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赤ちゃんが楽しめる向き癖改善トレーニング法

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湘南カイロ平塚整体院の高木です。赤ちゃんの健やかな成長を願うお父さん、お母さんから「向き癖を改善するために家庭でできるトレーニングはありますか」というご質問をたくさんいただきます。

赤ちゃんの向き癖は、単に姿勢を変えるだけでなく、筋力や運動発達を促すトレーニングを取り入れることでより効果的に改善できることが分かっています。特に赤ちゃんの向き癖に対するトレーニングは、首すわりや寝返りといった発達段階をサポートすることにもつながるんです。

今回は私が20年近く赤ちゃんの施術に携わってきた経験から、ご家庭で安全に実践できるトレーニング方法を体系的にお伝えします。焦らず楽しみながら続けることが何より大切ですよ。

院長:高木

トレーニングと聞くと難しく感じるかもしれませんが、赤ちゃんとの遊びの延長として楽しく取り組めるものばかりです

目次

向き癖改善に効果的なタミータイムとは

向き癖改善のトレーニングで最も重要なのがタミータイムです。タミータイムとは、赤ちゃんを起きている時間にうつぶせの姿勢にして遊ばせる時間のことを指します。

うつぶせの姿勢は、赤ちゃんが自然と頭を持ち上げようとするため、首や背中、肩の筋肉をバランスよく鍛えることができます。アメリカ小児科学会でも推奨されているこの方法は、向き癖の改善だけでなく、運動発達全般を促進する効果があることが知られています。

ただし、必ず大人が見守っている時に行うことが絶対条件です。睡眠時のうつぶせ寝は乳幼児突然死症候群のリスクがあるため避けてください。あくまでも起きている時間に、目を離さずに実践するトレーニングです。

タミータイムを始める時期と頻度

タミータイムは生後すぐから始めることができます。新生児期は1回数十秒から始め、慣れてきたら徐々に時間を延ばしていきましょう。生後2ヶ月頃には1回3分程度、生後3ヶ月以降は1回5分から10分を目標にすると良いでしょう。

1日の合計時間としては、最終的に30分から60分を目指すのが理想的です。ただし、これは一度に行う必要はありません。授乳後やおむつ替えの後など、赤ちゃんの機嫌が良いタイミングで、1日に数回に分けて実践してください。

タミータイムの正しいやり方

硬めのマットや床の上にバスタオルなどを敷いて、赤ちゃんをうつぶせにします。最初は赤ちゃんの胸の下に丸めたタオルを入れてあげると、少し楽な姿勢になります。

赤ちゃんの目線の高さにカラフルなおもちゃや鏡を置いたり、お父さんやお母さんが床に寝転んで目を合わせたりすると、赤ちゃんは頭を持ち上げようと頑張ります。この自発的に頭を持ち上げる動作こそが、首の筋肉を鍛える最高のトレーニングになるんです。

もし赤ちゃんが嫌がって泣いてしまう場合は、最初はお母さんの胸の上でうつぶせにする方法から始めてみましょう。肌の温もりを感じながらなら、赤ちゃんも安心してタミータイムに慣れていけます。

月齢別のトレーニングプログラム

赤ちゃんの発達段階に合わせて、トレーニング内容を調整することが効果的です。ここでは月齢別に適したトレーニング方法をご紹介します。無理のない範囲で、赤ちゃんのペースに合わせて進めてください。

生後0ヶ月から2ヶ月のトレーニング

この時期はまだ首がすわっていないため、とても優しいトレーニングから始めます。授乳やおむつ替えの際に、意識的に左右交互に抱っこする習慣をつけることが大切です。

タミータイムは1回30秒から1分程度の短時間で、1日に3回から5回行います。お母さんの胸の上で行う方法が最も安全で、赤ちゃんも受け入れやすいでしょう。声をかけたり歌を歌ったりしながら、楽しい時間として過ごしてください。

生後3ヶ月から4ヶ月のトレーニング

首がすわり始める時期です。タミータイムの時間を1回5分程度に延ばし、赤ちゃんの前におもちゃを置いて手を伸ばす動作を促しましょう。この動作は肩や腕の筋肉も鍛えることになります。

また、仰向けの状態で赤ちゃんの両足を優しく持ち、ゆっくりと自転車をこぐような動きをサポートするトレーニングも効果的です。骨盤や股関節の動きを促すことで、全身のバランスが整いやすくなります

生後5ヶ月以降のトレーニング

寝返りを始める時期になると、トレーニングの幅が広がります。タミータイムでは少し離れた場所におもちゃを置き、赤ちゃんが自分で移動しようとする動きを引き出しましょう。

