
院長:高木お気軽にご相談ください!

院長:高木お気軽にご相談ください!
こんにちは、湘南カイロ平塚整体院の高木です。赤ちゃんの頭の形が変形してしまい、どうすれば治せるのか悩んでいませんか。後頭部が平らになったり、左右非対称になったりして、このまま成長してしまうのではないかと不安になりますよね。
当院には、赤ちゃんの頭の形が気になって相談に来られる方がたくさんいます。変形してしまった頭の形でも、月齢に応じた適切な方法で改善できる可能性があります。今日は自宅でできる方法から専門的な治療まで、赤ちゃんの頭の形を治すための具体的な方法についてお話ししていきますね。




諦めずに適切な方法を試していきましょう
赤ちゃんの頭の形は自然に治ると言われてきましたが、実際には変形の程度によって異なります。軽度の変形であれば、首がすわり寝返りができるようになると、自然と改善する場合もあります。生後3〜4ヶ月になると縦抱きやおんぶなど色々な姿勢を取れるようになり、動きが活発になるためです。
しかし、重度のゆがみは約7割が改善しないという研究結果があります。自然治癒を期待して待つだけでは、変形が進行してしまうリスクがあります。特に生後4ヶ月を過ぎると頭蓋骨が固くなり始めるため、対応が遅れると改善が難しくなります。自分の赤ちゃんの変形がどの程度なのかを見極め、早めに対処することが大切です。
まずは自宅で今日からすぐに始められる方法を試してみましょう。変形の程度が軽い場合は、環境調整や抱っこの工夫だけでも改善が期待できます。月齢が早いほど効果が出やすいため、気づいたらすぐに実践することをおすすめします。
寝ている時に、いつもと反対側を向くようにそっと顔の向きを変えてあげましょう。授乳のたびに頭の向きを正面、右向き、左向きと入れ替えることで、後頭部への圧力を分散できます。ベッドの頭と足の向きを日ごとに入れ替える方法も効果的です。
赤ちゃんは音や光がする方を向く傾向があるため、ベッドの向きを変えるだけで自然と向きが変わります。向き癖のある方向を壁側に、反対側を人が生活する側に配置すると、赤ちゃんがそちらを向くよう促せます。
タミータイムとは、赤ちゃんが起きている時間に、大人が見守りながらうつぶせで遊ばせる時間のことです。1日20分を目安に、数回に分けて実践しましょう。うつぶせ姿勢にすると頭への圧力が減るだけでなく、首や背中の筋肉を鍛え、運動発達を促す効果があります。
お母さんの胸やお腹、膝の上に赤ちゃんをうつぶせにすることから始めて、徐々に床やマットの上でも行えるようにしていきましょう。必ず目の届く範囲で行い、赤ちゃんが疲れたり嫌がったりしたらすぐに抱き上げてください。
4つ折りにしたバスタオルをさらにぐるぐる巻きにして、向かせたい方向と反対側の背中に沿わせて体の下に挟み込みます。右を向かせたい場合は左側の背中にタオルを配置します。2時間を目安に姿勢を変えてあげると良いでしょう。ただし、就寝中や目を離す時間には使用せず、起きていて見守れる時間だけ実践してください。
自宅での工夫を続けても改善が見られない場合は、専門的な治療を検討する必要があります。治療方法は理学療法とヘルメット治療、そして当院で行っている施術の3つがあります。
ヘルメット治療は、赤ちゃんの頭に合わせた専用ヘルメットを装着し、平坦な部分の成長を促す治療法です。開始時期は生後4〜6ヶ月頃が最も効果的とされ、生後7ヶ月未満で開始した場合に改善度が大きいという研究結果があります。無理やり締め付けるのではなく、平らな部分が成長するスペースを作ることで自然に丸い形へ導きます。
費用は自費診療で高額になることや、装着期間が半年から1年と長いこと、1日23時間の装着が必要であることなど、デメリットもあります。ただし、中等症以上の変形では効果が高く、多くの症例で頭の形の改善が見られています。
当院では、頭の形の変形の根本原因を検査で明らかにし、一人一人に合った施術を行っています。向き癖の原因は環境的な要因だけでなく、頚椎や胸椎、骨盤の変位、筋肉や筋膜の緊張など、複数の要因が複雑に絡み合っています。
3グラム程度のソフトな刺激で赤ちゃんに負担をかけることなく、骨格と筋肉のバランスを整えることができます。頭の形に対する施術に合わせて、向き癖や身体の緊張を取り除くことで、赤ちゃんが自由に動けるようになり、結果として頭の形の改善につながります。ヘルメット治療と併用することも可能で、ヘルメット治療によって起きる身体への緊張も施術で取り除けます。
赤ちゃんの月齢によって、適切な対応方法が異なります。生後4ヶ月未満の場合は、まずは育児習慣の見直しと積極的な体位変換をおすすめします。タクティールケア(背中のマッサージ)や、タミータイムを取り入れることで改善が期待できます。
生後5ヶ月以上で頭の変形が強い場合は、ヘルメット治療や専門的な施術を検討する時期です。生後6ヶ月を過ぎてもヘルメット治療を開始することは可能ですが、早いほど効果が出やすいため、できるだけ早めに相談することをおすすめします。
どの治し方を選ぶかは、変形の程度、赤ちゃんの月齢、経済的な状況、家族の方針によって異なります。軽度の変形であれば自宅での工夫だけでも改善する可能性があり、中等症以上の変形ではヘルメット治療や専門的な施術が推奨されます。
大切なのは、一つの方法だけに固執せず、複数のアプローチを組み合わせることです。自宅での体位変換やタミータイムを継続しながら、必要に応じて専門家のサポートを受けることで、より効果的に改善できます。
赤ちゃんの頭の形は、適切な時期に適切な方法で対処すれば改善できる可能性があります。自宅でできる方法を試しても効果が感じられない場合は、一人で悩まず専門家に相談してください。当院では、検査によって根本原因を明らかにし、赤ちゃん一人一人に合った施術とアドバイスを提供しています。いつでもお気軽にご相談ください。

