあります。めまい、ふらつき、倦怠感などが現れることがあります。薬に依存してしまうと、薬なしでは生活できない状態になることもあります。
動悸の多くは、姿勢の問題、自律神経の乱れ、生活習慣の問題、ストレス、筋肉の緊張など、複数の要因が絡み合って起こります。これらは薬では改善できません。根本から改善するには、体の構造的な問題を整え、生活習慣を見直すことが必要なのです。
湘南カイロ平塚整体院では、動悸に対して独自のアプローチを行っています。まず初回に徹底的な検査を行い、なぜ動悸が起こっているのか、その根本原因を特定します。姿勢分析、背骨の可動域チェック、筋肉の緊張度評価、自律神経の状態確認など、多角的に身体を診ます。
検査で明らかになった原因に対して、カイロプラクティックの施術を行います。背骨の歪みを矯正して神経の伝達を正常化させ、自律神経のバランスを整えます。胸郭の動きを改善することで、心臓が楽に動けるスペースを作ります。首や肩の筋肉の緊張を緩和し、血流を改善します。
施術だけでなく、今回お伝えしたような呼吸法、姿勢改善、生活習慣の見直しなど、一人一人の状態に合わせた具体的なセルフケアも指導します。心臓に器質的な問題がない動悸は、体の構造と機能を整えることで改善できるケースが多いんです。
| 改善方法 | 効果 | 継続の必要性 |
|---|---|---|
| 深呼吸 | 即効性あり、心拍数低下 | 動悸時に実践 |
| 姿勢改善 | 胸郭の拡張、心臓の負担軽減 | 常に意識 |
| 生活リズム固定 | 自律神経の調整 | 毎日継続 |
| カフェイン制限 | 交感神経の抑制 | 毎日意識 |
| ストレス管理 | 自律神経の安定 | 日常的に |
| 首肩ストレッチ | 筋肉の緊張緩和 | 毎日実践 |
| 適度な運動 | 心肺機能の向上 | 週3回以上 |
| 入浴習慣 | 副交感神経の活性化 | 毎晩実践 |
| 体のケア | 背骨・自律神経の調整 | 定期的に |
動悸を薬に頼らずに改善する方法は、深呼吸、姿勢改善、生活習慣の見直し、カフェインやアルコールの制限、ストレス管理、首肩のストレッチ、適度な運動、入浴習慣、そして体のケアなど多岐にわたります。これらを組み合わせることで、根本的な改善が期待できます。
大切なのは、自分の動悸の原因が何なのかを理解することです。姿勢の問題なのか、ストレスなのか、生活習慣なのか、自律神経の問題なのか。原因が分かれば、適切な対処法も見えてきます。今回ご紹介した方法を試しながら、自分に合った改善法を見つけてください。
ただし動悸の原因は複数が絡み合っていることが多く、自己流での改善には限界もあります。特に症状が強い場合、頻繁に動悸が起こる場合、胸痛や息苦しさを伴う場合は、まず医療機関で心臓に問題がないか確認することが大切です。心臓に器質的な問題がない動悸であれば、体の構造と機能を整えることで改善できます。
薬に頼りたくない、自然に動悸を改善したい、そんな思いを持つ方のお力になりたいと思っています。一人で不安を抱えず、いつでもお気軽にご相談ください。動悸から解放されて、安心して毎日を過ごせる生活を一緒に取り戻しましょう。