横向きの姿勢を保つ練習も取り入れます。背中にクッションやタオルを置いて横向きを維持し、この姿勢で遊ばせることで、向き癖とは反対側の筋肉を自然に使うようになります。

日常生活で取り入れたい環境調整

トレーニングの効果を最大限に引き出すためには、日常生活での環境調整も重要です。赤ちゃんが自然と向きを変えたくなる環境を作ることで、無理なく向き癖の改善をサポートできます。

ベッドやベビーベッドの配置を工夫して、赤ちゃんが向き癖とは反対側を向きたくなるようにしましょう。窓からの光、家族の声が聞こえる方向、おもちゃやメリーの位置など、すべてが赤ちゃんの興味を引く要素になります。

抱っこと授乳での工夫

毎日の抱っこや授乳の時間も、向き癖改善のトレーニングチャンスです。お母さんやお父さんの利き腕の関係で、無意識に同じ向きで抱っこしがちですが、意識的に左右をバランスよく抱くようにしましょう。

最初は不慣れな向きでの抱っこに戸惑うかもしれませんが、数日続ければ自然にできるようになります。授乳も同様に、左右両方から行うことで赤ちゃんの首の動きに変化をつけられます。

おもちゃと声かけの戦略的配置

カラフルなおもちゃやガラガラを、向かせたい方向に配置することも効果的です。赤ちゃんは動くものや音の出るものに興味を示すため、これらを使って自然と首を動かす機会を増やせます。

家族が声をかける際も、向き癖とは反対側から話しかけるように意識してください。赤ちゃんはお父さんやお母さんの声が大好きなので、自然とそちらを向こうとします。

トレーニングを楽しく継続するコツ

向き癖改善のトレーニングは、一度や二度やっただけでは効果が出ません。毎日コツコツと続けることが大切ですが、義務感ではなく赤ちゃんとの楽しい時間として取り組むことが継続の秘訣です。

トレーニングの時間を決めて習慣化すると良いでしょう。例えばお風呂上がりや朝起きた後など、毎日同じタイミングで行うことで、赤ちゃんも親も自然とリズムができます。

赤ちゃんの反応を見ながら調整する

赤ちゃんが楽しそうにしている時は少し長めに、疲れているようなら短めにと、その日の様子に合わせて柔軟に対応してください。無理をすると赤ちゃんがトレーニング自体を嫌がるようになってしまいます。

また、効果が出ているかどうかを定期的にチェックすることも大切です。向きを変える回数が増えた、反対側も向けるようになった、頭を持ち上げる時間が長くなったなど、小さな変化を見逃さずに記録しておくとモチベーションが保てます。

家族みんなで取り組む

お母さんだけでなく、お父さんや祖父母など家族みんなでトレーニングに関わることで、負担も分散され楽しさも増します。それぞれが違うおもちゃや声かけの方法を試すことで、赤ちゃんにとっても良い刺激になります。

専門的な視点から見た向き癖とトレーニングの関係

これまで多くの向き癖のある赤ちゃんを診てきた経験から言えることは、トレーニングだけでは解決しない原因が隠れていることもあるということです。

向き癖の原因は、首の筋肉の問題だけでなく、頚椎や胸椎、骨盤の歪み、筋膜の緊張など複数の要因が絡み合っています。ご家庭でのトレーニングで改善が見られない場合は、これらの根本的な原因にアプローチする必要があるかもしれません。

当院では、赤ちゃん一人一人の身体を丁寧に検査し、向き癖の真の原因を特定します。そして3g程度の極めてソフトな刺激で、骨格の歪みや筋肉の緊張を調整していきます。施術後は赤ちゃんの身体が本来持っている自由な動きを取り戻し、ご家庭でのトレーニング効果もより高まります。

トレーニングで赤ちゃんの可能性を引き出そう

向き癖の改善は、単に頭の形を整えるだけでなく、赤ちゃんの運動発達全体をサポートすることにつながります。タミータイムをはじめとするトレーニングを通じて、首すわり、寝返り、お座り、ハイハイといった発達段階を順調に進めることができるでしょう。

大切なのは焦らないことです。赤ちゃんの成長には個人差があり、それぞれのペースがあります。今日できなかったことが明日できるようになる、その瞬間を楽しみながら見守ってあげてください。

もしトレーニングを続けても改善が見られない、正しい方法がわからない、より専門的なアドバイスが欲しいという場合は、一人で悩まずにいつでも当院にご相談ください。赤ちゃんの健やかな成長のために、検査から施術、ご家庭でのケア方法まで丁寧にサポートさせていただきます。LINEやお電話で、お気軽にお問い合わせくださいね。


院長:高木

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