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【膝の痛み】10年続いていた膝の痛みが2ヶ月で改善
膝の痛みで来院された女性(50代/主婦)の改善事例をご紹介します。

主訴(来院時の症状)
両膝に痛みを感じる。歩行中に痛みはないが、長時間立ち続けることや膝を曲げる動作で痛みを感じる。家事で立ち座りや屈む動作が大きので生活上痛みを感じる瞬間が多い。
姿勢の悪さを感じ、慢性的な腰痛や肩こりもある。肩こりがひどい時は頭痛も出るため、薬を飲んでいる。更年期であることから、エクオールや命の母を飲んでいるが、痛みなどの症状が楽になることはない。
年々、あちこちに痛みを感じるようになっているため、日々の疲れも取れづらくなっている。
来院に至るまでの経緯
10年前から膝の痛みが気になるようになり、整形外科へ受診するも検査では異常なしと診断。スジや腱が硬くなっていると指摘されたが、特に治療は行われなかった。この1、2年でさらに症状がひどくなったため、リウマチの検査を行うが、その異常もなかった。
このままでは日常生活がどんどん出来なくなるのではと不安を感じ、根本的な身体の改善をしたいと考え、膝痛と総合的に身体をみれる整体院を探す。
ネットで対応できる院を探し当院を見つけ来院に至る。膝の痛みを中心とした症状の改善と、慢性的な腰痛や肩こり、姿勢も状態を含めた体質の改善も期待している。
検査と所見
初回検査結果は以下の通り。
- 静的姿勢分析より、前方頭位と骨盤後傾位
- 動的姿勢分析より、患側の仙腸関節可動域減少
- 第3胸椎-第5胸椎、後方変位
- 第3腰椎-第5腰椎、後方変位
- 僧帽筋・肩甲挙筋の柔軟性低下
- 両大腿四頭筋、柔軟性低下による筋反射低下
- 第1腰椎-第5腰椎付近の脊柱起立筋筋繊維の硬結
- 患側の臀部筋群の筋スパズム
- 大腿四頭筋群のトリガーポイント
検査結果の分析により、腰椎及び仙腸関節の可動域減少、大腿四頭筋の柔軟性低下と判断。
施術内容と経過
膝関節の動きに関連する、大腿四頭筋群の緊張が強いため、筋肉の施術に重点を置いた。

膝関節の痛みは筋肉の緊張が大きく関係している。膝の痛みに対して最も使われる検査はレントゲンだが、レントゲンは静止した状態の骨をみる検査なので、動きによる痛みの原因の特定は難しい。多くの場合、膝の痛みは歩く立つ昇るなどの特定動作によってを感じるので、動きに関わる筋肉の検査が重要である。
また、膝の動きに関係する筋肉は骨盤から足まで繋がっている。そのため、骨盤の状態も膝の痛みには関係している。膝の痛みで原因がわからないと診断を受ける理由は、筋肉や骨盤の問題を検査しないからだと言える。

柔軟性の低下した筋肉は負担がかかることで痛みや違和感を発生させる。今回の症状は特に、筋肉の問題が強かった。その理由として、大腿四頭筋に手の平で筋肉を緩める施術(掌圧法)を行った際に、中程度の圧痛を感じた為である。
圧痛は、緊張して筋肉が引き伸ばされる(ストレッチされる)ことで感じるため、大腿四頭筋の強い緊張が確認できた。原因の特定が出来たため、症状の早期改善を目的とし、膝の動きに関係する筋肉の施術と骨格の矯正を行った。
- 初回〜5回目/週2回ペース
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初回に行った、膝関節の屈伸動作の検査で起きる痛みを基準とし、施術前と施術後の変化を見た。大腿四頭筋の施術を行った後に同様の検査を行うと、明確な痛みの減少が起きた。
この事から、現在の痛みの最重要原因が特定できた為、症状の改善の為に筋肉に重点的な施術を行った。
膝に関しては、来院毎に症状の改善が見えた。5回目の来院時、前日によく歩いて立ち座りも多い家事をしたが、膝に大きな痛みがなく過ごせたと報告があった良い状態をキープするため、姿勢に対するセルフケアを伝えた。
- 6回目〜14回目/週1回ペース
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歩いたり、あえてしゃがむ動作を試してみたりと、身体の変化を確認している。たまに違和感が出ることもあるが、痛みが強く出ることはなくなっている。
再検査時に姿勢は写真を撮ると、軽度であるが正しい姿勢の状態に近づいていた。慢性的な腰痛や頭痛の頻度も減っていたが、目に見える形で姿勢が変わっていることがわかり、自身が持てたようだった。
体勢を意識する形のスクワットを伝え、エクササイズも実践する段階にまで回復した。
- 15回目〜現在/月1回ペース
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膝関節に症状がなくなり、仕事を始めた。新生活が始まったため、膝の痛みや身体の痛みの再発に少し不安があったが、疲れが出る程度で過ごせている。
およそ月1回もペースで症状をコントロールしながら、日々セルフケアやエクササイズを実践し、体質の改善と身体の強化を行っている。
以下ご本人のメッセージ
長年、膝の痛みで悩んでいました。レントゲンで異常なしと言われ、リウマチでもないことがわかっていたので、いつか良くなるだろうと思っていましたが、ここ数年でかなりひどくなり不安でした。
立ち座りや家事で屈む動作も痛く、どんどん体が動かなくなっていくので困っていましたが、2回3回と施術してもらうごとに痛みがなくなっていくので驚きました。
痛みもなくなり、再検査で姿勢も良くなっているのも確認できたので、とても嬉しかったです。今はウォーキングも出来るくらい元気になりました。
院長からのコメント
長年の膝の痛みがあっても、整形外科で膝関節の検査で異常なしと診断をされる場合は良くあります。薬を飲んで痛みを抑えることができても、根本的な解決にならないので不安を感じますよね。
レントゲンでわかる痛みの原因は骨の変形などほんの一部なり、関節の動きや膝周りの筋肉の緊張などは検査することができません。そして、膝の痛みの原因がレントゲンでわからない別の場所にあることがほとんどです。
今回検査によって症状の原因が姿勢の問題、骨盤や骨格の歪み、患部付近の筋肉の問題ということがわかりました。この問題が解決されることは腰痛や頭痛の解消にもなり、正しい姿勢で過ごせるようになれば、あらゆる症状の再発のリスクが少なくなります。
仕事をしたり歩いたり、日常生活でやりたいこと出来るようになったことは、こちらもとても嬉しく思います。またのご来院をお待ちしております。
膝の痛みでお悩みなら…
膝の痛みについて解説しているこちらのページもお読みください。


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根本改善を目指す当院では、原因特定のために初回の多くの時間を問診と検査に費やしています。
一日の予約枠が元々限られていることに加え、初回は問診・検査の入念な準備も必要になるため、初診受付は1日2名までに制限しております。予約が取りにくい曜日や時間帯もありますので、早めにご予約ください。ご予約時には「キャンペーンを見て……。」と、ご連絡ください。