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【息苦しさ】呼吸器科・内科でも半年変化がなかった症状が改善
息苦しさの症状で来院された(30代/会社員)の改善事例をご紹介します。

主訴(来院時の症状)
息苦しさが半年前から発生する。家事や仕事などの活動時に発生することが多く、何もしていない安静時でもたまに発生する。
日頃から疲れやすさを感じ、最近は落ち着いていた頭痛の頻度も高くなってきている。昔から、姿勢の悪さが気になっている。
来院に至るまでの経緯
息苦しさを感じ、症状の発生した翌月と3ヶ月後に呼吸器内科を受診するが、検査では異常なし診断。症状発生から半年が経過し、内科に受診するも異常なしと診断を受け、自律神経の問題ではと伝えられる。
漢方を飲みながら様子を見るが大きく悪化することも改善することもなく、徐々に生活の制限が増えている。自律神経の不調に対応している整体院を探し、当院に来院。症状を改善させ、日常生活の活動に制限がなくなり、運動をして体力をつけたいと考えている。
検査と所見
初回検査結果は以下の通り。
- 姿勢分析より、前方頭位と円背、骨盤後傾位
- 左腸骨後下方変位、右腸骨前上方変位
- 第2頚椎-第4頚椎、左後方変位
- 第3胸椎-第9胸椎、後方変位
- 肋椎関節、可動域減少
- 僧帽筋、肩甲挙筋の緊張
- 大胸筋の緊張
- 上・中部脊柱起立筋群の緊張
検査結果の分析により、胸椎可動域減少、背部筋肉の緊張から起きる自律神経不調と判断。
施術内容と経過
胸部の脊椎関節の可動域低下と背部筋群の緊張が強い為、胸背部を中心に施術を行った。

原因不明と言われた息苦しさの原因には、呼吸器に繋がる自律神経の働きと血流が大きく関係している。この2つの働きによって呼吸器は正常に活動するが、筋肉の緊張や背骨・骨格の変位による可動域減少によって、この自律神経の流れと血流が悪くなることで、正しい呼吸器の機能が低下し、息苦しさが発生する。
自律神経には交感神経と副交感神経がある。本来、自律神経は1日の中で緩やかに切り替わるが、筋肉や骨格に問題があると神経が刺激され、その働きに誤作動が起きやすくなる。
めまいや立ちくらみなどに関係する神経は頭・首・肩に分布され、胃の不調・息苦しさ・動悸などに関係するのは背中に、下痢やお腹の不調に関係するのは腰部・骨盤部にそれぞれ繋がっている。
それぞれの部位に強い筋肉の緊張や背骨の歪みがあると、神経・血管の流れが悪くなり、臓器に正常な命令が出来ず、様々な症状が発生するようになる。

日々の生活によって身体へ負担があっても、柔軟な身体であれば蓄積はあまりされないが、緊張や歪みがあると、負担はその部位に蓄積される。それにより、症状が出やすい状態になっている。
内臓は肋骨と背骨の中に収まっている。身体の歪みや筋肉の緊張があれば、体内のスペースが狭まり内臓の正常な動きを制限させる。その制限により、うまく肺が広がらなくなること、横隔膜の動きが制限されることも、息苦しさの発生原因となる。

筋肉の緊張は交感神経を優位に働かせる。その結果身体はいつも緊張、興奮しやすい体質になり、疲れがたまりやすくなる。少しの刺激でも身体が強く反応するため、あらゆるタイミングで不調の予兆のようなものが発生していると考えられる。
自律神経や血液の流れを阻害している背骨の関節や筋肉の緊張を取り除き、不調を起こしている器官が正常に働くようにすることで、症状は改善される。

- 初回
-
初回の検査、背骨の可動性検査により、胸椎の可動域減少が顕著に見られた。また、背部筋群への圧痛テストにより緊張が強く確認できた。このことから今回の症状の原因が呼吸器の自律神経の伝達不良と、肺の動きの制限から起きている息苦しさと判明した。
症状発生のメカニズムを説明し、症状に関連する部位に問題があることを伝えると、原因不明ではないことに安心を感じたようであった。次回来院が1週間後になるため、施術によって整えられた姿勢の状態を維持するセルフケアを伝えた。
- 2回目/初回来院から1週間後
-
初回の施術後から1週間たったが、息苦しさが気にならない日が数日あった。
背部の緊張や胸椎の問題はあるが、初回に比べて圧痛は減少していた。引き続き胸部、背部を中心に施術を行い、呼吸に関するセルフケアも伝えた。
- 3回目/2回目来院から10日後
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来院時の問診で、症状が8割くらい良くなっているという報告があった。
背部の筋肉の圧痛や胸椎の問題も初回に比べて大きく減少していた。頻度の高かった頭痛もあまり出ず、朝に疲れも軽くなったように感じていた。
- 4回目/3回目来院から10日後
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調子が良い日が続いている。仕事も忙しくなり、制限していた活動を徐々に増やしているため、多少の不安があったが、大きな不調が出ないことに安心している。
- 5回目/4回目来院から2週間後
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少しだけ腰の重さがあったが、痛みではなく疲れ程度。息苦しさも出ていない。初回来院時にあった背部の圧痛も消失している。
- 6回目/5回目来院から1ヶ月後
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前回来院から1ヶ月経過したが息苦しさは出ていない。ウォーキングなど、軽い運動を再開しているが、不調にはならず生活できている。
以下ご本人のメッセージ
呼吸器科でも内科でも異常なしと言われて不安だけでなくストレスもありました。症状は悪化はしていないがよくなることもなかったので、毎日疲れていました。
自律神経失調症かもとも言われていましたが、施術を受けることでどんどん息苦しさの頻度が減り、今はすっかりなくなっています。ありがとうございました。
院長からのコメント
原因不明、異常なしと言われる症状にも必ず原因があります。症状の原因がわからない状態で過ごすことも自律神経に負荷をかけるので、体調はより悪くなっていました。当院の検査と施術後の変化によって、息苦しさの真の原因の特定もできたことが、今回の症状改善に大きく関係しました。
半年以上続く症状でも、今回のように根本原因を取り除く施術ができれば、症状の改善は問題なく行えます。数回の施術で症状の改善が体感できたことは、こちらも嬉しく思っています。
何か身体に不調を感じれば、いつでもご連絡ください。またのご来院をお待ちしております。
息苦しさでお悩みなら…
息苦しさについて解説しているこちらのページもお読みください。


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